わかって欲しいに答えない優しさ
誰かにわかって欲しいは
自分自身にわかって欲しい
相手のほしい言葉を返すことに慣れすぎると
それが当たり前になる
相手はわかってもらえてうれしい気持ちになる
でもそれは
一時の対症療法でしかないと思った
一時楽になる鎮痛剤みたいなもの
それは
中毒性を生み
相手のエゴを助長するだけだ
同時にそれは
助けてあげよう
わかってあげようという
わたし自身のエゴでもあると
思った
鎮痛剤を与え続けても
本当の部分には届かなくて
痛みを誤魔化し続けることで
追いやられた痛みはいつか大きくその人を
傷つけることになるかもしれないと
思った
全然やさしくない
だから
やっぱり
わかって欲しいに答えないことに
決めた
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