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<ラグビー>2022~23シーズン、リーグワン第12節の結果及びインターナショナルラグビー関連等

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 去年の3月11日、新型コロナウイルス感染防止策の緩和が遅々として進まない上に、ウクライナ戦争による航空便の運行停止という数々の難関を乗り越えて、ルーマニアから大量の引っ越し荷物を抱えて日本に帰ってきた。あのときの様々な障害を乗り越えてきた記憶は、これからも消えることはないだろう。また12年前には,勤務先から自宅まで歩いて帰った東日本大震災の日でもあった。

 こうした最近の出来事以上に私にとっては、戦前から東京下町に暮らす母方の家族が、9日から10日にかけて、一晩中猛火の中を逃げ続けた東京大空襲という出来事の方がより強く感じられる。その時私の母はわずか8歳だった。この3月が誕生月である私だが、か細い糸でつながれた命のバトンを託されていることを、いやでも自覚してしまう季節でもある。そして、春はやってくる。全ての人に平等に、必ずやってくる。

1.リーグワン第12節結果

東京サンゴリアス64-12花園近鉄ライナーズ

 フライデーナイトゲームだが、生憎の花冷えと雨天。さらに野球のエンターテイメントな世界大会が開催されて大衆の関心は野球に集まっている。そして、芝生の禿げた秩父宮のスタンドには、まるでひと昔前のプロ野球パリーグやサッカー日本リーグのような閑散とした観客の入り。ラグビーがマイナースポーツであることを実感させられる光景だった。
 
 そしてゲームもスタンド同様に寂しかった。トップ4入りを狙うチームとディビジョン2相当のチームとの対戦ということもあり、両チームともに凡ミスを重ねる中、ライナーズにシンビンが2枚でたことも影響して、最初から最後までサンゴリアスがまるで練習のようにアタックを重ね、次々と得点していった。さらに、ライナーズのスクラムは目を当てられない状態で、サンゴリアスがかなりの割合でPKを得るという、まさに文字通りに崩壊した試合だった。

 サンゴリアスは、SOアーロン・クルーデンのゴールキックが復調したのが朗報であったが、ライナーズはSHウィル・ゲニアを欠場させた一方、WTBヴィンセント・セフォという、リーグから移籍したパワーある原石に希望が灯ったのが唯一の朗報だったと思う。

ブラックラムズ東京15-19静岡ブルーレヴズ

 雨中のラグビーをやるには最悪なコンディションの中、秩父宮をハイブリット人工芝及び屋根付きグランドにすることに反対している方々は、この寒く冷たい雨の下で観戦する人たちの気持ちを理解して欲しい。また、熱戦を繰り広げる選手たちにとっても、雨でボールが滑り、ラグビー本来のプレーができない凡ミスを繰り返す実態を認識して欲しい。この日のゲームが破綻し、低得点の原因となったのは、屋根なしスタジアムであったというしかない。

 前半は、15-10でブラックラムズがどうにかリードする。しかし後半は、ブラックラムズが無得点だったのに対し、ブルーレヴズが3PGを積み重ねて、4点差でどうにか勝利した。ブラックラムズは、いつもの攻撃力が発揮できず、ブルーレヴズはトライ数1対2で負けていたものの、PGと堅守で辛勝したゲームとなった。

 ブラックラムズは、ノーサイド前の80分にPKを得て、相手陣でのマイボールラインアウトという絶好のチャンスを得たが、これをミスして大逆転勝利を取りこぼした。一方、これまでこうしたゲームでことごとく負けていたブルーレヴズは、まるで優勝したかのような喜びようだった。日本のラグビー評論家の多くは、なぜかブルーレヴズを応援する報道をしているが、さぞ喜んでいることだろう。しかし、評論家が公平中立であることを旨とするならば、これは偏向報道とならないのだろうか?

