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タイ料理で覚えるタイ語(5)―グリーンカレー

第5弾はグリーンカレーです。タイ語ではゲーンキアオワーンと言います。一般的にタイカレーと言われる料理のことを「ゲーン」と言いますね。

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発音はこちら。

まずは แกง (ゲーン)から。ก は毎度おなじみ [k] の中子音、แ は[εε] という長母音になります。ง は [ng] の低子音。声調は平声になるので、kεεn です。

続いて เขียว (キアオ)。ข は ข้าวมันไก่ (カオマンガイ)でも出てきた [kh] の高子音です。続く母音が難しくて、เ ีย がつくと [iːa] の音になります。これはもうまとまりとして覚えちゃいましょう。最後の ว は [w] の低子音です。声調は上声で khǐːaw です。

最後は หวาน(ワーン)。最初の ห は本来は [h] の音を表す高子音ですが、他の子音の前につくと、その子音を高子音にするという働きを持ちます。今回は低子音 ว [w] が高子音として扱われることになります。続く า は [aa] の長母音、最後の น は [n] の低子音ですね。声調は、頭子音が ห によって高子音になっているので、上声 wǎan  になります。

これで แกงเขียวหวาน [kεεn khǐːaw wǎan] が読めました!

この「タイ料理で覚えるタイ語」シリーズを始めてから、だんだんとタイ文字が読めるようになってきて楽しいです。次回はデザートに移って、カオニャオマムアン(もち米とマンゴー)を取り上げます。それではまた。

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