yuka ota

観光、工芸民藝、手仕事、日本文化、お茶、海外の活動中。/旅行のお仕事→Aus留学→外国…

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観光、工芸民藝、手仕事、日本文化、お茶、海外の活動中。/旅行のお仕事→Aus留学→外国人観光客に伝統工芸品販売→京都の国際シェアハウス生活/茶道*総合旅行業務取扱管理者

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中学生のときに初めての海外へ。 もともと海外旅行好きの祖母の影響や中学生のときに洋楽に出会い、目覚めたことでどこか海外への憧れを持っていた。 そんな時舞い込んだ、行きたい人だけ行く2週間のイギリス語学研修。あこがれのヨーロッパだったため思い切って参加。ここで海外にさらに興味を持ち、旅行会社の添乗員さんたちにお世話になったことで旅行会社で働くことを目指す。 大学時代猛勉強し、総合旅行業務取扱管理者の資格をとる。 大学の資格講座で勉強し、約半年間かけて取得。 今でも国内観光

    • 美しい日本語と教養

      最近美しい言葉に出会い、ハッとして心を奪われた。 「水中に月影を掬(きく)するが如し」 あたかも水中に月影を掬(すく)いあげようとするかのごとし 今毎日見ているNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」の判決文で読まれた際に、 かっこよくて痺れたのだ。 こんな判決文の中で文学的でロマンチックな言葉が使われるのか…。 と同時に、普段からこんな言葉が出てくるなんて、なんて知的で教養があるのかと昔の人は凄いなと思ったし、自身の語彙力の無さに悲しくなった。 ここ数年、美しい言葉を知

      • 移住して約1年が経ちました。

        コツコツ書いていこうと思った日記も、気が付けば最後に書いてから1年経ってしまった。去年の1月は「これからの1年いったいどんな1年になるんだろう?」と未知の始まりにドキドキワクワク?していた気もする。 最初の半年くらいは納得いかないことやおかしいと思うことなどに対して疲れることが多かった。 それから、どうしようもないことを考えても仕方ないと吹っ切れてからは楽になった。今できることややりたいことに集中しよう。今後のことは今は考えない。そんな感じで過ごしてきた気がする。 あとは

        • 日本の田舎で感じた、非日常の海外体験

          5年ぶりぐらいだろうか。 久々にオーストラリア人の元シェアメイトに会った。 旅の途中に鳥取に寄ってくれた彼は、我が家に泊まり、数日間一緒に過ごした。 京都にいた頃シェアハウスで出会い、共に暮らし、生活していた。 オーストラリアに帰ってしまってからも連絡が途絶えることなく、こうして久々に再会することができたのは奇跡な気がする。 私はすっかり英語を使わない生活になってしまったため、本当に話せなくなってしまったけど、そんな中でもオーストラリア留学の体験を思い出した。 たとえ文

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          久しぶりに田舎から都会に出るとどうなるか。

          数ヶ月ぶりに鳥取から京都に戻った。 田舎から都会に出てきたことで、色々思うことがあったので記録しておく。 田舎から都会へ出てきて感じたこと。私が移住した湯梨浜町は人口約1万5千人の鳥取中部の小さな町。 日本海側に面していて、鳥取県内の中でも特にのんびりしている。 車社会なので、歩いている人をほぼ見かけないし、そもそも人口が日本で1番少ない県なので、混んでいる場所の方が少ない。(土日でさえも) そんな生活から大都会、京都・大阪に出るとどうなるか。 駅の人の多さに耐えられな

          久しぶりに田舎から都会に出るとどうなるか。

          懐かしくて胸が熱くなる好きなもの

          先日、甲子園が終わった。 野球にまったく詳しくない私でも、心を打たれた。 最近の気分の落ち込みや体調の心配など、そんなものすっかり忘れてしまうぐらい胸が熱くなった。 こういう気持ち、この気持ちがあれば楽しく生きていけるんじゃないかと考えたとき、思った。 「昔、好きだったものってなんだったけ?」 「子供の頃や学生時代、損得無しにわくわくしたもの・・・」 思い返せば私は昔から歴史が好きな子どもだった。 ディズニーランドよりも京都の神社やお寺に想いを寄せ、気がつけば弓道や茶道

          懐かしくて胸が熱くなる好きなもの

          お盆、昔の時代に想いを馳せる

          最近おもしろいな、と気づいたことがある。 実家に帰って祖母や両親の昔話を聴くことだ。 なんで今まで聴いてこなかったんだろう。 今とは全然違う時代の話をこんな身近な人たちから聞けるのはありがたいことで、新しい発見があったりする。 なにより、「え、そんな経験してたの?!」と今さら聞いてびっくりすることが多いのだ。 なんで私は今まで興味を持って質問してこなかったんだ。 自分がいかに家族の過去について無関心だったのか、目の前の家族の現実しか見てこなかったのか、自分のことでいっ

          お盆、昔の時代に想いを馳せる

          レトロなものが好きなんだ。

          ここ最近の興味の流れを振り返ってみると、共通しているものがある。 そう、海外のレトロなもの。 特に、1950〜70年代のアメリカやイギリスのカルチャーやライフスタイル、ファッションなどなどに魅了されている。 そもそも、なぜか突然007の映画を見始めたところから始まる。 なんとなくアマゾンプライムで見始めた007の最新作。見始めたらハマってしまい、最新作からどんどん旧作に向かって見ていくという逆のスタイルで見ていく。そのため登場人物や内容がわからないのだけれど、面白くて見

