タイ料理で覚えるタイ語(6)―カオニャオマムアン
第6弾はデザート。カオニャオマムアンです。これはココナッツミルクで炊いたもち米とマンゴーを合わせたもの。お米とマンゴー?と思うけど、おはぎもお米とあんこを合わせているんだから、それもありかもと思います。タイでも食べましたが、なかなか美味しいです。
発音はこちらから。
ここでは ข้าวเหนียวมูน มะม่วง(カオニャオムーンマムアン)と言っていますね。ข้าวเหนียว(カオニャオ)でもち米、ข้าวเหนียวมูน(カオニャオムーン)でもち米をココナッツで味付けしたものなのだとか。มะม่วง(マムアン)はマンゴーです。
まずは ข้าว から。これは前に ข้าวมันไก่ (カオマンガイ)で出てきた ข้าว(カオ)ですね。
続いて เหนียว(ニャオ)。これも昨日の เขียว (キアオ)と同じく、เ ีย の形なので [iːa] の母音になります。ห は高子音を作る記号、น は [n] の低子音、ว は [w] の低子音。全部で nǐːaw になります。
次は มะ(マ)ですが、これは ม [m] に母音 ะ [a] がついた形なので簡単ですね。声調も平声で ma です。
最後は ม่วง (ムアン)。ม は [m], ง は [ng] なのはこれまで紹介してきたとおりです。真ん中にある ว は [w] の音ですが、こうやって子音の間に入ると [uːa] の音になります。ちなみに、末子音がない場合は ัว で [uːa] の音になります。声調は ่ がついているので、下声になって mûːang です。
これで全部で khâaw nǐːaw ma mûːang が読めました!
さてさて、ここまで6回に渡ってタイ料理で覚えるタイ語を連載してきましたが、結構いろんなタイ語が読めるようになってきたかと思います。特にタイ語はよく使う文字とそんなに使わない文字とがはっきり分かれているので、よく使う文字は意外とすんなり覚えられるんだなぁというのが発見です。
とはいえ、まだまだ他にも発音のルールだったり、特に外来語等の場合はまた複雑な表記のルールなどもあったりするので、それはまたの機会にご紹介できればと思います。それではまた。
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