クボタスピアーズ船橋東京ベイ15-5横浜キャノンイーグルス

 雨の江戸川区陸上競技場。ここも秩父宮同様に、観客にとっても、選手にとっても、ラグビーをやるには、また見るにも最悪のコンディション。「ラグビーは雨が降ろうが雪が降ろうがやるスポーツ」と主張する人がいるが、この水しぶきが常に舞い上がるような悪コンディション下では、ラグビー本来のゲームがまったくできないのをどう見るのだろうか。そうした凡戦を、お金を払ってまで、寒く冷たい雨の下で見たいという人は、あまりいないだろう。しかし、ドーム型スタジアムであれば、こうした悪条件は全て解消する。問題解決はいとも簡単なのだ。

 こうした悪条件下では、おのずとキックとFW戦中心になってしまうため、FWのフィジカルが強いスピアーズが勝利し、ラグビーらしいスキル溢れるプレーをするイーグルスは、スキルを発揮することができずに終わってしまった。それでも、前半を5-0で終えたのはイーグルスの良いディフェンスの成果であったが、46分にシンビンになってしまい、ぎりぎりだったディフェンスが崩れて勝負は決まった。77分にようやくトライを返したが、既に時間切れだった。

 36分に、イーグルスのスプリングボクス代表SHファフ・デクラークは、スピアーズボールのスクラムから出たボールを相手SHがプレーしようとしたところに、故意に足を出して邪魔した。これに対してPKとなったが、シンビンになってもおかしくない悪質な反則であり、またデクラークが昔から「得意」とするプレーでもあった。日本のSHは、いくら評論家がデクラークのプレーを絶賛していても、このプレーだけは絶対に真似してはいけない。まさに非紳士的行為そのものだから。

トヨタヴェルブリッツ18-19東芝ブレイブルーパス東京

 ヴェルブリッツは5番LOに元イングランド代表のジョー・ランチベリー(公式にはローンチベリーと表記している)が入って、持ち前のFW力がさらに強化された。対するブレイブルーパスもFW中心のチームなので、がっぷり四つのゲームとなることが期待された。

 前半12分、ブレイブルーパスがトライを取った場面で、なぜかグランドに二個目のボールが入りこむアクシデントが発生し、ブレイブルーパスのトライは取り消しとなった。原因はよくわかっていないが、ボールボーイはこうした不祥事を起こさないように注意すべきだろう。また、もし観客席からグランドに返されたボールであれば、こうしたトラブルが生じることを観客も考慮すべきだし、そうした案内をする責任が主催者にあるはずだ。

 ゲームは、前半を5-12とブレイブルーパスがリードする。さらに40分にはヴェルブリッツにシンビンが出て、ブレイブルーパスが有利な状態で後半に入る。しかし、後半はヴェルブリッツが攻勢に出て、83分に18-19となるトライを挙げる。ここでコンバージョンを決めれば逆転勝利となるところを、FBティアーン・ファルコンが外してしまうという、ブレイブルーパスが勝利を拾い、ヴェルブリッツが勝利を取りこぼした結果となった。

 ブレイブルーパスのLOワーナー・ディアンズは、ここにきてさらに成長しており、やがては世界有数のLO/ブラインドサイドFLになれるのではないかと思う。また、チームメートにジェイコブ・ピアースという良いお手本がいることは、日本代表にとっても心強い。

 26分に、ヴェルブリッツのスプリングボクスFBウィリー・ルルーが、ブレイブルーパスボールのラックからボールが出るコースに、故意に走りこんで邪魔をした。これに対してPKのみだったが、ヴェルブリッツ陣22m内かつヴェルブリッツのディフェンスがいない状況だったから、シンビン+ペナルティートライでも良い反則プレーだと思う。ルルーはスキル溢れる選手だが、こういう非紳士的プレーは見たくない(しかも、「なぜ?」とレフェリーにアピールしていたのは、恥ずかしい)。

