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ドトールの「ミラノサンドA」はサンドウィッチの正解だ

スタバより、ドトールが好きだ。

甘いものが苦手で、お茶するにもブラックコーヒーしか飲まない。しかもコーヒーは薄めが好きだし、こだわりもないから、安いほうがいい。

そして何より極めつけは、ドトールのミラノサンドが美味しすぎる。特に「ミラノサンドA」は、たぶん大学時代から食べ続けている気がするくらい好きだ。

家の近所にはドトールがないけれど、ときどきミラノサンドが無性に食べたくなることがある。

ドトールHPより

ハムサンドがもともと結構好きなのもあるが、この「ミラノサンドA」ほど、「ハムに特化」したサンドウィッチはないと確信している。

ボローニャソーセージ、ロースハム、生ハムのハム3コンボが挟んである。レタスはサラっと1枚、あっさりしたマヨネーズ、そしてパンはフランスパンに見えるが、サクッとしているけど食べやすくて柔らかい。

もともとパンはあんまり興味ないし、意識高い系の固いパンは苦手なので、このくらい「普通」なやつが好き。

1.ミラノサンドAはとにかく「食べやすい」


最近のカフェで提供されるサンドウィッチのようなライトミールは、「値段が高い上に食べにくい」ものが多い。オシャレ度が上がれば上がるほど、野菜の比率が上がり、パンの固さが増す。

街自体がオシャレなところ、たとえば表参道なんかに用事があって行くと、ささっと座ってパパっと何か食べたい場所が見つからず、じっくりこだわり焙煎コーヒーを提供する店とか、アホほど行列ができているスタバとかしかない。

サクッと入って、サクッと出てくるドトールみたいなお店がないのだ。まあ、ドトールはオシャレじゃないから出店しないのだろう。めっちゃ不便。

昔、表参道で小腹が減り、あまり時間がないのでスタバに入った。もちろんコーヒーはカフェ・アメリカーノ(薄いやつ)。

サンドウィッチは超意識高そうな、野菜の千切りが鬼のように入っていて、トマトが挟まっていて、蒸し鶏的なやつが挟まっている分厚いおしゃれサンドしかないので、それを注文。

食べてみると、食べにくくて仕方がない。食べてるそばから野菜やソースがボロボロこぼれるし、トマトはブチュっと飛んで、せっかくの洋服を汚すし、全粒粉のパンとかって変なにおいがするし、高いのに正直あんまり好きじゃなくて、微妙な気持ちになった。こんなときにドトールがあればいいのに、と心から願った。

最近は、ちょっと固いパンを出せば「オシャレ」ということになっているようで、やたらと固めのパンが多い。ホットドッグを食べても、ぽろぽろカスが出るし、しかも噛みちぎれないので、ウインナーだけ先に抜けてしまったりと散々だ。

それに比べてドトールのミラノサンドAは、パンも具材も、噛み切れずに一緒に出てきてしまうということがない。口に収まるサイズのパンで、最小限のパンくずしか出ず、服を汚すことなく、キレイに快適に食べられる。これ大事。

2.ミラノサンドはAからCまで3種類ある


ちなみに、ドトールのミラノサンドはA~Cまで3種類ある。Aは不動のハムサンドだが、B,Cは季節限定とかで変わる。シーフード系だったり、肉系だったり。

いまのB(2022年9月)半熟卵とアボカドサーモン


いまの限定サンド 牛カルビ


あれこれ試した時期もあったが、よく変わるメニューってハズレも多い。やっぱり定番が最高、ということで正解は「ミラノサンドA」で落ち着いている。

ちなみにミラノサンドAにはチーズが入っていない。最近、プラス50円でチーズ入りにもできるようになり、ハンバーガーには必ずチーズがないと嫌な、チーズ好きのわたしは追加してみたことがある。

けれどミラノサンドAに限って言えば、わたしの中ではチーズなしのシンプルミラノサンドAが圧倒的に美味しい。薄切りのハムがあっさりしているので、チーズの濃さが邪魔になる。

ということで、「ミラノサンドA」が正解だ。(しつこい)


3.「ドトール」は甘いもの苦手でも選択肢が多い


気軽にお茶できる場所は他にもあるが、スイーツ系に力を入れているお店が多いので、甘いものが苦手なわたしは結構辛い。

関東でけっこう見かけるサンマルクカフェも、お茶するには居心地が良いのだが、小腹が減ったときにチョコクロ推しだったり、お惣菜系のパンはちょっとチーズ盛り盛りで重かったりして、食べるものがなくて困ることがある。店の雰囲気は好きなんだけどなぁ。

スタバ、タリーズなんかは、そもそも甘い飲み物自体を推してるし、サイドメニューもスイーツがメインな感じだし、意識高い系のサンドがあるしで、なかなか選択肢が狭い。

そんななか、ドトールは、ミラノサンドだけで3種類あって、さらにトーストだけ、とか、小さめのホットドッグとか、超ライトな軽食がモーニングでなくても選べてありがたい。さらに朝だと、美味しくて安いモーニングメニューまであって、最高。


4.「ドトール」はひとりでサクッと利用が最強


ただ、ドトールの難点としては「狭い」「長居しにくい」というのがある。なので、友達とおしゃべりのために入るのは不向き。買い物や用事で出かけて、ちょっと休憩したいとか、小腹が減ってひとりでサクッと食べたいとか、そういうときに向いている。

オフィス街のドトールだと、いまだに喫煙可の店舗があったりして、お腹が空いてフラフラで、やっとドトールを見つけて入ったらタバコ臭くて逃げるように出たりすることもあるけど、わたしが行くところは禁煙なので快適。

フラメンコレッスンに行く前に、ひとりでミラノサンドを食べながらレッスンの動画を見たり、買い物して疲れて休憩するには最適な場所。

5.なんだかんだで「普通のもん」が好き


このドトールのミラノサンドも然り、わたしは「普通のもんが食べたい」という希望が結構ある。

サンドウィッチも「普通のサンド」が安心するし、サンドウィッチ以外でも、ラーメンとかから揚げとか「普通に美味しいやつ」が食べたいタイプ。

こだわりすぎて意味不明なものも、流行としては面白いけど、「ハズレがない」というのも、けっこう大事。

ラーメン屋なら、普通に美味しい醤油ラーメン、
から揚げも、「〇〇風」とかしなくていいから、シンプルに美味しいから揚げとか、そういうやつがいい。

いつ食べてもシンプルで安定している食べ物って、落ち着く。おふくろの味とかも、結局そういうことなんじゃないかな、と思う。

ということで、これからも定期的に「ミラノサンドA」を食べていこうと思うので、ドトールさん安定供給をお願いいたします。

そしてミラノサンドAを食べたことがない人は、ぜひ食べてみていただきたい。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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