【分析⑪】天候によって違いはあるのか【堤雄司データ集】

こんにちは。
以前投稿したデータ集の中から自分の気になっている部分、気になった部分を分析してみました。
結論だけ知りたい方は目次からさいごにを選択していただければと思います。
元のデータ集はこちらから↓

はじめに

皆さんはどの天候での試合が好きか、というのはありますか？
僕は雨さえ降っていなければ大丈夫ですが、逆に雨が降っていて良い結果を残せたことはほとんどありません。
しかし人によっては雨が降っている方が足元の摩擦が少なくなって良いということもあるでしょう。
そこで自分自身の天候による記録の違いはあるのかを分析してみました。

本当であれば、気温や風向き、風の強さなんかでも傾向を分析してみたかったのですが、さすがにそこまで調べることは難しかったので、今回は天候に対象を絞っています。
いつか気温や風による違いも調べられたらいいですね。

分析⑪：天気ごとの平均記録

今回は天候を晴れ・曇り・雨の3つに分類し、天候ごとの記録を分析してみました。
記録については価値を平等にするため、mではなくその試合開始までの自己記録（PB）に対する割合を%で表しています。
また記録なし（NM）の試合が1試合含まれていますが、平均記録には反映させていません。

データを見てみると、晴れの場合が95.92%（58試合・NM含む）、曇りの場合が96.28%（36試合）、雨の場合が91.01%（8試合）となっています。
また、晴れのグループと雨のグループおよび曇りのグループと雨のグループの間に有意差が見られました。
（試合数にだいぶ差がありますが）

雨の試合とそれ以外で約5%の差がありました。
5%というとPBが60mの場合3mの差があるということです。
だいぶ差がありますね。

晴れ・曇りの試合と雨の試合では明らかに記録に違いがあると言えるでしょう。

ところで

僕の場合はそこそこターンのところで攻めていく感じの投げなので、高速サークルと言われる場所で雨が降ってしまったりするともう地獄です。おしまいデス。
ただでさえ雨の場合は円盤が濡れてしまうとうまく投げ切ることができないため神経を使うのですが、足元も滑るとなると…。
近年はシューズの検査があるため、雨が降ったからアップシューズで投げるという小細工も使えません。

ただ僕は相当な晴れ男なので最強の雨対策として「晴れさせる」を使っています。
100試合以上出場して雨確率10％切るのは結構低いのではないでしょうか？
日本選手権では毎年のように「明日雨？俺が晴れさせる」「昨日梅雨入りした？関係ないね」と言っては晴れの試合に出場していましたね。
その分やり投げが雨に…。

さいごに

今回の分析の結果、雨の試合になると明らかに記録が下がるということがわかりました。

現状では雨が降った場合、タオルや傘で円盤や手元に雨粒が当たらないようにするくらいしか対策のしようがありません。
なのでこれからも晴れ男として試合の時には雨を降らせないことを頑張っていきたいと思います。てるてる坊主

以上で今回の分析は終わりになります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
分析シリーズは次で最後になります。
といってもグラフにできなかった細々したところなのでさっくりです。
良ければまた読んでいただければと思います。
またね。