三菱重工相模原ダイナボアーズ29-61埼玉ワイルドナイツ

 明らかに実力差があるチーム同士の対戦。そのため、前半はワイルドナイツのアタック練習となった。全国の高校生は、このワイルドナイツのアタックを是非真似して欲しい。特に、6番FL福井翔太、SO松田力也、13番CTBディラン・ライリー、14番WTB長田智希、FB野口竜司のプレーは、いずれも日本代表に相応しいものだったので、最上のお手本になっている。そして、こうしたプレーを好天の下、絶好のラグビー日和で見られる観客は、昨日の豪雨の中の凡戦に比べれば、よけいに多くの幸せを感じることだろう。

 ゲームは、前半にワイルドナイツが49-8とリードして、勝負を早々に決めた。後半に入ると両チームともにメンバーを入れ替え、まるで練習試合の様相になった。また、ダイナボアーズがザルのディフェンスを修正する一方、ワイルドナイツが気持ちを切ってしまったので、トライ数ならダイナボアーズ3対2ワイルドナイツと拮抗したため、停滞感の多い後半となってしまったが、前半だけでラグビーの魅力が十分に堪能できた良いゲームだった。

コベルコ神戸スティーラーズ59-26グリーンロケッツ東葛

 こちらはワイルドナイツのゲームとは異なり、前半を33-14とスティーラーズがリードしたものの、お互いにアタックがディフェンスに優るゲーム展開で、一時は相当の乱打戦になるかと思われた。しかし、後半にスティーラーズが、WTBアタアタ・モエアキオラのスーパープレーの連発で、前半同様の展開に持ち込み、結果的に大勝した。

 大勝したスティーラーズだったが、ブルーレヴズがブラックラムズに辛勝したことにより、順位が大きく入れ替わり、現時点では10位の入れ替え戦出場対象となっている。複数回の優勝経験があり、また日本代表選手を持つスティーラーズが入れ替え戦出場となれば、前代未聞の珍事となるが、5位から10位までのチームの混戦ぶりを考えれば、十分あり得ることだろう。
訂正:この記事を書いたときに見たリーグワンの順位表は、まだ更新前のものだったので、「10位」と誤記しました。本日最新のものを確認したところ、スティーラーズは8位、ブルーレヴズは9位となり、入れ替え戦となる10位は、ダイナボアーズとなりました。お詫びして訂正いたします。

2.インターナショナルラグビー関連

(1)シックスネーションズ最終週結果

スコットランド26-14イタリア

 スコットランドは、SOフィン・ラッセルの代わりにブレアー・キングホーン、FBスチュアート・ホッグの代わりにオリー・スミスを入れた。ラッセルとホッグの二人はいずれも欠場するため、ほぼBチーム編成となっている。

 スコットランドがSOキングホーンの2トライの活躍で快勝した。イタリアは28分にシンビンを出したこともあり、前半を12-6で終えて後半に期待を持たせ、後半64分には19-14と5点差までに迫った。そして80分、スコットランド陣ゴール前に何度も攻め込むが、痛恨のミスから得点できず。逆にスコットランドは、自陣ゴール前スクラムから展開して 左タッチライン際をつなぐ見事なトライを最後に決めた(昔「スコットランドの得点は3の倍数」とくだらないことを言っていた人は、猛省すべきでしょう)。

 NZ人監督キアラン・クローリーの下、イタリアは良いチームに成長したが、まだまだ勝負所の強さや80分を通じての安定したプレーに欠けるところがある。一方のスコットランドは、シックスネーションズで3位となったものの、RWCに向けて順調に仕上がっているようだ。

フランス41-28ウェールズ

 フランスSHアントワーヌ・デュポンを、オールブラックスのSOダニエル・カーターのようなチームに勝利をもたらす選手とウェールズのコーチが警戒している、という記事があったが、ポジションもチームも異なるので、これが「デュポン=カーターに並ぶ歴史的な名選手」に認定されたことにはならないと思う。むしろ比較すべきは、同じフランス代表SHであり現監督のファビアン・ガルティエではないか?

