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【女性のキャリア】想いを伝えることと言行一致

わたしは育休復帰後管理職になり新しいキャリアにチャレンジできているという会社や上司だけでなく夫の理解や育児分担等恵まれた環境があったわけだけれども…
その様々な過程の中で、大切だったなと思うこと。これからも忘れずにいたいなと思うことを書き留めます。

想いを伝えたこと

育休復帰の年、所属していた組織は変革期で新しい部長が着任し、合わせてわたしと同じキャリアや同世代メンバーが数名、課長代行という役職を任されていた。
課長代行を任されたメンバーはやる気に満ちていた反面、同キャリアでその役職に選ばれなかったメンバー達の多くがもう自分の出世街道は無くなったような失意の様子だったのが印象的でした。
わたし自身はまずは「育児と仕事の両立を」という気持ちですぐに自分も…なんて正直考えていなかったのだけど、新しい部長との面談時上記様子が気になっていたことから、「今回選ばれなかった自分にもメンバーにも今後可能性はありますか?」と聞きました。回答は「YES」でわたしは安心したことだけを薄っすら覚えてる程度だが、面談した部長は1年後の飲みの場で「あの時質問してくれて、育休復帰後もキャリアに対して意欲のある子だと思った、だからそういう視点でずっとあなたの働きを見ていた」と。
特に女性で育児との両立で精一杯であれば、必ずしも出世したいと思う人ばかりではないと思うし、わたし自身もそこまでちゃんと出世したいと意識していたわけではないけれど、漠然とでも自分のキャリアに対してどう思っているか、あの時想いを伝えていたことは自分にとってプラスだったなと思います。

言行一致

正直楽しいことばかりではないけれど、今やりがいを持って仕事ができているのはもちろん夫の理解があってこそ。
家事に関しては50:50の分担が実現していてわたしは基本料理はしない。(子供の朝ごはんにおにぎり作るぐらいで、出産後旦那の料理の腕は爆あがりした!)
この分担をどのように実現したかはおいおい書くこととして、我が家は自分の行いが“言行一致”していて初めて夫との交渉のテーブルに上がれる。“言行不一致”だったら会話すらできない。
周りから見ればいい夫だけど、超前のめりに分担の議論をしてくれるわけではなかったし、必死に説明して材料集めて今の形に落ち着いた。
普段から仕事の愚痴や辞めたいとか言いまくっているのに、わたしだって仕事大変なんだからもっと分担してほしいとか、仕事の文句ばかり言うのに権利主張は一丁前とか。
自分では気づかないけど周りから見れば言行不一致な言動って意外とありふれている。

夫婦の置かれている仕事環境や子供の性格などの兼ね合いで、育児家事分業の形は100組いたら100通りあるという前提の上で、なんか夫婦の会話が噛み合っていない、自分だけ負担が大きい、仕事でうまく意思疎通ができないなどの悩みにぶち当たった時は、自分の言動を俯瞰的に振り返ってみる。
今までの過程で自分の主張は言行一致していたか?を冷静に考えてみたいと思います。

40才まで残り992日。週末はスイカゲームで時間溶かしたな。今週は気を引き締めて仕事しよう。

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