<旅行記>東京散歩(たぶん、その1)
2年振りの日本なので、住み慣れた東京の景色も、少し違って見えてくる。
すぐ近くにある、地元の神様である富岡八幡宮。ただし、この風景は一緒に祀られている七渡神社というもの。松尾芭蕉を祀ったものや、稲荷神社もある。
もちろん、横綱の碑が有名。「日」と「月」があるうちの「日」(一番上の石の模様)の方。
そして、最近沢山来る外国人観光客を狙ったのだろう、こんな色っぽい撮影スポットがあった。なんでも金魚の遊女だそうだ。日本のアニメは、世界最高です。
深川といったら、富岡八幡宮の近くに、サッカー日本代表ともつながりの深い深川不動尊がある。ただし、こちらは社も小さく、都会のビル街の中のお寺という印象が強い。でも、氏子がお金持ちなのだろう、かなり豪華です。
しかし、こんなものを見つけてしまうと、日本に住んでいたら気付かなかったよなあ、と思ってしまう。
深川の龍神様3体というのは、金運・商売運などに御利益がありそうです。しかし、なかなかカッコイイ龍神さまです。
さらに地下鉄駅に向かう途中に、日本にずっといたら、絶対に気にもしなかった風景が、これ。
日本のこの種のものは、世界最高水準の傑作だと思いますよ。しかし、みな美味しそう。全品、ひと口ずつ食べたい!
ところで、江東区の自宅からは、ちょっと遠くなるが、新宿区落合という、昔から学生向け下宿があり、その後独身・単身サラリーマンが多く住みだした、空襲で焼けなかった古い街がある。その一角に、息子がクラフトビールの店を開店したので、お祝いを含めて、行ってみた。
もともと、和風の定食屋だったのを改造した店なのだが、意外とそのミスマッチ感が面白い。
まずは、冷たいビールを一杯。うーん、内臓に染みわたる。
店内は、息子一人で対応することもあり、10人掛けのカウンターしかなく、そのためアットホームな狭い空間となって、客同士が会話しやすくなっている。そして、中野というサブカルチャーの聖地が近いせいか、客層は、若く、女性率が高い。
そんな中で、元々どこに行っても「招き猫」(髭ありますし)の私は、息子の店でも多くの客を呼び寄せてしまい、帰る頃には満席となっていた。また、まるで竜宮城から戻ってきたような風貌の「お父さん」として、常連客にお愛想を振りまいてきた。まずは、千客万来、めでたしめでたし。
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