 ウェールズは、SOにダン・ビガーが戻った他、LOアルンウィン・ジョーンズも戻ってきた。NO.8タウルペ・ファレタウは100キャップとなる。

 ウェールズはSOビガーが引き続き絶不調。一方のフランスは、SOロメイン・ヌタマックが好調で、前半を20-7と大きくリードする。後半はトライの取り合いとなり、21-21の同点だったが、前半の得点差が響いて不調のウェールズは完敗し、フランスはシックスネーションズ2位となる勝利をホームで得た。

 一時期下降気味だったフランスは、弱体化しているウェールズ相手とはいえ、この勝利で上昇曲線になりそうだ。一方のウェールズは、RWCまでの6ヶ月間でどこまで立て直せるかだが、個々に良い選手はいるため現時点より上昇することは確実なので、RWCが楽しみになってきた。

アイルランド29-16イングランド

 アイルランドとイングランドは、宗教対立(ローマンカソリック対英国教会)、民族対立(ケルト対ゲルマン(バイキング))、領土問題(北アイルランド紛争及びIRA)、旧植民地対立(イングランドによるアイルランド侵略と苛烈な差別)など歴史的に大きな問題を抱えているため、たんなるラグビーのテストマッチだけではない要素を常に持っている。故エリザベス二世の尽力などもあり現在は小康状態だが、こうした背景を忘れることはできない対戦となっていることに留意したい。

 イングランドは、オウウェン・ファレルをSOに戻し、マーカス・スミスは22番のリザーブに下がった。また、12番CTBにマヌー・ツイランギを入れ、フィジカルに強いBK陣になっている。さらに、初キャップとなる20歳のヘンリー・アルンデルを11番WTBで先発させる。

 ホームのアイルランドが、1948年、2009年、2018年に次ぐ4回目のグランドスラム((ファイブまたは)シックスネーションズ全勝)を達成した。また、SOジョナサン・セクストンは、今シーズンで引退を表明しているが、アイルランド代表SOとしての得点記録を持つローナン・オガーラを超える、歴代1位となる通算566得点を達成した。

 ゲームは、32分まで10-6とアイルランドがリードした後、40分にイングランドFBフレディー・スチュアートが、アイルランド選手の頭部に肘をぶつけるタックルをしてレッドカード(退場)となり、前半を終える。イングランドは14人となった後半を良く戦ったが、アイルランドにトライを先行される一方、75分にはシンビンを出したこともあり、最後には完敗した。

 イングランドは、SOを務めたファレルが安定したゴールキックをしていたが、RWCに向けてSOを誰にするかは、しばらく大きな課題になりそうだ。一方、理想的な形でシックスネーションズを優勝した世界ランク1位のアイルランドは、RWCに向けてどうやってチーム力を維持していくかが、今後の課題になった。

(2)スーパーラグビーパシフィック第4週

ハリケーンズ34-17ワラターズ

 ハリケーンズのジュリアン・サヴェア対ワラターズのネマニ・ナドロという、10年前に世界を座席した大型WTB同士が対決する。

 ホームのハリケーンズがウェリントン名物の強風の中、危なげなく勝利した。特にSHキャメロン・ロイガードと11番WTBキニ・ナホロが、2トライずつを挙げる活躍をした他、SOブレット・キャメロン、6番FLデヴァン・フランダーズが、それぞれ良いプレーをしていた。

 ワラターズのネマニ・ナドロが、ハリケーンズのジュリアン・サヴェアがキックオフボールをキャッチミスしたのを拾って、先制トライを記録した以外は、ベテラン2人について特筆すべきことはなかった。もう彼らの時代ではなく、次の世代がスーパーラグビーパシフィックの中心になっている。

チーフス44-25レベルズ

 チーフスは、ダミアン・マッケンジーを23番に下げ、ブリン・ゲイトランドを先発SOにする。一方のレベルズは、今シーズン好調のリース・ホッジを13番CTBで先発させた。

