はらゆうじ

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主に野球のことを書いてます 息子は大学野球部員/娘は女子硬式野球クラブチーム員/我が子2人を野球好きに育ててきた中での失敗談や良かったことなどのよもやま話を語ります

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  • 僕の野球観

    野球をやる我が子を持つ親として、なにを思い、何を考えるのかを書いたものです。

  • 日々の暮らしから…

    時事的なことなどを、僕の個人的な考えで書いています。

  • 息子の大学野球奮闘記

    大学野球で奮闘する息子の はちゃめちゃ奮闘記を 不定期に書いています

  • 女子野球発展計画企画室

    我が娘が女子硬式野球をやってます。女子野球を心から応援してるオッサンのはちゃめちゃな提案を書いています。

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プレイ・ボール 〜 ボールで遊べ

プロローグ 携帯が鳴った。着信画面に「中本先輩」と表示されている。  「おお。中本先輩、久しぶりだな。」 この3月に定年退職したばかりの先輩だ。 「原ちゃん、久しぶり!」 相変わらず、電話口からでも元気が漏れてきそうなハリのある声が聞こえてきた。 「先輩。ご無沙汰してます。」 「ちょっとさあ。原ちゃんにお願いがあんのよ。」 中本と原川の関係は、中本が在職時の職場での師弟関係とも言える関係だ。原川が会社で係長に昇任して異動したとき、先任の係長としてその係を切り盛りしていたのが中

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    • 身体からのアラートを感じる能力

      僕が野球をやってた頃、時代は昭和。 どこか身体が痛い時、痛いと言うと 根性なし というレッテルを貼られました。 アイツは痛みに弱い、などと言われたりして、逆に、身体が痛いことを隠して、我慢してやる選手は アイツは根性がある 痛みに強い という評価を受け、そういう選手が良い選手なんだという時代でした。 ▼ 痛いと感じることは、能力 そういう時代であり、世の中がそういう風潮だったので、僕は体が痛くても、どこが怪我をしていても、指導者に言い出すことができず、 どうす

      • チームとして決めておく

        僕は野球の指導者ではありませんし、野球の指導をしたこともありませんが、職場では、これまでに何度か小さなグループの責任者みたいなことをやらせてもらったことがあって、その時に考えていたことは、 メンバーにシチュエーションで迷わせない ということです。 何かをお願いしたり、指示をする時に、いろんなことを想定して、具体かつ詳細に、お願いなり指示をするということを考えていました。 ▼ チームとして決めておく 野球でも、僕は、同じことが言えると思っていて、選手があるシチュエーショ

        • 正しく憂うことがまず大事

          備えあれば憂いなし という言葉がありますが、僕は、むしろそれは逆だと思っていて、僕的には 憂いなければ備えなし だと思っています。 ▼ 正しく憂う どういうことかというと、確かに、しっかりとした備えがあれば、憂いはないでしょう。 でも、その、「しっかりとした備え」をするためには、正しい「憂い」がないといけません。 例えば、少し前に大騒ぎとなった 老後2000万円問題 が良い例だと思うのですが、あれって、正しく憂いてないんですよね。 だって、前提がまったく理解されて

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          環境を作るのは親

          僕はそもそも、野球とは楽しいもの、というのが大前提としてあります。 そして、野球界は厳しいということも分かっているつもりです。 ですので僕は、楽しく野球をやっていく過程において厳しい世界に呑み込まれていく、というものだと思っています。 先日、そういう趣旨のツィートをした時に、 自然とそうなるのは良い指導をしているチームだけ というようなリプをいただきまして、その方は現に野球の指導をされてある方で、 親の目線と指導者の目線は違うなぁ と感じました。 ▼ 環境を作るの

          環境を作るのは親

          謎ルールってホント謎だからやめた方がいい

          昨日、野球の娘のスパイクがボロボロになってたので、新しいスパイクを買いに行きました。 彼女が使っているのは、白のスパイクです。 そういえばという感じで思ったのですが、白のスパイクが解禁されたのが5年前の2019年。 それまではずぅーっと、黒のスパイクしかダメだったのが、熱中症対策とかっていう理由で、白もオッケーになったのでした。 5年が経ち、もはや、白が主流となりましたねぇ。 昨日の売り場をみても、圧倒的に白の方が品揃えが多いです。 時代は変わるよなぁ、なんて思うと同時に、な

          謎ルールってホント謎だからやめた方がいい

          親のリサーチってめちゃ大事

          子供の野球ばなれが言われ出して久しいです。 SNSなんかを見てると、 いまだにこんなことやってるの? という少年野球チームのことが投稿されたりしていて、これじゃ子供の野球ばなれは仕方ないよな、なんて思ったりもします。 でも、そういう野球チームばかりではないということも確かで、中には、子供にいかに野球を楽しませるか、ということをしっかりと意識しているチームもあります。 ▼親のリサーチ 僕は、大事なことは 親のリサーチ だと思っています。 学童時代から、親がしっかりリ

          親のリサーチってめちゃ大事

          勝つことがいちばんの薬

          首都リーグが開幕して、今週が2週目となりました。 息子のお世話になってるチームは、先週の開幕週、なんとまさかの連敗。 最悪のスタートとなりました。 しかも2試合とも、延長タイブレークでの負けだったので、ドット疲れる敗戦でしたし、開幕戦は打線は打ったけど投手陣が踏ん張れず、2戦目は投手陣は踏ん張ったけど打線が振るわず、というチグハグな内容でした。 こういう時って、気を付けておかないと、チーム内に不協和音が出てくることがあるんですよね。 戦犯をあげつらうみたいな… ▼ 勝つこと

