スイミングスクールの売上を上げる!マネジメント集 退会率
こんにちは。運動&栄養コンディショニングコーチのユージです。
今日は久しぶりにスイミングスクールのマネジメント退会率について。
会員数は入会と退会の数で決まります。当たり前ですが、念のため。
では、入会と退会はどちらが予測がたちやすいか? 断然に退会数です。
直接退会数で予測するのではなく、退会率(退会数÷会員数)で考えます。
退会率は大きく変動することはあまりありません。退会率を下げる取組みは色々しないといけませんが、0.01%変われば良い方だと考えた方が良いですね。なので、複数の取組みを組み合わせて数字を変えてみましょう。
話は戻って、退会率=退会数はほぼ確定ラインですので、それ以上もしくは同数の入会を獲得することが事業の継続条件の多くを占めます。
もちろん入会増だけが事業継続の道ではありませんが、このコロナ禍で会員数をリカバリーしていくことは当然各スクールで考えていることだと思います。
でも、未確定な部分が大きすぎますよね。なので、確定ラインの退会率から考えると読みやすいですよということです。
ここで大事なのは、退会率を抑える戦略は、中長期の戦略だということです。
前述したように退会率を抑える取組みをしても0.01%変われば良い方です。でも、いくつも取組みを重ねて0.1%下がると結果は大きく変わります。
退会率2.5%だと
会員数1500名で退会率2.5%=37.5名の退会
退会率2.4%だと
会員数1500名で退会率2.4%=36.0名の退会
1.5名の差があります。入会が退会と同数で推移すると仮定して、年間18名の差がでることになります。
会費が7000円だとすると年間126000円の差です。
違う言い方をすると、退会率0.1%下げると、年間18名の入会増と一緒です。
単純な入会増と違うのは、退会率を下げる方の18名は今後もほぼ確定だということです。
入会18名増にするのは不確定要素が多すぎます。
バケツに水を足しても、そこに穴が開いていたら、水は溜まりません。穴を塞ぐことはできなくても、穴を小さくすることが水を”溜め続ける”のに優先すべきことです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
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