 ゲームはピンクのジャージのレベルズがPGとトライで0-8と先行するが、その後チーフスが巻き返し、前半を27-15とリードする。後半もチーフスが順当に得点を兼ねて完勝した。これでチーフスは開幕4連勝となった。チーフスFBショーン・スティーヴンソンは引き続き好調なプレーを見せており、RWCのオールブラックスのスコッド入りへ確実に前進している。

ブルーズ28-34クルセイダーズ

 クルセイダーズは、PRフレッチャー・ニュウウェルが今シーズンは出場できない足指の怪我をした他、LOミッチェル・ダンシア、NO.8カレン・グレイス、PRオリー・ヤーガー、CTBジャック・グッドヒュー、HOジョージ・ベル、WTBウィル・ジョーダン達を、既に怪我で欠いている。さらに、ユーティリティーBKデイヴィット・ハヴィリも腕の怪我で出場が心配されている状況だ。

 前半はホームのブルーズが先行し、クルセイダーズが追いかける展開となったが、35分にブルーズにシンビンが出て、クルセイダーズが21-24と逆転して前半を終える。後半に入ると一進一退が続いたが、62分に28-34とクルセイダーズが6点差のリードとする。ところが、65分にクルセイダーズにシンビンが出てしまう。その後ブルーズは波状攻撃を繰り返すが、インゴールに入ってノッコンするなどしてトライを取りこぼし、最後はクルセイダーズの自陣ゴール前の執念のディフェンスで阻止されて、ノーサイドとなった。

 個々の選手では、ブルーズWTBマーク・テレアとケイリブ・クラークは、RWCのオールブラックス入りが確実に思えるアタックを見せていた。また、FBスティーヴン・ペロフェタもボーデン・バレットやリッチー・モウンガと比べてそん色ないプレーをしている。クルセイダーズは、仕事量の多いFLイーサン・ブラカッダーが良いプレーを連発していた。ブルーズFLダルトン・パパリイとNO.8ホスキンス・ソツツの二人も、良いプレーが多かったが、オールブラックスとしてはブラカッダーのような全身全霊かつ献身的なプレーをする選手が必要だと思う。

ブランビーズ62-36モアナパシフィカ

 前半をブランビーズが29-22とリードする。後半もお互いにトライを取り合う展開になり、52分には34-36の2点差になった。しかし、その後ブランビーズが連続してトライを重ね、最後は62-36の大差となってしまった。モアナは31分にシンビンを出した影響が、最後の20分間に出た結果といえる。ブランビーズは、これで開幕4連勝となり、チーフスと首位を争っている。負けたモアナは4連敗で最下位となった。

ハイランダーズ43-35ウェスタンフォース

 両チームともにレトロ感あふれるデザインのセカンドジャージでプレー。スタジアムも牧歌的な風景のあるところだ。こういうラグビーの雰囲気は昔のNZの空気が感じられて、私はとても好きだ。

 ゲームは、ハイランダーズが29分にシンビンを出したものの、オールブラックスSHアーロン・スミスの高速かつピンポイントのパスでトライを連発し、前半を15-13とリードする。後半に入ると点の取り合いとなったが、58分にフォースにシンビンが出て、ハイランダーズのペースとなり、3連続トライして、77分までに43-25と安全圏に入った。しかし、その後78分と82分にフォースに連続トライを与えたのは余計だった。これで、ハイランダーズは今シーズン初勝利を挙げ、最下位を脱出した。

レッズ27-24フィジードルア

 不調のレッズ対好調のドルアという図式のままのゲームとなった。前半はレッズが12-3とリードし、後半47分までに24-3とさらに引き離す。しかし、53分以降ドルアが連続トライして、65分には24-17の7点差。その後70分にレッズがPGを入れて27-17としたのが決勝点となった。ドルアは続く71分にトライして27-24と3点差に迫ったが、後が続かなかった。

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