見出し画像

<高校ラグビー>花園全国大会、準決勝の結果から

予想通りと予想が外れたのと、相半ばする激戦だったようです。このレベルになると高校ラグビーも見応えが非常にあります。


東海大大阪仰星42-22東福岡

 東福岡がそつなく先行して、10-0とリード。しかし、仰星が強かった。ここから東福岡のキックミス2本を起点にして、逆転。その後は実力差を発揮して、得点差を広げた。

 相手WTBを5mほどゴールまで引き摺った仰星の6番は、かなり体幹が強い。決勝でも活躍して欲しい。ただし、力だけではトップになれないことは、百も承知しているでしょう。


國學院栃木21-10桐蔭学園

 栃木は桐蔭に名前負けしていない落ち着きがあった。そして、12番に良いゴールキッカーを得て、まるでテストマッチのようなPGを重ねるゲーム運び。桐蔭以上に大人のチームに見えた。18-0とリードしたことが、勝負を決めたと思う。

 特に10番と15番(桐蔭にトライを献上したゴール前のミスキックは、まだ2年生なので、将来への良い勉強となったでしょう)は、本当に上手い抜きん出た選手だと思う。日本代表へ順調に成長して欲しい。


 決勝は、歴戦の強者である東海大大阪仰星に対して、初めての決勝となる國學院栃木となった。経験値からは仰星、勢いでは栃木だが、良い決勝戦を期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?