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年齢という枠をこえて広がる音楽体験

皆様こんにちは、チェロ奏者・講師の近藤悠叶です。
いつも投稿をご覧いただきありがとうございます!


ところで、巷でよくこんなことを聞きませんか?

弦楽器は3歳までに始めないとできない!
大人になってから始めても上手にならない!
絶対音感がなきゃ弦楽器なんて無理!

よく聞きますよね~。

この問題に関して、いろいろな意見があると思いますが、
私個人の意見としては否定させていただきたいと考えています。

弦楽器は3歳までに始めないとできない!

これ関して沢山の同業者を見てきましたが、3歳以上になって弦楽器を始めてプロになる方、強者は大学で初めてチェロを触って某国立芸術大学(パンダがいたりするところ)の音楽学部、はたまた大学院にポーン!って入学してしまう人がいるくらいです。
もちろん小さいころから始めるに越したことはないですが、遅くに始めたら始めたでメリットが私はあるように思うのです。

頭を使って練習することができる。

小さい子供は自分の頭で考えたり、言葉で説明されて理解して練習することが難しいですが、成長してから始める場合は自分で考える、説明を理解することができます。
ゆえに理論的に構築して上達することができる。
これは私が主宰しているチェロ教室、チェロ教室-結-に所属している大人の生徒さんを見ていて感じています。
50代や60代から初めてチェロをやる方もいらして、その方々も頭で考え、上達なさっています。

大人になってから始めても上手にならない!

先程も述べましたが、当教室に所属している生徒さんはみんな大人で、
50代60代から始めた方もわりといらっしゃいます。
その方々は練習の仕方を知る事によって自信を持てるようになると
途端に上達するんですよね。
大人はポイントを押さえるのが上手です。
例え上達するスピードが遅かったとしても、確実に上達します。

絶対音感がなきゃ弦楽器なんて無理!

そりゃあったことには越したことはないんでしょうけど、
私は絶対音感は必ず必要だと思わない立場です。
なぜなら。
私は幼少期にヴァイオリンをやっていましたが、その時についた絶対音感はチェロにはあまり役に立たなかったからです。
これはどういうことかと言うと、
幼少期についた絶対音感での音程感が基準値(約442Hz)より低く、チェロで受験をするときに442Hzでの音程感を覚え直さないといけなかったからです。
また、
アンサンブルをするとなると相手の音程に寄り添うことも必要です。
絶対音感に固執すると、自分が思っているより音程が低い高いで混乱することもあるのです。

ちなみに私の師匠も絶対音感は必要ないという意見を持っていました。
(最初は否定された気分で悲しかったですがやっているうちに理解しました)

さらに現代ではある程度音程を定めるにはチューナーという便利な音の高さを判断する機械があります。
チューナーの使い方次第ではありますが、私のレッスンでは音程がわからない場合はチューナーを使うことも1つの手段だと思います。
そこから音を覚えたりすることも大人は可能だと感じています。

結論として

弦楽器、特にチェロを始めるにあたって年齢は関係ないと私は考えています。いつでも、どんな年齢でも始められます。

未知なるものを始める。憧れを始める。

何か新しいことを挑戦することで心も体も若返り、
人生が彩り始めることでしょう。
勇気を出してチェロを始めて、チェロと共に
楽しい人生を歩んでみてはいかがでしょうか^^♪


チェロを始めてみたいけど、もう手遅れかしら・・・
ただなんとなくチェロを見てみたい・・・
楽譜なんて読めないけどチェロに触れてみたい・・・けど・・・

そんなほのかな希望と不安を持っているそこの貴方へ。
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本日も最後まで読んでいただき有難うございました!

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