現キャプテンの願い。

昨日のnote、読んでいただけたでしょうか。
まだの方は、ぜひこちらを先に読んでから、今日のnoteを読み進めてください。

さきの話が終わり、練習をしめようとしたところ、現キャプテンのゆりかも「私もちょっと良いですか？」と、みんなの視線を集めました。

さきの表情とは対照的に、にっこりと微笑みながら、みんなに語りかけるゆりか。

「私もね、走りは『イヤだーーー』って思うけど、、でも、走れるようになったら、もっともっとサッカー楽しくなるから、みんなでがんばりましょう。」

と、簡単だけど、優しい言葉で締めくくった。

先ほどのさきからの力強さとは対照的に、ゆりかの言葉は、全てが優しかったように思います。
一瞬でピリついた空気が和みました。

ゆりからしくて、私はまた涙が出ました。
最近のゆりかはインフルエンザが長引き、練習や試合に参加できていなかったんです。
だから、背中でみんなを引っ張っていくさきの覚悟を目の前で見て、自分がキャプテンであることに対し自信を失うきっかけにならないか、、正直、私は少し気にしていました。

でも、そんなこと心配しなくてよかったわ。笑
と、笑えるくらい、ゆりかの言葉はゆりからしく、ちゃんとみんなを包み込んでいました。

ゆりかは、共感力が強い子だと思います。
どんな子とも同じ目線で話せる、そんな子。

どんな苦しい状況でも、サッカーは楽しいんだよって、みんなにちゃんと伝えてくれるキャプテンだと思います。
きっと過去に楽しくなかった日々があったから、辛かった日々があったから、ちゃんと楽しむことの大切さを知っているんだと、私は理解しています。

サッカーを心から楽しめるという、大人になると実は貴重な体験を、大切にしてくれている気がします。

そして、みんなにサッカーを楽しいでほしい！と、誰よりも願っている気がしています。本当のところはわからないけどね。

いつもにっこり笑ってるけど、彼女の笑顔が彼女の過去の証だなっていつも思います。ゆりかの笑顔には強さがありますね、何かを乗り越えてきた強さが。

だから、ゆりかのファンになる人は、あの笑顔に惹かれてしまうんだと思いますよ。強さと弱さは紙一重。そんな人間らしさに惹かれるんだと思いますよ。

そんなゆりか率いる新生QUEENS。
今年もリーグ開幕が楽しみです。

選手と一緒にいると、こんな温かな日常を私にくれるんです。
幸せです。これからもたくさん自慢したいです。
うちの子たちは世界一なんだ！って。

ゆかさる