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『自分の仕事をつくる』を読んで

久しぶりの日本への一時帰国でだったので、日本で買いたい本のリストは作っていた。その中の一冊である西村佳哲さん著『自分の仕事をつくる』を、時差ぼけで早起きした今朝読んだ。この本をリストに載せた理由は、デザイン人類学の中村寛さんが、オンラインで視聴可能になっていた講座でお話されていて、面白そうだと思ったことがきっかけだった。自分がやる仕事が人生の中で必要な活動なのだと思えることは私にとってとても重要だ。ちなみにデザイン人類学は自分が活動していくうえでの、とても共感ができる考え方だと思っている。

日本に住む家族や友人とは少なくとも10年ぶりの再会で、皆それぞれの人生での経験が熟しているのを見聞きし、自分がこれからどのような活動をしていくのかを考えるきっかけにもなった。私の活動の中心はジュエリー制作と販売だったが、昨年夏に腕を痛めて以来、活動を最低限に抑えていた。その際にできることとして、日本語を教えること、そしてとあるNPOの相談員という活動も増やしていた。また、ギャラリーのソーシャルメディアの投稿を数年年続けており、それ以外にも小さな記事を書くということも少しやっていく予定になっている。

さて、痛めた腕の調子もほぼ100パーセント戻ってきた今、これらの活動をどのような割合で続けていくのか?うんうんうなっていると、息子が付箋紙をもってやってきた。マインドマップ作りを手助けしてくれるというのである。「5年後どうなっていたい?」ちなみに彼は15歳のティーンエイジャー真っ盛り。どこでコーチングスキルを身に着けたのか分からないが、彼のお蔭でとりあえず大枠をマッピングすることに成功し、少し穏やかな気持ちで眠ることができた。

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