何気ない日を全力で。そして忘れないで
昨年リリースされた「サマータイムシンデレラ」
は海を駆け出したくなる爽快感を感じ取ることのできる夏の恋を現す楽曲とはまた違い、どの年齢層にも当てはまる疾走感のある夏に合う楽曲となっている。学生には"今"の青春を応援する楽曲に捉え、学生以外には"あの青春"を思い出させるような楽曲に捉えることができる。
緑黄色社会の楽曲はボーカル・ギター・ベース・キーボードの多様なリードから始めることができる中、本楽曲はギターがリードし始まる。青春があっという間に過ぎるようなアップテンポでリズムに乗りたくなってしまうだろう。その後メンバーのコーラスとクラップが続いていく中、
サビ前の一瞬音が消える空白の時間
そこから《恥ずかしいか青春は》や《馬鹿らしいか真剣は》などvo.長屋晴子の力強いメッセージ性が溢れる歌詞が胸を突き刺してくる。
"今"を全力でいれば"いつか"実を結ぶ時がくる。何気ない今日を忘れずに。とあなたに。
403文字
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