Yu

社会人1年目。言語化の練習。私の心。

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社会人1年目。言語化の練習。私の心。

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  • 福祉ってなんだろう

    福祉ってなんだろうという問いを、考え続けて言葉に残しておきます。私に対しての永遠の問いとその軌跡。

  • 自分と向き合う

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固く閉ざされていた扉の向こうには、まだ扉があったみたい。

誰かの涙に触れた日。 誰かの揺さぶられている感情に触れた日。 涙や感情を丁寧に言葉にしているのを受け取った日。 日々、たくさんの気持ちを受け取るたびに、心が揺さぶられて涙が出てきた。 今年1月、私は自分の奥底に閉じ込めて鍵をかけてしまっていた感情と向き合った。私の根本にある、"嫌われないように"と言う願い、その元になっているであろう経験を思い出して言葉にした。そんな私のnoteを読んで、心を震えさせてくれた、共に泣いてくれた、CforC2020で共に学んだ仲間の方がいる。そ

    • 久々に存在の揺らぎを感じたので、一駅前から歩いて帰宅した夜。 苦しさの涙も含まれるこの夜は、きっと今の私にとって必要だけれど、いつか平気な日が来るといいな、

      • 今日で終わりなことをおばあちゃんにつたえたら、「いいな〜!」と真っ直ぐに言われた。 意図的に失ってしまった"終わりがない暮らし"への想像が一瞬にして戻ってきて、後悔とか申し訳なさとか寂しさに押しつぶされそうになってしまった。 今後失わないために、文字しよう。 落ち着いたら。

        • おもしろさも、苦しさも、どちらも嘘じゃなくて。

          4月からのこと。特養で働き始めた。 学びも、楽しさも、面白さも、語りつくせないほどたくさんあった。でも同時に、ずっと水中にいるような、苦しさがあった。どちらも忘れないように、少しだけ記録しておこうと思う。 人間として生きていながら、「生態系としての人間」は苦手分野だった。全てのケアには根拠があって、それをすらすら言える先輩に教わるのは楽しかった。1番大事なのは換気らしい。 人間がどうやって老いていくのか、どのように生を終えるのか、生身の人から学ばせてもらえるのも本当に貴重

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        固く閉ざされていた扉の向こうには、まだ扉があったみたい。

        • 久々に存在の揺らぎを感じたので、一駅前から歩いて帰宅した夜。 苦しさの涙も含まれるこの夜は、きっと今の私にとって必要だけれど、いつか平気な日が来るといいな、

        • 今日で終わりなことをおばあちゃんにつたえたら、「いいな〜!」と真っ直ぐに言われた。 意図的に失ってしまった"終わりがない暮らし"への想像が一瞬にして戻ってきて、後悔とか申し訳なさとか寂しさに押しつぶされそうになってしまった。 今後失わないために、文字しよう。 落ち着いたら。

        • おもしろさも、苦しさも、どちらも嘘じゃなくて。

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          3本
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          4本

        記事

          "良い"よりも"好き"という言葉で。

          昨年の振り返りも、今年の意気込みも、書くタイミングを逃して1月後半まで来てしまった。更新しなきゃと迫られるようなものでもないので、好きなタイミングで好きなことを緩く書くことを今年の意気込みの1つにする。 ◇◇◇ 言葉の持っている力は大きい。 同じ意味だとしても、発する言葉によって意味づけは変わってしまうから、言葉はおもしろい。 生きているなかで人から、いわゆる「良いところ」を伝えてもらう機会が訪れることがある。 客観的にみた自分の強みを言葉にしてもらえることは、とても

          "良い"よりも"好き"という言葉で。

          日常を彩ってくれてありがとう、幸せでいてね。妹より。

          私には8歳離れた姉がいる。 その姉が、結婚式を挙げる。 こういう機会がないと言葉にしないので、姉に手紙を書こうと思う。その下書きのような、ちょっとした思い出と気持ちを綴っておきたい。 姉という人物 このエピソードから人物像が浮かび上がってくるのかは謎だが、私からみた姉を一言で表すと「太陽のような人」だ。 人によって「こういうひと!」のイメージが違ってくることもあるけれど、姉はきっと一貫して「ポジティブ」の要素があるんだろうなと思う。だからこそ、すごく人に愛されて必要と

          日常を彩ってくれてありがとう、幸せでいてね。妹より。

          同じ未来を見るなんてのは、逃げていたら不可能なわけで。

          どれだけの愛を貰ったとして、上手く受け取れなくてこぼしてしまうから、不安で寂しくて怖くてたまらない夜は、いつまで経ってもなくならないんだろう。 この瞬間がいつまでも続けばいいのに、なんて時間には終わりがあることを知った。 幸せの尺度は人によって違うことを知った。 嘘でもいいよ、自分を誤魔化していよう。 そんなことが効かないくらいには生きてきたし、大人になった。大人になるのも悪くないな、ってちょっぴり思えるくらいにはこの変化も楽しめるようになってきた。 だけど、誤魔化しが

          同じ未来を見るなんてのは、逃げていたら不可能なわけで。

          どんな夜でも平穏を保てるように。

          「あそこに見える星はなんですか?」 ナースコールが鳴り、急いで向かった深夜3時、突拍子もない一言に笑ってしまった。 夜中に鳴り響くナースコールは、日中と違って変わった要望が多い。そして納得するまでは寝てくれない彼らとも、楽しい夜を過ごさなくてはならない。求められているのは安全とユーモアだ。 見えている星は確かに1番光っていたし、綺麗だった。小さい頃プラネタリウムによく行ってたとはいえ、星の知識なんてゼロに等しい。 星に詳しくないからわからないです…ごめんなさい。でもすご

