＜ラグビー＞アオテアロア：ハリケーンズ対チーフス

ビデオハイライト
https://www.superrugby.co.nz/video/round-9-hurricanes-v-chiefs-investec-super-rugby-aotearoa/
https://youtu.be/Y_AVUvf42zw

このＴＶ中継の前に、オーストラリアのワラターズ対レッズを見たけど、４５－１２（前半３８－０）のスコアのとおり、レッズがだらしなく、かといってワラターズが良いわけでもない酷い試合だった。また、雨中とはいえ、両チームのハンドリングが悪く、さらにブレイクダウンでの戦いが淡泊過ぎて、これじゃＮＺ勢に勝てないなと思った。

ハリケーンズＨＯアサフォ・アウムアは２０２３年まで、ＣＴＢピーター・ウマガジャンセンは２０２２年まで、それぞれ契約を延長した。ハリケーンズとしては、次世代の人材を確保している。

１分、チーフスＦＢダミアン・マッケンジーが、正面４５ｍのＰＧを失敗。
６分、ハリケーンズが、ポスト左ゴール前５ｍラックから右展開。ＳＨのＴＪ・ペレナラ→１３番ＣＴＢピーター・ウマガジャンセンで、中央にトライ。ＦＢジョルディ・バレットのコンバージョン成功で、７－０。

２３分、マッケンジーがＰＧ、７－３。
２５分、チーフス７番ＦＬサム・ケーンが、ハイボールキャッチでハリケーンズＦＢジョルディ・バレットと接触し、首にダメージを受けたようだが、大丈夫な模様。ただし、ここでリザーブと交代した。オールブラックスでのゲームが心配される。

２６分、ハリケーンズが、中央２２ｍスクラムから左展開。ＳＨペレナラが走ってからＳＯジャクソン・ガーデンバチョップにつなぎ、さらに１３番ＣＴＢウマガジャンセン→１１番ＷＴＢウェス・ウーセン→１３番ウマガジャンセンで、左スミにトライ。ＴＭＯでウーセンがタッチに出ているか確認されるが、問題なし。バレットのコンバージョンは、プレースしたボールが倒れてドロップキックになって失敗し、１２－３。

３７分、ハリケーンズ１４番ＷＴＢコブス・ファンアイクが、チーフスＳＨブラッド・ウェバーに、ノーボール＆リフトタックルをして、ＴＭＯの結果シンビン。
３７分、チーフスが、左ゴール前５ｍラインアウトからモール。こぼれたボールを拾ったＳＨウェバーが左中間インゴールに入るが、ＴＭＯの結果ＨＯサモソニ・タウケイアホがタッチに出ていて、ノートライ。

前半、ハリケーンズ１２（２Ｔ１Ｃ）－チーフス３（１Ｐ）。
チーフスは、タックルミス多く、ハンドリングも悪い。ハリケーンズは、トライチャンスを２回逃して、圧倒できず。

４２分、ハリケーンズＦＢジョルディ・バレットが、チーフス１１番ＷＴＢショーン・ワイヌイにリフトタックルしてＴＭＯとなるが、タックルされる前にワイヌイがジャンプしていて、何もなし。
４３分、チーフスが、右ゴール前５ｍラインアウトからモール。その後の右中間ゴール前ラックから左展開。ＳＯカレブ・トゥラスクがロングパスを１１番ＷＴＢショーン・ワイヌイにつないで、左スミにトライ。マッケンジーのコンバージョン成功で、１２－１０。

４９分、ハリケーンズが、中央ゴール前７ｍラックから左展開。ＳＯガーデンバチョップ→ロングパスでＨＯダン・コールズが左中間にトライ。バレットのコンバージョン失敗で、１７－１０。
５２分、マッケンジーがＰＧ、１７－１３。

５６分、ハリケーンズが、左ゴール前５ｍラインアウトから右展開。ＳＨペレナラ→ＳＯガーデンバチョップ→キックパスで１４番ＷＴＢコブス・ファンアイクが左中間にトライ。バレットのコンバージョン成功で、２４－１３。
６３分、チーフスが、右ゴール前５ｍラインアウトからモール。２０番ＦＬミッチェル・カーピックが、右中間にトライ。マッケンジーのコンバージョン失敗で、２４－１８。

７２分、ハリケーンズが、中央１８ｍラックから右へ２１番ＳＨジェイミー・ブースが抜け、サポートした２２番ＣＴＢビリー・プロクターが中央にトライ。バレットのコンバージョン成功で、３１－１８。

後半、ハリケーンズ１９（３Ｔ２Ｃ）－チーフス１５（２Ｔ１Ｃ１Ｐ）。合計、ハリケーンズ３１（５Ｔ３Ｃ）－チーフス１８（２Ｔ１Ｃ２Ｐ）。

チーフス、とうとう全敗となってしまった。アオテアロアは厳しい大会だったと痛感する。

ハリケーンズのＭＯＭは、ＦＢジョルディ・バレット。ＦＢとしてのプレー（ハイボール処理）だけでなく、ＳＯ役（パス）やＣＴＢ役（突破）でアタックに大きく貢献していた。

ＦＷでは、ＮＯ．８アーディ・サヴェア。チーフスのサム・ケーンが、好調とは言えないので、オールブラックスの７番はサヴェアになり、キャプテンのケーンは６番になりそう。ＮＯ．８はもちろん、ホスキンス・ソツツ。