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イギリスのくまざわ?蔦屋?三省堂?Waterstonesのカフェに行ってきました。

イギリスのリーズ大学に留学しておりますYuccaです。備忘録も兼ねて始めたこちらの留学ブログ、約2か月ぶりの更新…(笑)

留学生活が始まってからあっという間に3か月が経とうとしています。今学期の授業も今週で終わり、週末からは冬休み!リーズ大学は1学期が11週間で構成されていて、1コマ1時間。といっても前後5分ずつ移動時間が取られるので、実質授業は50分間です。50分授業なんて高校ぶりで、あっという間に感じてしまいます。私の通う日本の大学は1学期13週間の一コマ90分なので、トータルの授業時間はかなり少なくなりました。てなわけでのんびりしていたらいつのまに期末レポートの締め切りが迫っている。只今アセアセしながら課題に取り組んでいます(^^;)

今書いている2000wordsのエッセイがなかなかに重いので、今週はほど良く自分を甘やかしつつ頑張らねばならない一週間。。。という訳で、今日は私が最も好きな空間であるWaterstonesに足を運び、付属のカフェで初めてカフェ勉をしてきました。


WaterStonesというのはイギリス屈指の書店チェーン。書店といっても書籍のディスプレイが非常に美しく、中を歩いているだけで知性が身についたような感覚になり(※私個人の場合)自己肯定感が爆上がりです。元来私は読書ガールなどとは程遠く、昔から活字は大嫌い。小さいころは『フクロウの湖』という絵本を図書館でヘビロテしていました。何が面白かったのかは覚えていません。しかし英語の本となると話は変わってきます、なぜなら…英語で本を読むなんてかっこいい kara☆ももももちろん自分の英語力の向上のためですよ!興味のあるトピックの本であれば、ボキャブラリーを効率よく増やすことができます✨とはいえWaterstonesの中を歩いていると哲学のセクションなんかに足を踏み入れて自分に酔ったりし始めるので、かなり背伸びした本に触れそうになることも。等身大の自分を忘れるべからず、己よ。

とにもかくにも、オシャレで温かみのある内装がドツボであり、Waterstonesが私にとってとてつもないパワースポットなのだということをお分かりいただけると幸いです。

リーズの中心街にあるWaterstonesは3階建てで、2階にブックカフェがあります。遠くから見ると非常にこじんまりとしたスペースなのですが、近づいてみると案外席が沢山あり(30席くらい)、老夫婦が仲良くお茶をしていたり大学生が勉強していたりします。私も今日初めて行ってきました(^^)

カフェのカウンターに行くと、ガラスケースの中に種類豊富なケーキやクッキーがならんでいました。ケースの上にはたった1つだけ残ったスコーンも!飲み物はコーヒー・紅茶からココアまで、これまた種類が豊富。昼過ぎに行ったのですが、私はまだ昼食を食べていなかったのでスコーンを勉強のお供に選び、飲み物はアールグレイをチョイス。大きなポットに入って出てきました。スコーンにはバター、クロテッドクリーム、そしてイチゴのジャムもついてきます。お値段は合計£4.9(約700円くらい)。ふう、安くはないけど今日は特別ヨ☆

13時のカフェにしては案外空いており、集中できそうな席を見つけて着席。のどかな午後を過ごす仲良し老夫婦2組に挟まれた席に着きました。(あとでパリピなお姉さんたちと入れ替わりましたが)

席につくと、目の前にはクリスマスツリーが♡スコーンに紅茶というだけでもほくほくの気分なのにツリーまで視界に入ってしまうと……おおHoly Night。仲睦まじく語り合うお爺さまお婆さま方のBritish Englishも耳に優しく…ああ、最高の勉強空間。

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写真を見て頂くとわかるように、ジャムはしっかり瓶に入ったものをまるごとつけてくれました。とっても可愛いかったので残った分をお持ち帰りしたかったのですが、みっともなし鼻たれ小僧になるのは避けたかったので目に焼き付けるに留めました。(おそらく父の教え)

