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<ラグビー>アオテアロア:ブルーズ対チーフス、プレビュー

日時:2020年7月26日(日)15:35キックオフ
場所:イーデンパーク、オークランド
レフェリー:ブレンドン・ピッケリル
アシスタントレフェリー1:ベン・オキーフ
アシスタントレフェリー2:ポール・ウィリアムス
TMO:マイク・フレイザー

チーフス:
ルーベン・オニール、ブラッドレイ・スレイター、ネポ・ラウララ、
ツポウ・ヴァアイ、ミッチェル・ブラウン、
ラクラン・ボシアー、サム・ケーン(キャプテン)、ピタガス・ソワクラ、
ブラッド・ウェバー、カレブ・トゥラスク、
ソロモン・アライマロ、アレックス・ナンキヴェル、アントン・リエナートブラウン、ショーン・ワイヌイ、
ダミアン・マッケンジー
(リザーブ)
サミソニ・タウケイアホ、オリー・ノリス、ロス・ゲルデンハイス、アダム・トムソン、ミッチェル・カーピック、リサティ・マイロハリス、アーロン・クルーデン、クイン・ツパエア

ブルーズ:
アレックス・ホッジマン、カート・エクランド、オファ・トゥンガファシ、
パトリック・ツイプロツ(キャプテン)、ジェラルド・カウリーツイオティ、
ブレイク・ギブソン、ダルトン・パパリイ、アキラ・イオアネ、
フィンレイ・クリスティー、ボーデン・バレット、
カレブ・クラーク、TJ・ファイアネ、リエコ・イオアネ、マーク・テレア、
マット・ダッフィー
(リザーブ)
ルテル・トライ、カール・ツイヌクアフェ、シオネ・マフィレオ、ジョシュ・グッドヒュー、トニー・ランボーン、サム・ノック、オテレ・ブラックまたはエモニ・ナラワ、ハリー・プランマー

プレビュー:
チーフスのワレン・ゲイトランド監督は、連敗中のチームをなんとか立て直したい。1番PRアイデン・ロスが怪我で欠場するため、先発にルーベン・オニールが入り、17番リザーブにはオリー・ノリスが入った。

21番SHには新人のリサティ・マイロハリスを入れ、同じく若いSOカレブ・トゥラスクとともに、早くも来シーズンを見越した構成にしている。また、ベテランSOのアーロン・クルーデンは、今シーズン限りということもあり、引き続きリザーブに留まっている。19番LOのリザーブとなったアダム・トムソンは、スーパーラグビーの100キャップを達成する。日本で重病になったものの見事に回復し、ベテランらしい渋い働きをしている。

ゲイトランド監督は、連敗中のチームに対して「継続すること、キックオフからの全力スタート、ゲームをコントロールしプレーに集中することを課題にしたい。」と述べている。

ブルーズのレオン・マクドナルド監督は、好調のSOオテレ・ブラックが首の怪我をしたため、とりあえずエモニ・ナラワとともにリザーブに入れておき、状態次第でプレーさせることになってしまった。そのため、FBで起用していたボーデン・バレットを、初めて本来のSOで先発させる。また、ブラックが出られない場合の交代SOは、ハリー・プランマーが勤め、バレットに代わる先発FBにマット・ダッフィーが入った。

一方チームとしては、6番FLブレイク・ギブソンが、怪我から復帰したのは心強い。ギブソンは、2015年にデビュー以来、これが50キャップ目となる。

5番LOジェラルド・カウリーツイオティと19番ジョシュ・グッドヒューが、ローテーションで交代し、11番WTBカレブ・クラークと12番CTBのTJ・ファイアネが先発に戻った。NO.8は、万能のゲームブレーカーであるホスキンス・ソツツが引き続き怪我で欠場中のため、アキラ・イオアネが先発する。

他のリザーブでは、17番PRカール・ツイヌクアフェ、21番SHサム・ノックがメンバー入りした。SOダニエル・カーターは、メンバー入りが期待されているが、ふくらはぎの怪我で未だプレーできないでいる。

マクドナルド監督は、「先週は30回もミスタックルがあったので、これを修正したい。しかし、ラインアウト、モール、ボールキャリーでは良いプレーがあった。」と巻き返しに期待している。

順当なら、ホームのブルーズでしょうが、ブラックの欠場は代わりにバレットがいるとはいえ、FBがダッフィーでは心配になります。SOブラック+FBバレットで、ブルーズのアタックは機能していたので、クラーク、テレアの両WTBの決定力もなかなか生かせないかも知れません。

チーフスは、惜敗が続いているので、どこかで悪い流れを断ち切れれば、勝利を得られると思います。そのためには、何よりもFWの踏ん張りが重要となりますから、その役割はボシアーとケーンの両FLになるでしょう。特にケーンは、スーパーラグビーでのプレー振りを一部で批判されているものがあるので、オールブラックスのキャプテンとして、相応しいと誰もが思えるようなプレーが期待されます。

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