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キャンペーンガールと塾講師の共通点【話す技術】

概要

・キャンペーンガールと塾講師の共通点
・そこから学んだ、ゆうか流「相手に伝わる話し方」
・子供への伝え方は、物事の本質に迫る

#アルバイト #学び #子育て #ワーママ #学生時代  

※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
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音声を聴きながら、この記事を読んでいただくとわかりやすいです。

プロローグ

・皆さんはアルバイトをした経験がありますか?
・今、実際にアルバイトをされている方も聴いてくださっているのかな?
・私は大学生の頃、2つのアルバイトをメインにしていました。
(単発のバイトなどもちょこちょこしてたけど)
・大学の授業がある平日は塾の先生(塾講師)、休日(土日祝日)はキャンペーンガールをしていました。
・当時は、けっこう周りの人にこの2つのバイトを掛け持ちしていることを驚かれることが多かった
・面白く聴いていただける内容かな、と思うので、今回はこの2つのアルバイト経験で得た学びと最近私が考えていることに結び付けてお話する

キャンペーンガールと塾講師の共通点

・バイトをしていた当時、キャンペーンガールと塾講師を掛け持ちしていることを驚かれることが多かった
→「業界も職種も全然違うから、難しくない?大変じゃない?」という感想を持たれる

キャンペーンガール(和製英語、略称キャンギャル)は、企業が消費者に対して、自社商品の販売促進キャンペーンで、もしくは自社の企業イメージをプロモーションする際に登用するモデルやタレントのことを言う。イメージガール、キャンペーンモデル、キャンギャルなど様々な呼称が存在するが、果たしている役割はほぼ同一である。
※Wikipediaより引用

・そもそも、バイトを掛け持ちする学生は少ない
→シフトの融通がききにくくなるので、雇い主に嫌がられる傾向に有る
→するにしても、同じ業界(複数の飲食店を掛け持ち、など)
→その点、私がしていたバイトはシフトのニーズが完全に分かれていて、スケジュールのバッティングがなかった
→スケジュールの面で掛け持ちがしやすかった
・キャンペーンガールと塾講師の違うところは、シフトのニーズだけではない

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・はじめは全然違う仕事のつもりで始めたけど、やっているうちに大きな共通点をみつけた
→どっちも、ある事柄を、相手のわかる言葉で説明するのが仕事なんだと気づいた
→「相手のわかる言葉で」というのがポイント
・大学生になってバイトをするようになるまで私は、自分と同じくらいの年の友達や家族など、お互いのバックグランドを良く知っている相手としかほとんど話をすることがなかった(当時はSNSがそれほど一般的ではなかたった)
→共通言語が多い
→話したいことを、自分の言葉で表現すれば、自分の意図が問題なく相手に伝わる

・でも、アルバイトで相手にする顧客は、自分とは全然バックグラウンドが違う
→そもそも、キャンペーンガールの仕事の顧客は基本的に初対面で、バックグラウンド(個人情報に関わること)は聞けない
→失礼のないように気を付けながら、顧客の興味関心を探りつつ、仕事のPRをしていく。
→相手に伝わりそうな言葉、表現の仕方を試行錯誤した
・塾講師の仕事も、顧客は自分よりも年下(小学生~高校生)なので、子供のわかる嚙み砕いた表現をしないと伝わらない
→相手の語彙力や理解度を探る
・ただ話すだけなのに、バイトでのトークは、プライベートで友達や家族相手に話すのとは全然違って、難しかった
→労働時間8時間でヘトヘト(頭を使い過ぎて、頭が痛くなることもしばしばあった)

~余談~
・キャンペーンガールの仕事のなかには、商品やサービスのPRをするだけの仕事もある
→イベントを盛り上げて、お客さんを笑顔にすることまでが仕事
・でも私がしていた仕事のほとんどは商品のPRをして、それを実際に買ってもらう(サービスなら契約してもらう)ところまでが仕事、というケースが多かった
→どれだけ売れたか、どれだけ契約をとれたか、という数字で日給が決まる
→前者の商品PRの仕事より、後者の売る仕事の方が日給が高かったからこっちをメイン
→でも、この売る仕事は数字で結果が出るから、他のメンバーや他社より成績が悪いと次から仕事が来なくなる
→2ヶ月続けばベテラン、という世界
(この仕事のブラックな部分には、今回は触れない)

ゆうか流、「相手に伝わる話し方」

この2つのバイトで、「相手に伝わる話し方」について一生懸命考えた

1.相手の話を聞く(相手の情報を引き出す)
→人は他人の話を聞きたくない。でも、話したい人は結構多い。だからまずはこっちから聞いて、相手の心を解し開く。
2.相槌を打ちながら、相手に自分の話を聞こうという気持ちになってもらう
→Voicy緒方社長がいうところの場づくり
3.1で得た情報をもとに、相手にわかってもらえそうな言葉を使って、話をする
→人はわからない話に付き合ってくれない。わかろうと努力してくれない。
→相手の好きなもの(子供、アニメ、芸能人)の話題を盛り込められれば最高

これが、私流の「相手に伝わる話し方」です。
世の中の「営業トーク」、「話す技術」とそうかけ離れていないと思う。
割と王道ではないでしょうか。
細かいことを言うと、話の聞き方や話すときの盛り上げ方や本題への入り方、など人それぞれ個性があるんですが。
私は自他ともに認める真面目キャラで、ニコニコ笑顔でお客さんに楽しんでもらいたいと頑張るタイプだったけど、メンバーの中にはもっと巧みに人の心を操る強者もいた。怖い 笑
→人の「良いな」って思うところを盗みながら、自己流(自分らしさ)を磨いていくしかない。

でも要は、繰り返しになるけど、まずは相手に自分の話を聞いてやろう、という気持ちになってもらって、それから「相手のわかる言葉で」説明するということ。

それができないと、キャンペーンガールの仕事では売り上げ成績が伸びないし、塾講師でも生徒の学習理解を高められない。
→だから、どっちのバイトでも相手に伝わる話し方を考えて工夫した

子供への伝え方

・私には3歳の息子と娘がいる(双子)
・彼らに毎日「なんで、なんで?」「これ何?」と質問される
→子供たちがこの世界への興味関心がキラキラ爆発していて、嬉しい
→この関心を大事に育ててあげたい
→でも、この質問に答えるのが結構難しい
→3歳児のわかる平易な言葉で説明しようとすると、物事の本質を自問自答することになる
・シンプルな言葉で本質的な部分を表現しようとすると、余計な装飾がそぎ落とされる。婉曲表現を避ける。
・子供の質問に応えながら、「あぁ、私は世界をこんな風に捉えてるんだな」と気づかされることが多い
・子供向けの言葉を使って、嘘はつけない
・難しい言い回しを身に着けていくのも、表現の幅が広がって面白いなと思うけど、こんなふうに、言葉を平易に言い換えて、物事の本質を探るのも時に素敵な気づきがあって、いいものですね。

まとめ

・私のアルバイト経験を振り返り、キャンペーンガールと塾講師の共通点
・そこから学んだ、私流の相手に伝わる話し方
・子育てを通じて、シンプルな言葉で世界を表現して、物事の本質に気づく楽しみについてお話しました。

いかがでしたでしょうか?
コメントやレターでご感想など頂けましたら嬉しいです。

今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。

それではまた。ゆうかでした。


※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
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