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熱海伊豆山地区への一時帰宅(107/1000)

昨日より熱海市伊豆山地区への避難所からの一時帰宅が始まったようですね。
現場のボランティアOPENJAPAN様のfacebook投稿があまりに温かく、リアルで、強烈で、胸が締め付けられる状況が伝わるものでした。
紹介させていただきます。

避難所から12組の世帯の方々と技術系NPO がご一緒にお家に伺いその場で対応できる冷蔵庫の中の腐敗物取り出し貴重品の取り出しサポート。
今後のニーズ聞き取りを熱海市職員と現場を共に安全確認しながら現場判断で柔軟に取り組む事ができました。

被災後初めて見る変わり果てた地域の風景
お家の無事な方
お家が流出され基礎だけが残っている方
それぞれのご家族の置かれた状況を踏まえ
今後の見通しを少し説明させて頂きながら
一軒一軒のお家を共にお手伝いにあたりました。

一年生のお孫さんのランドセルを持ち出す方
ご位牌を大事にカバンに入れ持ち出す方
それぞれの30分間です。

宮城県丸森町においては丸森町と連携して
役場重機やダンプOPEN JAPAN 重機やダンプを使用して丸森女子重機隊や仙台市消防局有志と共に流木撤去土砂撤去に取り組んでいます。
災害対応を行政とNPO が連携して動く事により
スムーズな現場進行に繋がります。

災害時の三者連携
行政
社会福祉協議会災害ボランティアセンター
NPO
三者による相互補完体制は
大規模化
多発化
広域化する日本の自然災害対応の今後の
取り組みの一つであると考え
これからも三者連携によるスムーズな災害対応体制を模索しながらも
定型化できればと考え動いてまいります。

被災された住人さんのその先の笑顔の為に


写真に映っているOPENJAPANのボランティア統括の肥田さん。彼は阪神淡路大震災から災害支援ボランティアされている方で。災害支援のプロでいらっしゃいます。

素晴らしいのが災害時のボランティアとしての心構え。本当に生きる教科書、勉強になります。

被災地の方々に寄り添い、ヒアリングし、地域特性を知り、地域の免疫力を高め、消防警察・外部や内部の団体と連携し。自立してゆける体制づくりをつたえていらっしゃいます。

明日からです。 先週から熱海市役所と打ち合わせを重ね避難所での意向調査を踏まえ 明日から立ち入り規制区域内の一時帰宅が行われます。 被災後初めて現場へお家へ30分間と短い時間ではありますが 避難所から市役所職員が同行して現地でNPO...

Posted by OPEN JAPAN 緊急支援プロジェクト on Tuesday, August 10, 2021


このような外部からの、愛と思いやりのあるプロフェッショナルボランティアの方々に熱海は、そして熱海伊豆山は支えられています。

本当に頭が下がります。

ありがとうございます。


きょうも日常の中でこのような非日常を胸に。
自分のできることを精いっぱい。生きよう。

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