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【躾】

「しつけ」って、親が子どもを育てるときに使う、あの「しつけ」?

私、子どもを育てたことも、ましてや産んだこともないんですけど――――――!


と思う若い先生もいらっしゃるでしょうけど、
私たち「先生」は、子どもを「教える」だけでなく「しつける」仕事もするのです。


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  しつけの三原則


一 朝のあいさつをする子に。


二 「ハイ」とはっきり返事の
   できる子に。


三 席を立ったら
   必ずイスを入れ、
   ハキモノを脱いだら
   必ずそろえる子に。


森信三(哲学者 教育学者)

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その昔、新任研で体育をしました。


その時、自分の脱いだ赤白帽子を、投げて体育館の隅に置いた子がいました。


私はその子を見逃してしまっていたのですが(そもそもそれに気づいていなかった)、

後でベテランの先輩教師に注意されました。
「あの時は私が注意しておいたからね。あんなことする子をほっといたらあかんよ」


当時の私は、「脱いだ帽子をどうやって置かせるか」なんて、考えたこともありませんでした。
はい。授業するだけで精いっぱい。←言い訳


ましてや、上記の森信三氏の言葉なんぞ知る由もなく、
お世辞にもお行儀のいい子どもたちとは言えない学級を作ってしまっていたのでした。


もちろん、「しつけ」なんて意識しなくてもできてしまうセンス抜群の先生もたくさんいらっしゃいますが、


もし、それはちょっと自信がない…という場合は、
「しつけの三原則」の  一 つ だ け  でも、徹底してこだわってみるといいと思います。
一点突破で、一つがよくなると、他もだんだんよくなっていきますから!

だまされたと思って、チャレンジしてみてね。

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【ワーク】

「教科書の音読指導」を細分化してみよう。





(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)

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【質問】

何を意識して細分化しますか?




(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)

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