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最北端の町、北海道稚内の知る人ぞ知るスポット「白い道」は最高のドライブコースだった

今年の夏、稚内と礼文島に行ってきた。

稚内や礼文島の詳細はまた別記事に書こうと思うが、まずは稚内で感動した映えスポット「白い道」を紹介する。

稚内市もポスターにするほど、イチオシスポット。

この「白い道」というシンプル過ぎるネーミングは、同じく北海道の美瑛にある「青い池」を彷彿とさせる。

最初は名前もないただの池だったから「青い池」って呼んでたのだろうが、

SNSの普及で、誰もが隠れた絶景スポットを知ることができるようになり、この「青い池」なんかも今やすっかり有名スポットになっちゃった。

わたしが初めて訪れたときは本当にただの池で、駐車場もトイレもなかったもんね。

そんな名もなき絶景スポットがどんどん観光名所になっていくようになったインスタ世代。

この「白い道」は、あの「青い池」の2番煎じを狙っているのか分からないが、稚内のポスターにでかでかとアピールされていて、でも即座に「行ってみたい!」と思える景色だった。

調べてみると、なんでも、ホタテが名産のこの土地で、なんかSDGs的なことしようぜって取り組みらしい。ホタテの貝殻を砕いて道に撒いて白い道を作ったら絶景じゃない?って感じで、およそ3キロの道にホタテの貝殻が敷き詰められているそうだ。そんなの絶対きれいじゃん。

行き方をググってみると、標識は出ているもののまぁまぁややこしそうだったので、宿のおばちゃんに行き方を聞いて、詳しい地図ももらって、いざレッツゴー。

北海道最北端の宗谷岬にほど近い、宗谷丘陵にその「白い道」はあるらしい。

だが旅行前半は天気に恵まれず、空がどんよりした雲に覆われて、「白い道」行ってはみたけれど、こんな感じ。

確かに道は白いけど、空も海もどんよりで、あんまり魅力が伝わってこないよね。これはもう絶景スポットの宿命。

残念だなぁと思っていたら、旅行の後半に快晴の日が!
今日こそ白い道を見るべしとリベンジに向かう。

ずっとぐずついた天気だったので、この日は結構車が多かった。といっても観光客自体そんなに多く見かけなかったので、まぁ数台すれ違った程度だけど。

するとこの日はほら、こんな景色!

海をのぞむ景色なので、これだけ見るとなんとなく「北海道」というより、沖縄っすか?って気もしなくもないけれど、ここは丘陵地帯。周りを見渡せばバッチリ「ザ・北海道」でございます。

ちなみに8月上旬。関東では35度オーバーの毎日だったが、稚内はさすが最北の地、高くても気温20度で別世界ですよ奥さん!


白い道だけじゃなく、宗谷丘陵は最高のドライブコース。道央の富良野・美瑛もそうだけど、丘陵地ってほんと見晴らしが最高よね。

空が広い!!!
そして遠くに草を食む牛たちが点々と。

白い道の景色は、まっすぐに海に延びる道が有名だけど、カーブでもちゃんと映えます。

クルマを入れるとドライブ感アップね。


なんかクルマの宣伝に出てきそうな景色じゃないか?と感動しつつ写真撮りまくりだ。ザ・北海道!って感じ。

稚内は海に面しているため常に風が強め。この日も強風で草が揺れている。

そしてその風を活かして風力発電がさかんだそうで、この宗谷丘陵をドライブ中には風力発電の風車が立ち並ぶ姿も。ちょっと曇っちゃったけど、この景色も幻想的だった。

スッキリと見えるまでは行かなかったけど、利尻島の利尻富士も望めて、わーー北海道に来たぞ!な気分を旅行最終日でやっと味わえる。

白い道を降りて海沿いの道に出ると、利尻富士が!
旦那が、こんなに遠くから見えるなら結構高いんじゃない?というので調べてみたら、1800メートル級の山なのね・・・

旅の思い出として、最高の景色になった。

iPhone13になったらカメラが広角対応になったので、こういうときにダイナミックな風景が撮れてまた嬉しい。

稚内って飛行機でダイレクトインしないと来られない場所だけど、観光客まみれでぐったりしている人とか、人が少ない場所が好きって人には超おすすめスポット。

また稚内・礼文島の紹介も追って書くけれど、まずは!この映え映えスポットを紹介したくて書いた次第だ。

今日もお読みくださりありがとうございました!

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