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3「不可能を可能性に切り崩す」

前回。「できない」範囲を「可能性」に
切り崩す考え方
を説明しました。
 
そこで、

「不可能を可能性に切り崩す」と

何がしやすくなるのでしょうか?

可能性として切り出す

いままで漠然と「できないと思われていたモノゴトは」
実は「今の自分たちではできる方法を知らない」事でした。
 
それを調べて分類していくと、、。
 
①「現時点の技術で可能だと思われるモノゴト」
 
②「現時点での技術を組み合わせて応用すれば可能に出来そうモノゴト」
 
③「現時点では、まだ、できていないだろうモノゴト」

 
というように分かれていきます。それぞれの解決方法は
 

①「現時点の技術で可能」

については、
もはや、可能性でなく、可能の領域です。
その技術を導入すればよいので、解決するのは、
発明ではなく、技術の導入ですね。
(例・他社技術の導入、外国で使われている物を、国内で初めて使う等)

②「現時点での技術を組み合わせて応用すれば可能」

については、
技術の組み合わせで解決できるので、
組み合わせ、応用的な発明ができます。
(例・2つの技術を組み合わせる物。飛行機の技術を車に応用等)

③「現時点では、まだ、できていないだろう」

については、
さらに2つに分ける必要があり。
「解決する技術を作る事が出来そうか」
「解決する技術を作ることも、現時点では難しいか」
解決を目指すのであれば、解決できる方法を考える必要のある
高度な発明という事になります。
 
この①から③、どの領域も、可能の範囲が広いほど、
発明の能力が高いという事になります。
 
つまり。一般的に言われる「できる事」の領域、
「できない事」の領域と比較して
 
 発明者としては「できる事」と認識する領域が広く、
「できない事」の認識領域は狭く
その間に、広い「可能性」という認識の領域を持つことが大事なのです。
 
 これは、発明者だけに必要な事ではなく、いろいろな事で応用できる考え方かと思います。

結論:
「不可能を可能性に切り崩す」と
「どうやって『可能』をつくるか?」分かりやすくなる!

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「不可能を切り崩して可能性へ」
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