          レトロなものが好きなんだ。

          ローズマリーのフェイス(全身)クリーム作ってみた。

          敏感肌で乾燥肌の私。 肌の不調やケアでは本当に苦労している。 最近、気になって調べてみた化粧品の危険な成分。 自分が使っている乳液やボディクリーム、シャンプーやトリートメント、日焼け止め、成分を見てみるとちょこちょこ良くない成分が入っていてショックだった。 2021年からハーブの勉強を始め、ハーブティーをー飲んだり、ハーブチンキを作ったり、ハーブやアロマのクラフトを少しずつ作るようになった。 どれも、 と必要性を感じたから始めたものばかり。 そんな感じで今までファブ

          ローズマリーのフェイス(全身)クリーム作ってみた。

          鳥取島根・九州民藝旅ふりかえり

          怒涛の鳥取島根と九州の民藝旅だったけれど、思い切って行ってみて本当に良かった。長野の松本民芸館で感じた 「なんとなく民藝ゆかりの地に行かなくちゃいけない気がする。」 その通り、行ったことで新たに感じたことや発見がたくさんあった。 「民藝」や「人」、「自分の好きなもの」に特化したこの旅は、いわゆる人気の観光地などはまったく入れなかった。 今回、多少の時間があったので寄り道はしてみたが、メインではなかった。かえってそれが旅の満足度を上げたのだ。 旅は他人のものさしではなく

          鳥取島根・九州民藝旅ふりかえり

          九州民藝旅5日目

          最終日の朝、今日はついに九州を去る日。 Origeがもう自分の家のようで快適に過ごしていたのでさびしい。 毎朝掃除に来ていた山本さんと会うのも今日で最後だ。 朝、山本さんに会うと山藍さんやゆげ製茶さんの話になった。 私が山藍さんに行った後に山本さんが山藍さんに行くと、みんなが私のことを知っていた!と言っていた。京都から来て長時間滞在して藍染体験もしたからか、有名人になっていた。なんだか親密度が上がった気がしてうれしかった。 山藍さんもゆげ製茶さんもたくさんお話してくれて、

          九州民藝旅5日目

          九州民藝旅4日目②

          ゆげ製茶さんを後にして、お隣の八女市へ向かう。 ずっと行ってみたかった「うなぎの寝床」へ行くためだ。 工芸や民藝の情報収集をしていた時に見つけたお店。店内は九州を中心に全国の工芸品が集められており、どんなものか見てみたいな〜と思っていたのだ。 八女市の街の福島地区に着く。九州に着いた1日目もちらっと来たけどあまり時間がなかったのでゆっくりは見れなかった。福島地区は白い壁の古い町並みが見られ、歩いていると気になる建物や看板などがちらほらあった。 土日なのにほとんど人が歩い

          九州民藝旅4日目②

          九州民藝旅4日目①

          盛りだくさんだった昨日で幸せ気分に続き、今日は山本さんに紹介してもらったお茶農家の「ゆげ製茶」さんへ行く。お茶農家さんは一回行ってみたかったのでうれしい。 Origeから山本さんの車について行き、割とすぐ着いた。 着くとそこはお茶の工場とその隣に小さな販売所が併設されていた。 生産者のゆげさん夫婦に挨拶した瞬間、「若いな!!」と驚かれた。最近行くところが渋い場所(年齢層が高い場所)が多いせいか若いと言われることが多い。 もういっそのこと渋い路線を極めていきたい。 お茶をい

          九州民藝旅4日目①

          九州民藝旅3日目④

          そして、最後にずっと行ってみたかったお店「SHOP編集」へ。 SNSで知ってから行ってみたいな〜となんとなく思っていた場所。とにかくお店をされている2人の女性とお店と作っているものの雰囲気がゆるゆるでたまらなくてずっと癒されてきた。。。そんな癒しのスポットに行く日がまさかやって来るとは!! 「Kibiru」からほど近い場所なのに、住宅街の中の場所でまったく見つけられず、同じ場所をぐるぐるぐる。。。Googleマップでは見つけられず、お店のSNSに書いてあったアクセス方法を

          九州民藝旅3日目④

          九州民藝旅3日目③

          ここからは、広川町のお隣のまち、筑後市に向かう。 と言っても車で10分くらい。 お目当ては、郷土玩具の赤坂人形(ててっぷっぷ)。 以前にその存在を知ったとき、あまりのゆるさとかわいさにびっくりした。 今回八女に行こうと思ったとき、赤坂人形のお店が近いことを知ったので行くことに決めた。 念願のお店に着いたとき、意外にも大通りに面していて隣がチェーン店のお弁当屋さんだったりして立地に驚いた。 店内に入ると、人形を作っているおじいちゃんがお出迎えしてくれた。 ガラス張りのショー

          九州民藝旅3日目③

          九州民藝旅3日目②

          教えてもらった隣の工房にお邪魔する。 入り口ではおばあちゃんがいろんな食材を売っていて、ピーナッツやらいもけんぴやら試食をくれた。普段はまちのくだもの市場や観光案内所的な場所で販売しているらしい。 いもけんぴをいただこうとしたら、「荷物になるから後にしたら?」と言ってくれた。工房内を見てからまた後で買います、ということで先に中に入る。 そこでは反物や反物で作られた服、反物の切れ端などが販売されていた。値段を見るとケタ数に驚きの価格であった。しかし、反物を何mかで買っているお

          九州民藝旅3日目②