          勝つことがいちばんの薬

          好き、という感情のエネルギー

          継続は力、と言われます。 本当にそれはそうだと思います。 何事も、続けていれば、そのうちものになるもんです。 でもこの、「続ける」ということの源泉は、「好き」なんだと思います。 好きだから続けられて、続けているから、そのうちものになる。 そういうもんなんだろうなぁと、思います。 ▼ 野球が好き 我が家では、息子と娘が野球をやっていますが、この2人を見てると、好きという感情のエネルギーの大きさをつくづく感じます。 例えば息子は、高校野球では、ほとんどをメンバー外で過ごし、

          好き、という感情のエネルギー

          折尾愛真短大というとんでもないチームがいるんです

          先週末あたりから、全国各地で、大学野球の秋のリーグ戦が始まっています。 息子のお世話になってるチームのリーグも、先週末から始まりました。(2連敗ですが…😅) 九州には、福岡六大学と九州六大学というリーグがあるのですが、その他に、九州地区大学野球連盟に加盟しているチームによるリーグ戦も行われています。 そこは、北部リーグと南部リーグに分かれていて、春の大学選手権には、それぞれのリーグの優勝チームが出場できる枠を持っています。 で、その、北部リーグに、とんでもないチームがいるので

          折尾愛真短大というとんでもないチームがいるんです

          少年野球の盗塁についてさらに思ったこと

          少年野球での盗塁は禁止した方が良いのではないか問題についての僕の考えは、 少年野球でも盗塁はあった方がいい です。 理由は、少年野球も「野球」だからです。 ただ、実力差のあるチームの試合で、盗塁しまくって、盗塁で得点がどんどん入るという状況も、現実としてあるようで、そういうことになると、「禁止」って話もそりゃ出てくるよなぁとも思うわけです。 そう考えるとやっぱり、そんなごちゃごちゃに巻き込まれたくないので、僕的には、 学童野球時代はチームに入らなくてもいいのでは?

          少年野球の盗塁についてさらに思ったこと

          少年野球の盗塁について思ったこと

          先日、SNSで、少年野球の盗塁ってどうなのかな?という記事とか投稿があって、内容としては 力の差があるチーム同士の試合で、四球、盗塁、パッテリーエラーで、どんどん得点が入り、守ってる子供が飽きてしまって、野球なんて楽しくない、という思いになってる現実があるけど、盗塁とか禁止にしたら良いのではないか? という趣旨の記事であり、その記事に対する感想の投稿でした。 少年野球の盗塁とか、バントとかに関しては、これまでにも、様々な議論がされてきてますが、僕は、 野球という競技の

          少年野球の盗塁について思ったこと

          チームの真価が問われる時

          秋のリーグ戦が開幕した首都リーグ。 息子のお世話になってるチームは、今季、 2部優勝、1部復帰 を絶対目標として臨んだのでした。 ▼ 徳俵に足が乗る絶体絶命 春のリーグ戦では、最終戦、勝てば優勝という試合を落とし、3位で終わる悔しい思いをしました。 リーグ戦の前半で落としたタイブレークの試合が、結果として命取りとなりました。 2部リーグは、一回戦総当りなので、ひとつの負けがとても大きく響きます。 だから絶対に、言葉は適切ではないですが、「取りこぼし」があってはいけま

          チームの真価が問われる時

          学生選手として最後のリーグ戦が始まった

          昨日から、首都大学野球の秋のリーグ戦が始まりました。 我が家の息子にとっては、大学での、最後のリーグ戦となります。 1部復帰を置き土産に、大学野球を締めくくる と意気込んで、最後のリーグ戦に臨むはずでした。 ▼ 戦力になれず この秋のリーグ戦。 彼は、チームの戦力となることができないようです。 残念ではありますが、それはそれで、仕方ない。 でも、僕は、応援に行きます。 彼がグランドにいなくても、彼にとって、いえ、僕にとって、我が家にとって、彼の 学生選手としての

          学生選手として最後のリーグ戦が始まった

          一般生で私学強豪に挑戦する時に考えていた基準

          我が家の息子は、高校野球を、県内では一応、「強豪」と言われている私立高校で過ごしました。 当時は、各学年に6人程度の特待だか推薦だか、とにかく学校がスカウトして入ってきた選手がいて、およそその18人がベンチ入りするという状況でした。 彼はそこに、一般生として、普通に受験をして、野球部の扉を叩いたのでした。 学童時代は野球スクールに通っただけ、中学野球も軟式野球部で過ごした彼にとって、それは無謀な挑戦だったのか? 僕は自分なりに基準というものを考えていて、それに照らして、彼

          一般生で私学強豪に挑戦する時に考えていた基準

          それは判断とは言えないよなと思ったこと

          リーダーの役割って様々あると思うけど、ひとつは 決めること だと僕は思っています。 でもそれは、きちんとした考えや理論があって、その結果、決める、ということでないといけないのだと思います。 ▼ それが英断になる ある時、あるチーム内で、ある一つの案件があって、あーでもないこーでもないって、侃侃諤諤やってたことがありました。 もう、事務方レベルではらちがあかない状態になって、リーダーに持ち上がりました。 リーダーは、様々な意見を聞きましたが、それぞれに自分の主張を言い合

          それは判断とは言えないよなと思ったこと