【ADHD服薬日記#4】過集中エピソード満載の1日
東京の一般企業でコンテンツディレクターとして働く30代女性が、ADHDの治療としてアトモキセチン（商品名：ストラテラ）を服用した経過観察の記録です。誰かの参考になれば幸いです。
【4日目】2024年2月23日（金） 25mg
服薬開始4日目の記録です。副作用に慣れるため、1日25mgで処方されています。以下は、当日に記録した内容に加筆修正を加えたものです。
＜服用時間・服用量＞
10:34、朝食後にアトモキセチン25mgを服用。
10:34
ヨーグルトを食べて薬を飲む。
朝ごはんはいらないのに、副作用を軽減するために摂らないといけない。嫌だな。
12:37
服薬生活を事細かに記録することについて、夫から「たぶん過集中に入っているよ。見ていて思うけど、あまり良くなさそう。お医者さんに聞いてみなよ」と言われた。
診断を受けてから、興味の対象が自分になり、余計に考えすぎてネガティブになっているように見える、と。はい、自分でもそう感じます。感じますけれど、人体実験みたいなものなんだから詳細な記録は必要でしょう、それでPDCAを回していかないと。
16:38
ひょんなことから、高校時代の友人と長電話をした。話すのは10年振りで、呼び方も忘れていたから決め直した。優しくて安心する話し相手だった。障害のことも話した。
その子から、自分では忘れていた話を聞けた。
高校時代、勉強しすぎて塾で倒れたことがあった。気づくと廊下の床に横たわっていた。当時その話を聞いた友人は「集中力のすごい人だと思った」とのことだけど、今思えばあれも過集中だね。
過集中でしか得られないものがあるし、その状態は楽しいよね、と彼女は言った。本当にそう！
だけど現在の私の仕事は、複数のタスクの進行を管理するコンテンツディレクター。「その仕事は薬飲んだ方がいいなー」と冗談交じりに言われた。本当にそうだよね。
その子いわく、私がADHDなのは意外らしい。頭のいい、要領のいい人だという他者評価だった。IQで乗り越えてきた感があると伝えると、周りの高学歴ADHDもそういう人が多いなと納得していた。
00:07
22時頃からずうっとお絵描きしてた。
缶のお酒を1本飲んだ。
お薬は明日の朝に飲む。
03:30
お絵描き終わり。楽しかった。就寝
約5ヶ月後の追記：
自分の変化を観察しすぎて心配される
勉強しすぎて倒れる
5時間以上お絵描きする
のめり込みすぎエピソード満載でお届けしました。
定型発達だとこんなこと無いのかなあ。いやいや、誰でも少しはあるよね。でもたしかに、倒れることはあんまりないかもね（白目）
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