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私がアロマに出会ったきっかけ

こんばんは。
看護師パフューマーの加々美です。(自称)

今日は私がアロマと出会ったきっかけを
お話させて頂きたいと思います。


1.看護実習で精油に出会った

今から10年前の20歳まで遡ります。

私が看護学生だった頃のこと。
看護実習の足浴でアロマバスを提案したことがありました。

その時に初めて遮光瓶に入っていた精油を手にし、
『なんていい香りなんだろう…!』
と感動したのを今でも覚えています。

実際にアロマバスをしようと看護計画を立てましたが、
受け持ち患者様の体調不良により実施できませんでした。

それでも、精油のことを覚えているのは
精油の香りは私にとって心を動かす匂いだったから。
10年経っても、色褪せない出会いです。


2.Aさんの存在

精油と出会わせてくれたのは
私の親友のおかげなんです。

まずは親友との出会いからお話させてください。

私には激動な看護学生時代を一緒に乗り越えた
大切な親友(以下Aさん)がいます。

Aさんと初めて出会ったのは
看護学校の面接室前の控え椅子。
隣に座っていた私とAさん。
緊張していて、私は何も思い出せないのですが
「緊張しますね」と私がAさんに声をかけたらしい…。

そんなことも忘れてしまい、
試験に合格し、晴れて看護学生となりました。
そして、Aさんに
「あの時声をかけてくれたよね」
と私に言ってくれ、
「そうだったね」(忘れていたなんて言えない)
と何とも言えない感情を持ちながら
私とAさんは仲良くなっていきました。

看護学生一年目の一番最初の実習で
Aさんと同じグループになりました。

循環器病棟での実習で、受け持ち看護師に何度も無視をされ、
病棟看護師に話しかけることすら怖くなってしまいました。

担当の看護教員に厳しい指導に私はうつ病になりかけました。
看護計画もまともに書けなくて、
患者様との接し方も分からなくて、
毎日泣いていました。

でも、実習が終わるたびに
Aさんが「一緒に記録頑張ろう!」と言ってくれました。

そのたびにAさんの自宅で徹夜して、
一緒に実習を乗り越えました。

そんな辛い実習があったからこそ、
それ以降の実習でどん底まで落ち込むことは少なかったです。

看護師国家試験までの勉強や実習を逃げずに乗り越えられたのも、
Aさんが「友香と一緒なら頑張れる!」と励ましてくれたからでした。

国家試験までの勉強も一緒にやったり、
国家試験のために前泊した時も、
同じ時間を同じ思いで刻んできました。

Aさんと看護師国家試験に合格したときも一緒に泣いて喜びあいました。
その後、あろうことかAさんと同じ病棟に配属となりました。

Aさんと同じ病棟に配属となり、毎日残業し合いました。
仕事の覚えが遅い私に「何か手伝うことある?」と
Aさんはいつも優しく声かけをしてくれました。

時には仕事終わりに採血の練習に
付き合ってくれました。

Aさんがいなかったら、看護師を諦めていました。

私が看護師3年目のころ、
病棟内でいじめを受け、
たまたま夫の友人に
「訪問入浴やってみない?」
と声をかけられたことをきっかけに
病院→訪問入浴へ転職することになりました。

Aさんと離れ離れになり、
2020年の冬、
突然Aさんから連絡がありました。

「アロマの研修でモデル頼んでもいい?」

Aさんのためなら、なんでもオッケー!!!
そうして私は精油に出会うことになります。


3.初めてのアロマトリートメント

Aさんから、アロマのモデルを頼まれ
Aさんに連れられてきたのは、
地元の一軒家。

そこには、Aさんのアロマの先輩にあたる方が2人。
そこで初めてアロマトリートメントを
経験させていただきました。

当時、風邪をこじらせていた私は
良い匂いに包まれ
気付けば眠ってしまっていました。

アロマでリラックスしたのか
咳も一時的に軽くなったように感じました。

Aさんのアロマトリートメントが心地よく、
「精油ってすごい!」
そう強く感じました。

その場で精油セットを5万円ほどを購入し
精油メーカーの会員になりました。


4.過ちと再会

精油セットを購入した私は、
精油は魔法の薬なのだと思い込んでしまいました。

その晩、背中がヒリヒリ痛みましたが、
「Aさんのせいじゃない。精油の好転反応だ」
そう思いながら、数日でひりひりは軽減しました。

そこから、精油やサプリメントが
私の日常生活を埋め尽くしていきました。

精油原液を皮膚に塗布し、
飲み物に入れて飲用し、
カプセルに入れて飲み、
カプセルに入れた精油を膣に挿入することもありました。

私がなぜ、そこまで精油にハマったのかというと
不妊症が精油で治るかもしれないと期待していたからです。

私は子宮内膜症と多嚢胞性卵巣症候群のため
妊娠しにくい身体です。

子どもが好きな夫に赤ちゃんを抱っこさせてあげたい。

それを叶えてくれるのが
精油だと勘違いしていました。

毎月15,000円ほど、
精油やサプリメントに使いこんでいましたが
だんだん支払いが厳しくなってきて
精油会社を1年で休会することとなりました。

ただ休会していても
精油の匂いに癒されていました。
精油会社を休会したことで
Aさんと疎遠になっていました。

2023年の春ごろ
Aさんと再会しました。

Aさんに
「アロマを取り入れた高齢者施設を共同経営しない?」
オファーしてもらえました。

ただただ嬉しくて
「やろう!!!!!!!」
とすぐに返事をしました。

そうして、一緒に物件を見に行ったり
たくさん話しました。

ただ、私の中で
もやもやしていることがありました。

それは
「精油の使い方」
です。

高齢者の皮膚は私の皮膚より繊細です。
私が精油の原液塗布で背中がヒリヒリしたのに
この使い方をしていいのか?

Aさんに再会したのに
疑問をもってしまいました。

そこで私は決意します。

5.決意

「アロマをゼロから学んでくるね」
Aさんに決意表明をし、
2023年の8月から、公益社団法人日本アロマ環境協会に認定校である
マロウズハウス香りの教室の太田先生のもとで
アロマテラピーをゼロから学び始めました。

Aさんと肩を並べて
一緒に歩けるようになりたい。

また一緒に笑いあいたい。

全てはAさんが大好きで、
大切な存在だから。

私がアロマという素晴らしいものに出会えて、
匂いが大好きで
そこに全力投球できているのも
Aさんのおかげなんです。

Aさんが私とアロマを出会わせてくれ
今を作ってくれた人。

というわけで、本日のお話は
「私がアロマに出会ったきっかけ」
でした。


最後まで読んでくださりありがとうございます。
スキやフォローしてもらえたらとても嬉しいです。

また次回お会いしましょう。

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