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また会えるかな。

こんばんは、reです。
前に書いた記事を更新します。

皆さんはずーっと、
はっきり自覚したことはなかったけど
思い出していた人はいますか?

前回の「怪獣の花唄」という記事では
ある1人の少年(今は青年)のことを書いてみました。

私にとっては、その少年がそうでした。

前回の記事にも書いたように、
昔その人を好きだったという訳ではないんです。

でも、ただいつもなにかのタイミングで
思い出すというか。

「元気にしてるのなぁ?」とは思うのに
10年間、一度も連絡をとろうとは
思いませんでした。


中学の頃の自分に長年、
コンプレックスがあったからなのか。

理由はわからないし、
きっと無いけれど。

それに、この先だって
10年間も会わなかったのだから
(すれ違ってても、気づかなかった可能性もあるけれど)
なにかしら同窓会やらがないと会うこともない訳で。


久しぶりに連絡をとってみたところで、
10年間の月日は思いの外長くて
敬語で話す始末。笑

ただね、今思えばやっぱり

彼が眩しかったんだと思う。


少年は当初、
授業中寝てて、勉強できないとか言われてたし
部活は最初の1年サボってるような子だったし。

だけど、途中から変わる努力をして
人生の全てを良い方向に変えた人。


面白くて、変わり者だったんだ〜。



自分が嫌になって、投げ出したかった今日。

そんなときにいつも、
彼をみると胸が熱くなったし
同時に、劣等感に似た気持ちが渦巻いた。


"どうやったら、
あなたみたいに自分の可能性を信じて
頑張り続けることができるの。"


私は弱かった。
自分と向き合わずに逃げてきた人生だった。

あなたに比べたら、いつだって。


ただ、比べるなんてしなくてよかった。

そう思えるだけ、時間は過ぎた。

また会えるかな。


もしいつかまた、人生でめぐりあえたら
そのときは仲良くなりたいな。


おしまい。



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