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2月の朔日餅は「立春大吉餅」



今日から2月!
月の初めの今日、このひと月ずっと楽しみにしていたことがありました。


それが、赤福の「朔日餅」を食べること、でした(´∀`)


伊勢では、毎月1日に伊勢神宮へお参りする朔日参り(ついたちまいり)という風習があります。
これは、月の初めに早起きをして、ひと月無事に過ごせたことを感謝し、新しい月の無事をお祈りするもの。
その朔日参りをする人を季節にちなんだ餅菓子でもてなすために、1978(昭和53)年に赤福で発売されたのが「朔日餅(ついたちもち)」で、元日を除く毎月1日のみに月替わりの餅菓子が販売されるため、早朝から大変にぎわいます。

「観光三重」HPより


ことの発端は昨年、知人の主催する伊勢神宮参拝ツアーに参加したことでした。


そこで朝の5時前からお宿を出て、おかげ横丁の赤福本店の大行列に並んで朔日餅をいただく、という経験を初めてしたのです。


いやあ、驚きました。
朝の5時にあの大行列。
時は12月とあって、寒い上に真っ暗です。
それなのに、みなさん防寒対策ばっちりで、老若男女問わずが行列に並んでいたりお店で食べていたりで、赤福本店のあたりだけが明るく熱気に包まれていたんです。


帰ってから調べると、朔日餅は販売しているところが限られていて、伊勢辺りでないと買えないようなのでした。
それがなんと、私の地元大阪のデパ地下に入っている赤福で、予約販売をしていたのです!


これはもう、ポチっとするしかないでしょう(笑)


しかも2月はその名も「立春大吉餅」。
もうすぐやってくる立春、旧暦のお正月にぴったりで、運気も上がりそうなお餅じゃございませんの。


そうして待つこと約1か月。
仕事帰りに受け取りに行ってまいりました!


ちなみに、私はオンラインで予約しましたが、店頭でも予約は受け付けていて、こちらの受け取りの行列は「受け取り最後尾はこちら」の看板を持つ人がいるくらい、行列ができていました。びっくり。



前置きが超長くなりましたが、これが本題の「立春大吉餅」。

二月の朔日餅は、「立春大吉餅」。黒大豆と大豆を使った二種類の豆大福です。
一つは、大粒の黒大豆とつぶ餡を餅生地で包み、もう一つは、こし餡と大豆を包んだ餅生地にきな粉をまぶしました。お餅と豆の食感をお楽しみください。

赤福HPより



おいしかったーーーーー!( *´艸`)


もちろんお餅のおいしさもあるんだけど、今度これを食べようと思ったら、来年の2月1日まで待たなきゃならないんですよね。
そんな、七夕並みの待ち遠しさも、おいしさの一端かも。


伊勢神宮お膝元のお菓子を、こうやって仕事帰りに受け取って帰れるありがたさに感謝しつつ、このあと来月の朔日餅の予約をしようと思います。


そうそう、「今年やりたい10のこと」リストの「朔日参りをする」に、「朔日餅を食べる」もつけ加えておこうっと(*^^*)



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