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<ラグビー>リーグワン4月22日、23日、24日、スーパーラグビーパシフィック4月22日、23日、24日のそれぞれの結果から

 今週は、アンザックデーといって、オーストラリアとNZの連合軍が、第一次大戦の対オスマントルコの激戦地ガリポリで、無能な作戦によって多くの戦死者が出たことの追悼及び、第二次世界大戦を含む戦死者を併せて追悼する記念日。オーストラリアとNZにとっては、自分たちのアイデンティティを確認する特別な日で、ラグビーの試合前に軍関係者によって追悼のメッセージ及びラッパ演奏が行われる。

 (個人的な理由ですが)それから、今週は国内旅行をしていた関係もあり、あまり細かい情報(ゲームの簡単な予想など)を書く余裕がない状況で投稿していますので、悪しからず。

1.リーグワン

4月22日

ブレイブルーパス東京35-7レッドハリケーンズ大

 ブレイブルーパスが実力勝ち。FWの差が大きかった印象。今のブレイブルーパスは、レッドハリケーンズにはちょっと厳しい。

4月23日

スピアーズ東京ベイ40-33神戸スティーラーズ

 FWコーチのスティーヴン・カンバーランド氏の追悼を兼ねたスティーラーズには、非常に惜しかったゲーム。SOアーロン・クルーデンを筆頭に良いラグビーをしたが、一方のスピアーズも、百戦錬磨のSOバーナード・フォリーが戻り、得意のモール攻撃に加えて、フォリーの個人プレーが経験値の浅いスティーラーズBKを翻弄して、僅差で勝利。なお ゲーム自体は、72分に32-32の同点となって、最後まで盛り上がった。

横浜イーグルス24-33埼玉ワイルドナイツ

 またまたワイルドナイツが接戦で勝利。もうこのパターンが染みついているみたい。しかし、前半を3-17と14点リードされ、後半16番堀江翔太が出場すると、一気にペースが上がって30点加えるというのは、どうも感心しないゲーム運びだと思うが・・・。

 それにしても堀江翔太のプレーぶりは素晴らしい。先発は無理だが、まだまだ日本代表でやってもらうだけの価値が十分ありそうだ。

静岡ブルーレヴズ15-18トヨタヴェルブリッツ

 静岡は惜しかったね。74分のヴェルブリッツのインターセプトトライがなければ、15-13で勝てたゲーム。運がないのか、選手層の薄さと経験値に低さに泣いたのか。しかし、この最後のプレーについては、もっとコーチングのしようがあるように思う。

4月24日

グリーンロケッツ東葛34-38シャイングアークス浦

 やはりタレントの違いがこの点差になったように思う。しかし、シャニングアークスは、もっと実力を発揮しても良いように思うが、なぜなのだろう。

東京サンゴリアス30-3ブラックラムズ東京

 コメントのしようがありません。ダミアン・マッケンジーはこんなゲームをしていると、オールブラックスが遠のいてしまう気がする。

2.スーパーラグビーパシフィック

4月22日

チーフス51-27ワラターズ

 予想どおりにチーフスが完勝と思ったが、前半にワラビーズが、レッドカード+シンビンで、13人対15人になり、その時間帯にチーフスが楽々とトライを重ねて点差を広げたことが大きく影響したように思う。そして、最後はワラターズのフロントローがいなくなって、ノーコンテストスクラムに。これじゃ、スーパーラグビーではなくなってしまうのではないかとちょっと心配、

モアラパシフィカ対フォース

 新型コロナウイルス感染により延期。モアラとしては勝利のチャンスがあるゲームだったので、惜しかった。

4月23日

ハリケーンズ30-17レッズ

 ハリケーンズが、前半にシンビンを連続して出され、0-17とリードされる。しかし、後半にレッズにもシンビンが出て、ハリケーンズが総合力を発揮して、気持ちよく逆転勝ち。シンビンになったが、13番CTBバイリン・サリヴァンは良い選手だと思う。その関係か、ジョルディ・バレットがFBに戻っていたが、ハイボール処理にミスがあったことは少し心配。

ブルーズ35-18フィジードルア

 両チームともFWのセットプレーに固執することなく、いかにもラグビーはこうプレーするというのを見せてくれて、好印象。ブルーズ13番CTBリエコ・イオアネは、インターセプトトライをしたが、髭を作って大人になった(ベテランになった)ことを印象付けている。

4月24日

ハイランダーズ17-28ブランビーズ

 残念ながら、ハイランダーズはブランビーズに禁じ手(?)のモールトライをされるなどして、FWで負けてしまった。それでも、69分のノッコンにされたトライが認められていれば、勝敗はわからなかったと思う。トニー・ブラウンとしては、またまたツイていないということか。

クルセイダーズ42-17レベルズ

 普通にやっていれば、クルセイダーズがトライを畳みかける流れなのに、クルセイダーズが反則やミスを繰り返して、前半を7-3で終える。まるで埼玉ワイルドナイツのようなゲーム運び。そして、後半にトライを量産して、圧勝。これを前半からやっていても良いと思うのだが。

 個々の選手では、クルセイダーズSOリッチー・モウンガ、WTBレスター・ファインガアヌク、FLパブロ・マテーラ及びイーサン・ブラカッダーが目立っていた。長期の怪我から復帰のCTBジャック・グッドヒューは、まだまだ肩慣らしという印象。

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