孤独なら絵を描けばいい

フリーランスに転向して10カ月。先日、諸事情により依頼された仕事を貫徹できず、本プロになるチャンスを逃してしまいました。

悔しくてしょうがなかったのですが…

そこでふと感じたのが「孤独」。

なぜかはわからないのですが、フリーのイラストレーターになったと同時に人間関係がガラリと変わりました。
それと同時に、以前のように群れてベタベタする相手がいなくなり、気がつけば1人でカフェにこもって自己啓発系の本を読んだりして…。

でもそこで気づきました。

「孤独なら絵を描けば良いじゃないか。

その時間を絵に費やせばいい。
そうだ何をしていたんだ、私。
何を忘れていたんだ、私。」

そう思ってから、その日はすぐに自宅に帰って部屋で絵を描くこと軽く6時間。次の日もその次の日も。やがてループができてきました。

リビングに置いていたPCやタブレットはいよいよ自室へ移動。

改めて考えました。

「画家は孤独な職業だ」

…よくそういいますよね。

もう諦めました。
孤独を味方にするか否かは自分次第。それは上達にもつながると思います。

幸い、その知識が根底にあったから、今恵まれているというのもあるのかもしれません。
それからは絵を描き始めると軽く3時間は水も飲まないくらい集中できるようになりました。

幸せだと感じています。元来、孤独というものは他人との触れ合いだけで埋めるものではないと思うのです。

この手と腕があって良かったなと思います。絵は描かないことには上達しませんからね。

今はアマチュアとプロの間だと思います。早く本物のプロになりたい。

そんな日が早く迎えられるように、日々精進していきます。

p.s.
グリザイユ技法をやり始めました。8月に展示会があるので、それに向けて集中コースです！