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豆腐の向こう側に。「うにのような、ビヨンドとうふ」は、けっこう「ウニ度」が高かった件


セブンイレブンで見つけた
「うにのようなビヨンドとうふ」

えらいインパクトで、思わず購入。

税抜き198円だったかな、たぶん。

大きさはプリンくらい。これがすべてウニなら、数千円するだろう。

なんちゃって食品が大好きな息子も、「食べてみたい!」と食いついた。

ちなみにビヨンド=「beyond(英語)=~の向こう側」という意味。

豆腐ではないどこかへ、の気持ちを込めてつけられたのだろう。豆腐ってわかった時点で負け、的な気迫を感じる。

しかし、「ビヨンド」って割とマニアックな前置詞だし、ビヨンドの意味を知ってる人がどれだけいるのか?と思うけど、個人的にはなかなかチャレンジングなネーミングだなと思う。

しかも商標登録されている。誰か、これを真似る人はいるのだろうか?

だけど、うまくいけば、高級食材を手軽に楽しめるなんちゃって食材として不動の地位をゲットできるかもしれない。

将来のカニカマになり得るか?と思いつつ
ドキドキしながらいただいた。

開封写真を撮ろうと思いつつ、そのまま息子と二等分し、ぐちゃぐちゃになってしまったので実際の写真をお見せできないのは残念だが、

食べてみて実際、「かなりウニ」だった。

しかも、えぐみのない、クリーミーなウニ。

そして、豆腐成分は2%くらい感じる。(わたしと息子の主観による)

とりあえず、わさび醤油でいただいたが、普通のウニより臭みがなく、なんか食べやすい。

パッケージに記載されている「軍艦寿司」は、ちょっと無理があるかな?という気がするが、パスタソースとかにはいけると思う。

以前、積丹半島で食べた朝どれウニ(時価)は、えぐみが全くなくて、超クリーミーだった。もちろん断然そちらのウニが美味しいのだが、「再現性」という意味では大健闘。そして値段を考えると、かなりのコスパであろう。

カニとかウニとか、高すぎる食材は、食べるときは楽しいが、気軽に楽しめるものではない。だからこそ、こういうなんちゃって食材で、気軽に楽しむというアイデアがわくのだろう。

わたしはそういう「なければ作る」精神が大好きだし、「ビヨンドとうふ」の気迫も商品の味でじゅうぶんに感じたので、応援したいと思う。

調べてみたら、作っているのは「豆腐屋さん」だった。水産会社ではなく、豆腐屋さんがチャレンジしているのがまた応援したくなる。

豆腐ではないどこかへ、豆腐屋さんがチャレンジだ。

こういう面白くてエッジが立っている商品や取り組みは大好きだ。

わたしはセブンイレブンで見かけたが、ほかでも扱っていると思う。
みなさんも店頭でみかけたら、ぜひぜひ試してみていただきたい。

今日もお読みくださりありがとうございました!


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