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課題の分離

令和6年4月11日

今日は朝から少々イライラする案件がありまして、そのことについてどう対処して行けばいいかな…と現時点の自分なりに考えてみましたので、皆様にも共有いたしますね。

そのイライラの原因は父なのですが、本人はそのつもりはないのかもしれないのですけれど、(おそらく無意識的に)父を見ていると常に同居家族に対して不機嫌でいるタイプなんですね(家族以外の方と関わるときは機嫌が良いのです)。まぁ…俗にいう毒親、ですとか、モラルハラスメントをする夫の性質に当てはまるところがあるわけです。

で…これは私の反省点なのですが、そのことについて母と感情を共有してしまったんです。つまり、このようなことを言うと悪口に発展してしまうんですよね。本人に「不機嫌を撒き散らさないでほしい」と伝えたくても、本当に伝えたら怒りを爆発されますから、そこは黙って他のところで吐き出すしかない。と言うことで、母に話したわけです。

もちろん、自分の中に溜まったものをどこかで吐き出さないと病気になりますから、信頼している方に話を聞いてもらうことは悪いことではないのです。でも、それをいつまでもダラダラと話すと、それが愚痴となり、悪口に発展してしまうわけですね。

そこで思い出したことがありまして。

父が常にイライラしているのは、私の問題ではなくて、父の課題である。ということ。

「その課題は誰の課題であるか」という所在を間違えてはいけないと思うのです。
父に対して、私が何らかの危害を加えて非があるのなら私も反省して改善が必要ですが、訳もなく常に父がイライラしているというのは、父自身に課題がある訳です。

その課題に向き合わなくてはならないのは、父自身。
ただ、その課題に向き合うか、向き合わないかは、その人の人格にもよりますから、父の課題とわかっているだけでは状況は変わりませんが、イライラをぶつけられている側の心の負担は多少軽くなります。

幼少期から長年感じていたことですが、父は常に自分の機嫌を損ねることで私たち家族をコントロールしているところがありました。父が不機嫌になると、こちらが何か問題を起こしているのではないかと感じてしまうのです。そして自分の行動を縮小し、消極的な行動になってしまうという悪循環の中にいました。

ただ、私自身も今から約20年ほど前から心理学を学んで実践し、自分自身の問題を改善してきたところもあり(もちろん、現在もその途中ですが)、そこで学んだことの中に「課題の分離」というものをちゃんと認識することの大切さを知ったんですよね。このことを知ることができてから、かなり父に対する見え方が変わってきたような気がします。

常に不機嫌な人は、常に恐れている人でもあるようです。
ですので、常に行動に不安や恐れが根元にあるんですよね。安心感がない訳です。ですので、表向きには虚勢を張っていても、深層心理では怯えていたりするんですよね。

そして、その恐れや不安の元になっているのは何かというと、やはり行き着くところはその人が持つ劣等感にあります。

ですので、自分自身の劣等感と向き合って少しずつその劣等感を溶かしていくことができると、ものすごく生きやすくなってきます。

ここに気がつくと、ものすごく幸せな人生が待っているんですけれどもね。父がそこに気づくと良いなと思うのですが、今世では難しいかもしれません。まぁ、そこは気長に、輪廻転生の数回先で気づいてくれたらいいかなと思うようにしています。

それから、自分が相手に執着してしまっていると、怒りも大きくなってしまうかもしれないですね。相手に変わってほしいとか、普通はこうだとか、そんなふうに思いすぎているとこちらもイライラしたり怒りが湧いてきてしまうところもあるようです。

イライラした時に、今日のこの一連のことを常に思い出せるように、普段から穏やかに過ごせるよう心がけておくことも大切なことですね。

少しでも参考になれば幸いです。

閑話休題
・ということで、今日もお抹茶を点てました(笑)。BGMに小曽根真さんのトリオのアルバム「Re Born」を添えて。先日購入していた甘い和菓子がありましたので、そちらを美味しくいただきました。素敵なBGMのおかげもあり、一つひとつ丁寧にお茶の準備をすると心が少しずつ落ち着いてきます。やはり心を落ち着けたい時は、静かで且つ少し心が前を向くような音楽に助けられますね。

・今日のお抹茶の泡立ちは、表千家「風」(笑)。お抹茶の量は裏千家並みに多めなんですけれど、泡立ちが少ない要因は、抹茶が固まってしまっていたにもかかわらず横着をしてそのまま使ってしまったこと(笑)。実際、抹茶の塊が沈んでいて飲み心地があまり良くありませんでした。今後は、茶漉しを使って棗(なつめ)に必要量のお抹茶を入れることにします。ひと手間が大事ですね。こうして課題が見えるというのは、本当にありがたいことです。

・庭の花もどんどん咲いています。私のプチ家庭菜園の野菜とハーブもぐんぐん育っています。観葉植物もですね。自分で育てると愛着が湧きます。

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