【無料】それでも、良い奴でいたほうが良い理由
「ただの良い奴は成功しない」
人生の大先輩から言われたことがあります。
言われた当時、私は高校生くらいだったので、正直意味が分かりませんでした。
良い奴のほうが人から好かれるので成功するのでは…?
無知は無知なりにそんな感想を持った思い出もありますが…
結果として、人生の大先輩が言ってくれた言葉は正しかった。
人生の大先輩は自分より人生を先回りして様々な場面を見てきたわけで、やっぱり答えを知っております。
年上の方の言っていることは絶対に聞いておく。
これは後に人生を大きく左右します。
それでも、分かっていても、、、
良い奴でいたほうがいい。損をしても良い奴でいたほうが良い。
もちろん、目先の成功やビッグマネーに目が眩む気持ちは分かりますが、人生で1番大切なものを失ってしまえば取り返しはつかない。
冒頭述べた「ただの良い奴は成功しない」にも通じますが、面の皮の厚さは成功にも直結する。
当たり前の話ですが、権力を持つ人や能力の高い人の力を借りれば成功は手繰り寄せられます。
ただの良い奴は安易に人の力を借りません。
「なんで人の力を借りないの?」って良い奴に聞いてみてください。きっとこう答えます。
「人に迷惑をかけたくない」と。
誰かに助けていただくことが、どれほどありがたいことなのか知っている人が良い奴の典型で
誰かに助けていただくことを何とも思わない人が悪い奴の典型。
そもそも、他人の気持ちを推し量れる心があれば、自分の成功のために誰かを踏み台にはしない。
正真正銘の良い奴だ。友達になりたい。
けど、そういう人は損をします。
何も考えず力のある人を利用して踏み台にしていく人たちが、バンバン良い奴の頭の上を通り越していきます。
そういった人は、誰かの力を借りて自分を潤すことが日々の通常なので神経も麻痺している。
麻痺しながら、次から次へと利用価値のあるターゲットを探しながら踏み台探しの旅に出る。
良い踏み台が見つかったら、両足をバン!と置いてピョーンと高く飛ぶ。
そして、次の踏み台へとワープする。
たまに踏み台を強く踏みすぎて踏み台が壊れる時もあるが、壊した本人は次の踏み台探しに忙しいので気にもとめない。
もう、踏み終わった踏み台には興味を失っている。
その壊れた踏み台を修理に来る人がいる。
それもまた良い奴の役目。
全く恩恵は受けないのに修理だけはする。
なぜなら、人が怪我をしているからだ。
利用価値をなくした壊れた踏み台の修理に打算の気持ちなど微塵もない。痛みを感じている人には治療したいと思うもの。
側から見れば、みんなが言う。
良い奴は人生を損していると。時間を無駄にしていると。
だから、ほとんどの良い奴は良い奴であることを辞めます。
ありとあらゆる損を背負わされ、いつかメンタルがもたなくなる。
実際、良い奴を辞めればストレスは軽減される。
みんな同じ穴のムジナは居心地が良い。
みんな同じだから背徳感もない。
昨年、ようやく人が人格を曲げていく経緯を知りました。
「いつか酷い仕打ちを受けるくらいなら、あらかじめそっち側の仲間になっておこう…」
汚れた大人と触れ合い続けると知らぬ間にその気持ちが芽生え、人はどんどん悪に染まっていきます。
イジメられないためイジメに加わる。
人間は弱いので、自分を守るために寝返ってしまうケースがほとんど。
良い奴でいることが馬鹿らしくなってしまうほどに、非常な仕打ちを畳み掛けられ思考停止するまで追い込んできます。
正直、社会には驚くほど引くレベルの性悪人間がおりますが、それも最初から性悪だったわけではなく、悪い人たちの渦に飲まれた結果、悪に魂を売らざるをえなかったのかもしれない。
悪の渦が新たな悪を作り悪を量産していく負のスパイラル。私の敵は私なのだ。
その仕組みや構造は心底理解できたのですが、、、
それでも良い奴でいたほうが良い。
悪と徒党を組んだ先に喜びは待っていない。
自分自身が悪に染まれば、周囲は悪人だらけになる。
どれだけ悪人たちと仲良くして居心地の良い空間を作れたとしても、彼らはいつか本性を現して刺しにくる。
損をしようと、馬鹿だと揶揄されようと
100人の悪が仲間につくより
1人でも信頼できる良い奴が仲間にいたほうが幸せなんだわ。
だから、負けんな!負けんなよ!それでも良い奴でいるんだ!
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