あ、無造作に置かれた私のバッグは見ないでネ。


本場のスコーンの食べ方(何を参照したのだっけ):まずスコーンに平行方向にナイフを入れてふたつに切り、クロテッドクリームとジャムをへりに塗ります。片手でスコーンを持って、かぷりと一口。パンケーキを食べるようにナイフとフォークを使って食べるのでもなく、丸ごとかぶりつくわけでもなく。ここに来るまでは食べ方など気にしていませんでしたが、上品な老夫婦もひょっとしてもしかすると私の作法を見ているかもしれないし、ということできちんと本場の食べ方に従ってスコーンを頂きました。


ほお、おいしい……孤独のカフェ勉だったので何食わぬ顔でスコーンを食べ真剣なまなざしでパソコンと向き合っていましたが、このスコーンが、正直言うと、渡英して食べたものの中でいっちばん美味しかったです。ヨークに遊びにいったときにBetty'sという老舗のカフェでスコーンを味わったことがありますが、そこのお高いスコーン様よりもしっとりとして美味しく感じました。なぜだろうか。。お店の雰囲気の問題…?とにかくここのスコーンはおすすめです。


先ほども書きましたが、1時間経つと老夫婦がお帰りになり、パリピなお姉さん2人組がやってきました。勉強をしに来たようですが、たのしくきゃぴきゃぴとおしゃべりを楽しんでいる様子でした。かなり余談なのですが、私、最近気づいたことがあります。

イギリスのお姉さんたちってなんか怖い…なんで怖いのかわからないけど怖い…

なぜかわからないけど、現地の若い女性と話すのが怖いんです。みんなというわけではありません;以下の条件のうち2つ以上当てはまるお姉さんたちです。バチバチにアイメイクをしていること、髪の毛がパワフルで人工的な色をしていること、そしてかすれたセクシーな声をしていること

最後の一つは、すみません、多分女としてマウントとられてると潜在的に思ってしまうからなんです。(それ以上は言いますまい)


人間誰しも、苦手だ、怖い…って思ってしまう相手がいるものではないでしょうか。私は決してこのお姉さま方のことを否定しているわけでも嫌いだと言っているわけでもありません、彼女たちはとっても素敵なのです。でも、圧倒されてしまうというか、委縮してしまうというか、何せ英語もまだ完璧に話せないものですから…(留学あるあるかもしれません、私の日本人留学生の男友達も「イギリス人イケメンすぎんだよー、かぼちゃみたいな顔してたらいいのにさ」と話していました。かぼちゃに失礼)


なので、この留学生活が終わるまでに私が達成したい目標の一つに、そんなお姉さんたちと「対等に堂々とお話ができるようになる」ということがあります。(ハハ、どうぞ笑ってください)

一口に留学生活と言いましても、言語能力を成長させるだけのものでは決してないのだということをつくづく感じています。新たなコミュニティで出会った他者にもまれて改めて自分と向き合い、「自分って何者?」「なんでこんなに自信が持てないの?」と悩んだり、海外で一人暮らしを経験することによって親や家族のありがたみをかみしめて泣いたり。もちろんずっと憧れていた留学生活ですし、楽しいことやワクワクすることも沢山ありますが、私はこの2か月の間ネガティブな感情とも多々向き合ってきました。それが怖いお姉さんたちとどう関係してるのか、と問われたら説明するのに万年かかりますからどうぞご容赦ください。


何が言いたいのかといいますと…この留学生活で英語のコミュニケーション力を上げることはもちろん、唯一無二の自分という存在をしっかりと認識・確立し、他人と比べて落ち込んだりちょっとやそっとのことではへこたれたりしない人間性(自信)をつけるということも達成したいのです。!


おお、カフェ勉の話からいつの間にこんな重たいお話になってしまった。

課題をしながら心の片隅でそんなことをぼんやり考えていたスーパーマルチタスカーです。WaterStoneはやっぱり私のパワースポットだ!


明日は早朝から教会のミサと朝食会に行ってくるので、今晩はもう寝ることにします。ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。冬休みに入ったらまた記事を更新していきたいと思います。

おやすみなさい☆^^







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