ServiceNowの「パートナー誓約」
キャリアを積んでいく中で、すぐに変貌を遂げる瞬間というのはあるものです。今年のグローバルパートナーエコシステムサミット(GPES)は、私にとってそのような瞬間の一つでした。
私がServiceNowに入社したのは、私たちの共通の顧客のために飛躍的な価値をもたらす活気に満ちたダイナミックなパートナーエコシステムという、大胆な(大胆とも言える)ビジョンがあったからです。今年のイベントで明らかになったことは、私たちはそのビジョンを実現するための道を順調に進んでいるということです。
GPESでは、新しい時代の新しいパートナーエクスペリエンスを発表しました。それは、「親密さ (intimacy)」という一言に集約されます。
親密さといっても、人によってさまざまなので、私たちの定義を説明しましょう。私たちのエコシステムのパートナーになるということは、私たちの企業ビジョンに欠かせない存在になるということです。つまり、私たちが共通の顧客のために新しい市場機会を一緒に創造するとき、パートナー様との関係は平等であるということです。そして最も重要なことは、「すべての人のために世界をより良くする」という共通の目的に向かって、共に歩んでいくことを意味しているのです。
今日から私たちは、次のような方法で、私たちが行うすべてのことに「親密さ」を追求していきます。
プロセスの共有 - かつてないレベルのコラボレーション(協業)と信頼を実現するために、システムとプロセスを根本的に再構築します。
課題の共有 - 私たちは、お客様が抱える共通の課題に対して足並みをそろえ、パートナー様の提供する製品やソリューションを通じて、共同で(解決のために)取り組んでいきます。
機会の共有 - 新しい市場を創造するための最高の機会がどこに存在するかという点で、これまでにないレベルの透明性を提供します。
また、3つ目のGo-to-marketモーションを導入しています。「共創 (co-create)」です。デロイトのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるアシッシュ・ラムチャンドランは、「共創」について、「making vs. taking」とうまく説明してくれました。Co-sell(共同販売)とCo-deliver(共同プロジェクトの実施)は、既存の機会を利用することです。「共創Co-create」は、パートナーとの協力関係を強化し、共通のお客様を深く知ることによって、市場機会を創出することです。
最後に、ビル・マクダーモット自身が「パートナー誓約書」を発表し、「世界をうまくいく」ようにするという私たちのビジョンにパートナーがいかに不可欠であるかを紹介し、私たちのパートナーに対する揺るぎないコミットメントを伝えました。ビル・マクダーモットは、この誓いの言葉をこう締めくくりました。「どの企業にも、一緒に仕事をするのが好きな会社があります。ServiceNowと一緒に働けば、あなたを愛してくれるパートナーがそこにいるのです。」
これこそ、親密な関係を築くための行動です。
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