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友人のK-POPダンスが迫力満点すぎて、圧倒された件

運動神経はゼロなわたしだが、昔からダンスは好きだった。
いまはフラメンコにハマっているが、ノリの良いヒップホップダンスなども実は観るのが好き。

子どもの頃見ていた「ダンス甲子園」(知ってる?)も大好きなコーナーだった。LLブラザーズかっこよかったなぁ。メロリンQも議員さんになった。月日が経つのは早いものだ。

ヒップホップダンスなどは、興味はあるけどなかなか見る機会がなく、ここまで来てしまった。わざわざプロのダンサーを追っかけるほどでもないし、知り合いがやってるわけでもないし。

しかしたまたまFacebookつながりの友人がダンスをやっていることを知り、発表会があるとの情報をゲット。K-POPダンスと、ヒップホップダンスがメインだそうで、こりゃたまらん、と速攻行きます!!と連絡。

その発表会が、想像以上に本格的でビックリだった。
発表会だし、と気楽に楽しみに行ったのだが、すみませんって感じ。

とにかくダンスは躍動感を感じたいし近くで見たいので、引きでフォーメーションを観たい気持ちを抑えつつ、前から2番目の席をゲット。かぶりつき。

最初は幼稚園くらいのキッズたちが登場。

まあ、ここは、ご愛敬部門よね、とおばさま視点で眺めていたら、いやはやこれが結構本格的で。

もちろん、なんとなく踊ってる子もいるのだけど、中にはもうリズムが身体に入っていて、きちんとヒップホップを表現できちゃっている子もいる。おそらく小学校に上がってないと思うんだけど、とんでもない表現力とリズム感。スター性とか才能、みたいなものって、存在するんだなぁと感心。

だんだん小学生とか中学生も登場するようになるが、小学生でもいやはや迫力満点。

少し学年が上がってくると、女子はすでに大人。色気がすごい。

確実にK-POPアイドル路線に進んで、髪がすでにピンクに染まっていたり、ザ・都会!という感じ。

K-POPは曲を知らなくても親しみやすいし、K-POPダンスも観るのは好きなので、ノリノリで楽しんだ。


しかし、下世話な話だが、キッズのダンス教室ってものすごい流行ってるのだな、と思った。1クラスの人数がとんでもなく多いし、同じ子が何度も出ているということは、複数のクラスに参加しているのだろう。

上手い子は何度も出てきたから、おそらく毎日通っているような状態じゃないだろうか。

わたしがとても下世話なので「儲かってるなぁ」という感想がついつい出てしまう。

フラメンコはヒップホップに比べて渋いので、年齢層は高め。ときどき若い子がいるが、おばさまからシニアがほとんどだ。なので、こういうヒップホップやK-POPダンスの年齢層を見ると、若いエネルギーをいただいている気分になる。

そして友人の登場。ママ世代のクラスだから、どんな感じかワクワクしていたら、めちゃくちゃセクシーで爆イケな登場。

緩急がとんでもなく、キレがすごいダンス。大人らしい落ち着いた振り付けだけど、その分アラが目立つので、けっこう難易度が高いだろう。上級のクラスだろうと思う。

そして皆さん、きっとわたし世代のお年頃なのに、無駄な贅肉がひとつもなく、しなやかな筋肉がついた素晴らしい肉体。

フラメンコは体形があまり関係ない踊りなので、三段腹で、息子にいつも、胸より腹のほうが出ていると罵られているわたしでも、フリフリの衣装で隠してしまえば問題ない。

けれどこの露出度高い衣装を着こなし、そしてこの難易度の高い踊りを踊りこなすには、このくらいのボディと筋肉が必要だろう。

アップダウンが激しく、キレも必要なので、これめちゃくちゃキツイよね・・・といちおうダンスを習っているわたしからの目線。

初めて見る友人のダンスに「ぬおおおお」という感動してるうちに終了。センターの先生を観たり、友人を観たり、他の人を見たりで忙しくて、あっと言う間だった。これ、何度かしっかり見たい。

2部になるとキッズたちは帰り、中学生くらいから?の大人タイム。

こちらもまた、とんでもなく表現力のあるダンスに圧倒される。

しかし、みんな同じ振り付けを踊っているのに、惹きつけられる人って、何が違うのだろう?と自分も踊るときの参考にしたくて、よーーーく観察した。

すると、惹きつけられる人というのは、目線が定まっている。どこかピンポイントの一点を見ていて、ブレない。軸がまっすぐ。

ヒップホップダンスのように、ブカブカの服を泳がせながら踊るので、多少の身体のブレは目立たないとは思うのだが、やっぱり目線や身体の軸がブレない人は全然違う。

写真、動画撮影オッケーだったので、すごすぎるシーンは思わず動画撮影してしまった。

そして、友人のダンスパート2。

こちらは先ほど以上にセクシーが炸裂。
 
てか、なんでこんなにスタイルいいのかしら。ていうか、こんなスタイルのママ世代っているんだ、と、そっちばっかり気になる。

洋服の上から見てスタイルが良い人はたくさんいるけれど、マジでビシビシに太もも出せる人ってそんなにいないんじゃないだろうか。

K-POPダンスをやればこうなるのか、こういう人だから踊れるのか、どっちか分からないが、とにかくすごい。

ちなみに、振り付けも、立ち姿からの、一瞬で深いスクワットなど、めちゃくちゃ難易度高い振りも多くて、膝が痛くて深いプリエもできないわたしは驚愕。この人たちどーなってんの?

もう、感想の語彙力がおかしくなってしまったが、やはり同世代がこんなすごい肉体を作り上げ、こんなにすごい踊りを踊っている事実に、ひたすら驚く。

最後の方は、男性陣の迫力満点のヒップホップダンス。
感染対策で歓声は控えて、とのことだったが、思わず「フゥ――!!」と声が出てしまった。マジでカッコイイ。しびれる!!

終演後に友人とも会えて、想像以上のすごさを伝えた。いやほんとに、まぁ、発表会でしょ、と思って行ったのが申し訳ないくらい楽しませてもらったし、友人のすごいダンスも圧倒された。

実はわたしは6月にフラメンコのソロライブに出るのだが、彼女が来てくださることになっている。だがこんなにすごいものを見せられてしまって、フラメンコに来ていただいて恐縮です、って感じだ。

もしわたしが現代の子どもだったら、絶対にここで習いたい!というと思う。それくらいすごかったし、観ているほうも楽しかった。

BTSにハマったので、K-POPダンスも興味があるけど、さすがに体力が持たないなぁと思う。

フラメンコはその点、渋くてマニアックではあるけれど、個性を活かして踊れるし、そもそも即興性の高いアレンジが効く踊りなので、自分に合わせて長く続けられるメリットがあるので、わたしはこのままフラメンコで頑張っていくつもりだが、いやほんと、若かったらやりたかったなぁ。

そんな、良いものを見て、気分が良いまま、駅前で見つけたレストランバーへ立ち寄ったら、これまたあたりで大満足。



コロナ禍で、なかなかライブであれこれ見る機会が激減したが、こういう生の躍動を肌で感じることって、やっぱり貴重だと思った。

彼女の出ていたダンス発表会はめちゃくちゃ楽しかったので、また行きたいと思っている。あんな迫力ある舞台を見せられて、わたしも刺激を受けた。

友人は、「命を燃やして踊る!」と言ってたけど、そうそう、わたしも命を燃やして踊るのだ。

6月はフラメンコライブがある。ソロで踊るのは、実質初舞台なので、できることをやりつつ、楽しめるように練習に励みたいと思う。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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