タイ料理で覚えるタイ語(3)―パッタイ
第3弾の今日はタイ風焼きそば、パッタイです。
発音はこちらから。
まずは ผัด から。ผ は [ph] の字。高子音です。ちなみに、これまで出てきた「高子音」「低子音」にはそれぞれ対応するペアがあり、ผ の場合は พ [ph] が対応する低子音になります。ผ に ั がつくと [a] の母音になります。これは昨日の ข้าวมันไก่ でもやりましたね(มั のところ)。そして ด は [d] の音ですが、末尾に来ると [t] の促音(小さい「っ」のような音)になります。高子音の促音節の場合は声調は低声になるので、合わせて phàt です。
次に ไทย です。これ、実は国の「タイ」と同じなんです!ผัด は「炒める」なので、そのまま読むと「タイ炒め」。ネーミングとしては「筑前煮」みたいなものなんでしょうか。面白いですね。
ท は [th] の低子音。ちなみに対応する高子音は ถ です。ท の前に ไ がつくと [ai] の二重母音を表します。なので本来は ไท だけで thai の音になるんですが、ไทย という単語は特殊で最後に ย [y] もつきます。これはこういう単語として覚えましょう。声調は特に符号がないので平声で読みます。
はい、これで全部合わせて phàt thai です。読めました!
さて、次回はライスヌードル、「センレック」です。お楽しみに。
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