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適応障害休職中 一人になりたいときの居場所


適応障害で休職中、家にいるのが辛いと思うときがありました。心配してくれる家族に申し訳ない気持ちでいっぱいで、なんだかいたたまれない気持ちになったのです。

「一人になりたい」と思いました。
一人で、誰にも邪魔されない空間でのんびりしたい。

周りの目を気にせず過ごせる場所はないかと考えてたどり着いたのが、「ネットカフェ」です。

それまでは、正直「ネットカフェ」にあまり良いイメージがありませんでした。
「ネットカフェ難民」の問題を取り上げていたニュースが頭に残っていたからです。

しかし、実際にネットカフェを利用してみてイメージがガラリと変わりました。

私が利用したのは、「快活クラブ」というネットカフェ。鍵付きの完全個室を利用しました。

個室は天井まで壁で仕切られている完全個室。
しかも、オートロックなので安心です。
ホテルさながらカードキーを使って開けるのが、ちょっとかっこいい。

部屋の中は、パソコンとソファというシンプルな作り。
とても清潔感があります。
ハンガーがあるのも地味にうれしいポイント。

完全個室なので、周りの目が全く気にならず、自分の部屋のようにくつろぐことができました。小さな秘密基地のよう。

これで漫画が読み放題、パソコン使い放題。

3時間 1200円
6時間 2000円

お得です。

私はすっかり虜になりました。

今まで読みたいと思っていた漫画を読み漁りました。1日に20冊以上読んだ日もありました。

転職活動もネットカフェでしました。転職サイトで求人を見たり、履歴書や職務履歴書の書き方を検索したりしました。

W E B面接を個室で受けたこともあります。無料で貸出ししているW E Bカメラを利用しました。


現在は、ネットカフェの利用はしていません。適応障害の症状が改善し、家族にも気を遣わずに関われるようになり、家の居心地がよくなったからです。

けれど、緊急避難先として「ネットカフェ」という選択肢ができたことは大きいと思いました。

人と関わることに疲れたとき、一人になれる場所。
そんな場所があると思うと、ちょっと安心できるのです。


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