          どんな夜でも平穏を保てるように。

          消えてしまわないように、消してしまわないように。

          自分の心から純粋な部分が消えてしまいそうで、貪るように本や映画、音楽から"誰か"の綺麗な心を吸収してたくさん泣いた。 いつからか"大人"になって、布団の中で考え事をする日が増えた。静かすぎる夜は、うるさいくらい自分が浮き彫りになる。 抱えきれないけれど誰にも打ち明けられない暗い心を、文字に起こす。最近の下書きには、何かと闘っている、暗くて寂しくて、でもどこか暖かい文字が並んでいる。 あなたたちは、もう少し、そこにいてね。 過ぎる時間が重みを消してくれるはずだから。 そ

          消えてしまわないように、消してしまわないように。

          全部大丈夫にできる気がする。

          毎日太陽に当たっていても、しっかりご飯を食べていても、お風呂に入っていても、「疲れ」は溜まっていく。 新しい環境で働き始めて1ヶ月と少しが経った。 周りの同期の元気が少しづつなくなってきて、「〇〇さん、元気なさそうだけど大丈夫かな…?」と聞かれることが増えた。 側からみて元気がないのは相当なんだろうし、それに比べれば自分はまだ全然大丈夫なんだって認識になった。 私は心のコップはあまり大きい方ではないけど、外側に大きな受け皿があるタイプな気がする。すぐに溢れてしまうけれ

          全部大丈夫にできる気がする。

          4年間で大好きになった関西の、私的おすすめスポット10選。

          普段のnoteとは全く違う色ですが、大学時代の4年間を大阪で過ごした私的好きなスポットの備忘録です。 独断と偏見に溢れた内容ですが、少しでも同じ感性のある人はぜひ訪れてみて欲しいです。 ・ぼーっと歩くのが好き ・人が多いところは苦手 ・キラキラ、ガヤガヤしてるところは苦手 ・自ら楽しみを見出せる ・水を見るのが好き 【大阪】 居住地&通学先の大阪。 大阪は本当に住みやすかった… どこにでも行きやすいし、何でもある。 ①中之島 中之島は私的お気に入りスポットNo.

          4年間で大好きになった関西の、私的おすすめスポット10選。

          2022→2023

          どこを見てもキラキラした世界が飛び込んでくる時期。 幸せは自分がわかっていればよいと思いつつ、その幸せの不確定さを見える形に残したくなるし、誰かに認めてほしくなる。こんなめんどうな感情になるなら、辞めてしまうのが得策何だろうが、そう素直にはいかないのでSNSをスッと閉じた。 少し暗い入りをしてしまった。 年は明けてしまったけど、去年を少し振り返って今年を迎える決意をここに綴りたいなと思う。 ◇◇◇ 2022年は「迷い」の一年だった。 大学4年生になった。 卒業後を

          2022→2023

          葛藤することがきっと強みになる。

          「支援」ってなんだろうか。 「ソーシャルワーク」ってなんだろうか。 大学4年間、考えてきたこの問い。 最後の実習を終えて、心を少し言葉にしてみる。 綺麗にまとまっているものは実習日誌や実習報告にあるので、あえてまとまっていない、もやもやしたままの事柄を素直に書いてみる。 いち自治体の、あるソーシャルワーカーをみた、ただの大学生の心だと思って読んでほしい。 社会福祉実習は福祉事務所で生活保護について学んだ。 定期的にある家庭訪問は、そもそも必要なのだろうか。税金である保

          葛藤することがきっと強みになる。

          答えをみつけるまで、考えつづけられる自分で居たい。

          大学生のうちにやりたいことの1つである、バンジージャンプを飛んだ。 私がバンジージャンプをやってみたいと思っていた理由。それは、自分の足で飛ぶことを体験してみたいと思っていたから。言葉を変えると、飛び降りることへの興味があった。 以前から、死について語ることへの恐怖があまりなかった。周りの人の死を何度か経験して、自分の中にある死への感覚が少しずつ構築されてきたのかもしれない。現実と非現実の境目が少し薄いのかもしれない。 昨年授業で行ったもしバナゲーム。 自分が死の間際に

          答えをみつけるまで、考えつづけられる自分で居たい。

          この世界はちっぽけで壮大で不安定だ、という物語を生きる。

          すごく極端な話をしたい。 この世界は結局ミニチュアで、誰かに支配されているんじゃないか、という想像をすることがたまにある。 とても厨二病チックな話だけれど、真面目にこんな不真面目なことを考えている。 小さい頃、シルバニアファミリーでよく遊んでいた。 可愛い人形がいて、大きなお家があって、幼稚園もバスも砂場もある。お母さんはこの子で、お父さんはこの子で、ここは兄弟。学校ではこの授業を受けて、放課後は遊ぼう。喧嘩も起きちゃうな。 毎回似たような、違うような、物語を作っていた

          この世界はちっぽけで壮大で不安定だ、という物語を生きる。

          嵐のような、雨のような。

          「こっち見んな!気持ち悪い!」 午前10:30頃、駅の近くで怒鳴っている人を見た。 サングラスをかけた158cmくらいの男性だった。 何かあったのかな?と思いながら、巻き込まれたら嫌だなと、遠くからその場を後にした。 午後15:00、再び同じ駅でスーパーに寄った。 飲み物を選んでいると、サングラスをかけた男性が私の方に歩いてきて、中指を立ててきた。 何が起こったのか分からないまま、すごく嫌な気持ちと"恐怖"を感じた。 そのまま過ぎ去るとその人はついてこなかった。 ◇◇◇

          嵐のような、雨のような。