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<ラグビー>トニー・ブラウンが,ハイランダーズ監督に二度目の就任

参考とした記事
https://www.allblacks.com/news/highlanders-name-tony-brown-as-head-coach/
https://www.nzherald.co.nz/sport/super-rugby-tony-brown-replaces-aaron-mauger-as-highlanders-coach/W3IL6YL6QT5DJGHQD3YQCKBOKU/

トニー・ブラウンが,かねてからの噂通り,来シーズンのハイランダーズ監督に復帰することが決まった。2年契約。前任者のアーロン・モウジャーは,日本代表監督に就任したジェイミー・ジョセフ及びアシスタントコーチに就任したトニー・ブラウンの後任として,2018年から3年契約で監督をしていたが,先頃,契約切れとなっていた。モウジャーは,ハイランダーズで20勝24敗4引き分けの戦績を残している。

トニー・ブラウンを支えるアシスタントコーチには,FW担当クラーク・ダーモディとBK担当リキ・フルーティーが決まっているが,ディフェンスコーチについては,これから決める予定。

ブラウンは,ジェイミー・ジョセフがハイランダーズ監督をしていた2014~16年にアシスタントコーチをした後,2017年には監督に就任して,スーパーラグビーのプレーオフにチームを導く実績を残した。その後日本代表アタック担当アシスタントコーチとして,2019年RWCで日本がベスト8入りする歴史的快挙を支援した。同時に,今シーズンは,ハイランダーズのアタックコーチも務めていた。

「コーチとして常に学んできたが,2017年よりは良いコーチになっていることを願っている。自分が愛するコミュニティーとチームのためにベストを尽くしたいというのが,自分の(今回監督を受諾した)モチベーションになっている」とブラウンは抱負を述べている。

【個人的見解】
ブラウンには,できるだけ長く日本代表に係わってほしいのですが,一方ハイランダーズ監督として,スーパーラグビーレベルで様々な試行をできるのは,日本代表にとってもメリットがあると思います。日本代表はジョセフ体制で2023年RWCまで行くのでしょうが,後任には,是非ブラウンを指名して欲しいものです。

なお,一部の偏狭なラグビー関係者が日本代表監督には日本人を指名すべきと主張していますが,日本代表レベル(テストマッチを戦う国代表)を指導できる日本人ヘッドコーチは皆無なので,日本代表の活躍を願うのならば,ジョセフやブラウンのような優れたNZ人コーチしか候補はいないでしょう。

もしも日本人コーチが国代表レベルのヘッドコーチを希望するのなら,多くのNZ人コーチ同様に,外国の強豪クラブでコーチを経験し,かつ成果を残すことが必要条件となります。

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