BEENOSが「越境ECヒットランキング2023」を発表! 歴史的円安とインバウンドの活況で2023年の越境ECに起きた変化とは?
コロナ後も越境ECは堅調
BEENOS株式会社 (東証プライム:3328 )は、2023年12月5日に「BEENOS 越境EC ヒットランキング 2023」を発表しました。BEENOS株式会社は、インターネット黎明期に創業以来、テクノロジーの力で世界をボーダーレスに、モノ・人・情報を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐプラットフォームを創造してきました。 20年間のノウハウをいかしたグローバルなビジネス展開を強みとしています。
「BEENOS 越境EC ヒットランキング 2023」は、越境EC支援実績5,000件以上のBEENOSグループの購買データより2023年の消費傾向を振り返り、海外でヒットした商品カテゴリや消費傾向を紹介するランキングです。
コロナ禍や円安を追い風に伸長した越境EC市場は、現在もなお拡大を続けており、さらにインバウンドの回復とともに旅マエ・ナカ・アトそれぞれのタイミングでの越境ECの利用も見込まれ、訪日客の増加とともにこれまで以上の規模での拡大が期待されています。
BEENOSグループの海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」の2023年第4四半期の流通総額は、前年同期比42.4%増で過去最高を継続更新しました。「Buyee」利用ユーザーも広がり、対応言語を18言語に大幅拡大するなど、世界中のお客様が利用しています。
越境ECの利便性は世界に浸透しており、その需要は世界的に拡大しています。こうした背景から、2023年に越境ECでヒットした日本発商品やエリアごとの消費などの購買傾向を発表することで、日本企業が越境EC市場に参入を考える際の参考資料としてもらい、日本の商品の魅力を世界中に届け、越境ECをさらに拡大させる一助になれば、と考えているといいます。
BEENOS株式会社 代表取締役執行役員社長 兼 グループCEOの直井聖太氏は「コロナが収束してインバウンドの方々が帰ってくると、越境ECは伸びないのではないかと心配したのですが、クォーターベースの数字になりますが、前期に関して数字は伸びましたし、そして今年の7月から9月期においてはキャンペーンを横断的に行ったこともあり、クォーターベースで約180億円というところまで伸びた状況になっています。越境ECに取り組んでいこうという企業も5,000件を突破して順調に伸びており、コロナが収束した後においても、この越境ECマーケットに関しては変わらず盛況となっています。
2024年以降の越境ECとしては、世界的な物流競争の中で、オールジャパンとして海外勢に対抗する仕組みの構築、またインバウンドを活用して、日本・日本ブランドへの興味関心を消費として取り込むこと、そしてコロナで断ち切られたインバウンド取り込みの流れに再挑戦する一年にしたい」と述べました。
それでは、次に2023年の消費キーワードとヒットランキングを見ていきましょう。
【2023年の消費キーワード】世界総オタク化消費
2023年のヒットランキング、伸長ランキングでは、「おもちゃ・ホビー・グッズ」「音楽」「ファッション」「フィギュア」など、越境ECの人気カテゴリが並びました。
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