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娘からのバレンタイン

今年は安くて簡単で安全なお菓子作りを決行した。

毎年、この時期になると、私は普段作らないスイーツのレシピを検索する。

普段、お菓子作りは全くしない。
するとしたら、パンケーキを焼くくらいの私だが、ここ10年はバレンタインは手作りのお菓子を作るようにしている。

ただし、ケーキを焼く、マフィンを焼くなどはしたことがない。

今年はついに火も使わない

3歳の娘と共同で、作ることにした。

もちろん、火を使ったりオーブンを使ってもいいのだが


今年は「頑張らない」をモットーにした。

用意するのは
・チョコパイ
・麦チョコ
・チョコペン2色
・ビスケット

800円以下で全て揃えることができた。

この中で、チョコペンのホワイトが意外と近所のスーパーや100円ショップで売っておらず、焦った。

作るタイミング

今まで、旦那が会社に行ってる間とか
テレビに夢中になっている間とか

ちょっとした隙間にお菓子を作っていたけど

3歳の娘は、その「ちょっとした」隙間を与えてくれない。

おまけにテレワーク。

一体、バレずにいつ作ればいいのか??


華麗な早業

マフィンやケーキなどの大作だったら、もうバレずに作るのは不可能。

でも、今年はチョコパイにクッキーや麦チョコをつけて、チョコペンで顔を描けばいいだけ!

チャンスを伺えば大丈夫。

そして、、、そのチャンスはやってきた!

14日、昼間、主人がお昼休みに外に出た。

今だ!

娘に「ママのお手伝いしてくれる?」と聞くと

「お手伝いする!」と言って、娘はキッチンまで小走り。

手を洗ったら、あとはスピード勝負。

チョコパイを広げ
クッキーをその上に乗せ
麦チョコを娘に持たせて、耳と鼻を作らせ
チョコペンを絞って目と口を作って

6個出来たら、箱に詰めて

完成

およそ10分(子供に説明してお手伝いしてもらう時間も含め)

娘からの手渡し

実は、一昨年と去年は直接バレンタインを主人に渡せなかった。

それは、コロナと妊娠と里帰りが被り、長期間、主人と離れ離れの生活を余儀なくされていたからだ。

なので、娘からバレンタインを貰うのは今年が初めてなのだ。

チョコパイで作られたクマ達を箱に入れて、娘に持たせる。

そして、主人が帰宅して、娘が初めてパパにバレンタインを渡した。

激甘なのに一気食い

補足すると、主人は
・無表情
・無口
が基本

そんな主人が、娘から思いがけずにバレンタインを貰い

「ありがとうー」とニコニコしていた。

そして、チョコパイと麦チョコとクッキー(ラングドシャ)が一体化したクマさん6匹を

なんとその場で完食した。

1個、試食したが、激甘だった。

それを6個も。


恐るべし、娘パワー。

改めて、娘への愛を見た気がした。

バレンタインを終えて

この10年の中で、1番簡単で、1番頑張らないバレンタインだった。

10年の間で、お菓子作りが苦手な私は色々とやらかしてきたこともあり 

今年は本当に平和に感じた。

一昨年と去年が空いたことにより、私から渡すのと娘から渡すのではやはり違いがある。

「娘から」というのは、やはり色々と父親にとっては嬉しいのだろう。

そして、「孫から」となるとお爺ちゃんも格別になるらしい。

義父に娘から、デパ地下で買ったチョコを渡したところ、授賞式みたく写真撮ってと言われた。

可愛がるというイメージがあまりなかった義父だけに、相当嬉しかったことが伝わってきた。

もちろん、チョコを買いに行ったのは私だし
チョコパイクマさんを作ろうと決めて、材料集めて、指示を出して制作したのは私だが

ここまで簡単なものだと、胸を張って影の存在になれるのだ。

さて、ホワイトデーはどうなるものか。

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