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社会的に価値ある事業への参画と投資拡大に向けて 〜陶山の活動との"フック"づくりを兼ねて、振り返りと抱負の共有〜

みなさま、明けましておめでとうございます。

みなさんはどのような年末年始を過ごされたでしょうか?
自分は、去年1月のノートを読み返して、「1年前の自分はこんなことを書いているのか...!!」と驚愕し、1年間の振り返りを行っていました。

 普段、なかなか自分の活動を伝えられていないこと、また、自分の活動に関わってもらえる"フック"が作れていないことが去年の心残りの一つだったので、その"フック"になればと思い、昨年の振り返りと今年の抱負について、一部を共有したいと思います。
(注:諸々書いていたら2,600字程度になりました。汗 長いので、ご注意ください)

■ 昨年の振り返り

自分は、2018年の夏に、VCとは異なる形で社会的に価値ある事業への経営参画・そこに資金が流れる仕組みづくりをしたいと思って前職(VC/大企業コンサル)を離れました。
2019年を振り返ると、まさしく、その取組みを積み重ねて来た一年だったなと感じています。(もちろん、そんなに物事が単純でなく、そうとう頭が雑然としているからこそ、1年前のノートを見て驚いたのですが。汗)

より具体的に言うと(外向けに言えることで)、下記のようなことに取り組んできました。

<社会的に価値ある事業への経営参画>

1−1.国内最高性能の注文住宅メーカーWELLNEST HOME

社会的に価値ある事業の代表格としてWELLNEST HOMEのコーポレート部門の実務:人事、総務、経営企画、財務・経理などを担って来ました。https://wellnesthome.jp/aboutus/message/
 「会社の総務がいかに重要か、そしてどれだけ鍛えられるか」ということをこんなにも強く実感したのは初めてでした。また、この1年で、経営者の早田さんの振る舞いが圧倒的に変化したのを目の当たりにし、自分個人の成長・変化が遅いと実感しています。ものすごく良い刺激を受けています。
 会社としては、ようやく体制が少しずつ整って来ました。こちらも、1年後には、全く異なる景色が見えている気がします。
 WELLNEST HOMEは、コーポレート部門(コーポレート全般.経営の全体像が見られます)、営業・設計・施工管理も人員募集中なので、ご関心がある/薦めたい人がいる場合は陶山までご連絡ください!

1−2.新しいPPP/PFIの在り方の模索(越谷サンシティの再整備)

越谷サンシティの再開発の実務統括:昨年の8月より、経産省の先輩の朝比奈さんにお声がけ頂き、南越谷駅徒歩4分の公共施設「越谷サンシティ」の再開発に携わらせて頂いています。
 朝比奈さんには経産省時代から大変お世話になっていて、その恩返し+少しでもGR(官民連携)の推進に役立てるならと関わり始めましたが、新しいPPP/PFIの在り方を模索しながら、大変面白い取組みになっています。市民の方々も、前向きかつ現実的で、こうしたまちづくりの在り方もあるのだなと非常に勉強になっています。
 具体的な計画・方針へと、今後、成果物がまとめられていくので、ぜひご注目ください!

1−3.良質で戦略的な官民連携の推進(日本GR協会

経産省時代からの問題意識もあり、前横須賀市長の吉田雄人さんからお声がけいただいて日本GR協会(GR:ガバメント・リレーションズ:良質で戦略的な官民連携)の理事に就任しました。https://graj.org/aboutus/
 官民連携(さらに言うと、金融、産業、学術、公共セクターも含めた連携)が、新しい社会像を創っていく鍵だと思っています。まだ始まったばかりの取組みですが、今後、一層推進・加速していければと思っています。

<社会的に価値ある事業への投資拡大に向けて>

2.社会的インパクト投資の普及(社会変革推進財団(SIIF)

社会変革推進財団(SIIF)という日本財団のグループ財団で「インパクト投資」の普及促進に取り組んでいます。(https://siif.or.jp/
 自らも投資・助成の際のDD/審査に関わったり、投資先の経営をサポートしたり、金融庁が共催している「インパクト投資勉強会」の事務局に、一部携わったりしています。
 インパクト投資は、今後広まっていく概念・取り組みなので、関心がある人は今から参画していくのがお勧めです。自らも実務者の一人として試行錯誤しているので、ぜひご関心がある方は語り合いましょう!

<両者を統合した取り組みとして>

3.ゼブラ企業の支援(Tokyo Zebras Unite

田淵 良敬 さん、 阿座上 陽平 さん、 三谷育也 くんと一緒に、長期的な成長/関係者全体を包摂した経営を目指す「ゼブラ企業」を支援する取り組みを本格化させました。今は、投資/経営参画事業を始めるべく準備しています。
 (Tokyo Zebras Uniteについて、詳しくはこちらから。投資を受けることや、陶山が経営に参画することに関心がある人・企業はぜひメッセージください💡 https://www.facebook.com/tokyozebrasunite)

<その他の取組み・登壇など>

 その他、守秘義務がある取り組みや、自分自身が価値発揮しきれていない/貢献しきれていない取組み(ニセコ町における街区開発など)、種々お声がけ頂き審査員など行ったビジネスコンテストやアクサラレーターも多々ありますが、数が多くなりすぎるので、割愛しています。(ただし、非常に興味深く、何らかの形で今後も関わりたい、コラボレーションしたいなと思った取り組みもありました)

 また、スピーカーやモデレーター、パネラーなどを20回程度務めさせていただきました。(大まかに言うと、 (1) ゼブラ、(2) 新規事業、 (3) キャリア、(4) インパクト投資 / PFS、(5) システムズエンジニアリング、(6) 都市計画、(7) GRくらいでしょうか)
 自分は話すことによって学び、頭が整理されることも多く、非常に貴重な機会になりました。今年もスケジュール・方向性が合う限り、より多くの人の背中を押していくためにも、登壇・外部発信を続けていきたいと思っています。(自主イベントで登壇いただいたみなさま、ありがとうございました! 大体月1-2回くらいは自主イベントを行っていますので、何かコラボレーションできそうな方はぜひ!)

■ 今年の抱負: "時間の経過に耐える”

というわけで、あまりに昨年の振り返りが長くなりました。。苦笑

一昨年独立して以降、世界観や人のお付き合い、実際に取り組んでいること自体はかなり広がってきたものの、
上記の通り、基本的な問題意識は変わっていないため、今年は改まった抱負を作るというよりも、

現状の延長線上の中で、"時間の経過に耐え"、形づくりをしていく】一年にしたいと思っています。

自分自身の貢献が、まだまだ小さい、遅い、弱い と感じる毎日ではありますが、ちょうど昨年末にお伺いしたある首長の講演で

「遠い目的・ビジョンの実現に向けては、"時間の経過に耐える”ことが必要である。
 人々の意識、行動が変わるのを待つ覚悟を持たないと、真に必要な変革はできない」

という言葉を聞き(そして、その言葉通りの実践をかいまみて)、非常に感銘を受けました。

前のめりになり、焦り、もんもんとすることが多い毎日ではありますが、一歩ずつ前に進み、時間の経過に耐えながら、笑顔の人、幸せな人、もののあはれを知る人を増やしていければと(自分もそんな一人になれたらと)思っています。

本年も、ご指導・ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

何か陶山の活動に関われそうな方(もしくは陶山が関われそうな活動をお持ちの方)がいたら、ぜひぜひ、ご連絡ください!!

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