「繊細さ」の使い方。
起業の先輩と話しているときに、
「わたし、繊細です」という割に
周りへの態度が雑。という
「自称・繊細さん」みたいな人っているよね。
という話になった。
そんな話の流れから
「ほんとうに繊細さん」と、
「自称・繊細さん」は
いったい何が違うのだろう?という話になった。
そして出たひとつの見解。
ほんとうに繊細さんは
・繊細アピールをしない。(繊細だから)
・周りに気を配れる(空気が読めるから)
自称・繊細さんは
・意外と図太い(自覚がない)
・周りより、自分にだけフォーカス
どっちのパターンでも、
「傷つきやすくて繊細」なことに変わりがなくて、
きっと生活の中であれこれ気を使って疲れてしまうのだろうけど
傷ついたから、相手にはそれをしないように気を付ける人と、
傷ついたと主張しながら、同じことを他人にやってしまう人。
ちょっと、いや、結構、人としての違いが出るなぁと思う。
要は、その「繊細さ」を
自分にだけ使っているのか
周りにも還元しようとしているか?
の意識の違いだね、というところに落ち着いた。
せっかく繊細で、感受性が高くて、いろいろな空気を読めるなら、
自分の主張だけでなく、その繊細さを活かして周りに還元できるほうが、世の中って快適に回るんじゃないかなと思う。
わたし自身、感覚が敏感で疲れるなぁと思うことがたくさんある。
平たく言えば、「繊細です」。
うちには鈍感力が高い旦那さんがいるので、余計にそう思う。
アンテナの感度が違うというか。先回りしてあれこれ考えちゃうし、気づいちゃうから、余計な心配までして疲れる。
そんなこと言っているわたしも、自分の取り扱いが自分で出来ていなかったころは、「繊細です」アピールばかりで、相手を思いやる余裕がなかったな、と思う。
だからまずは自分の面倒をしっかり自分で見られるようにする。そこから少しずつ、その繊細さを活かして、周りに還元できる方法はないか?と考えると、できることはたくさんある。
自分に一点集中だと視野が狭くなってしまってもったいない。いろんな角度から物事を見られるようにしておくことが、自分の資質を活かせる秘訣なんじゃないかと思う今日この頃だ。
今日もお読みくださりありがとうございました!
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