【分析④】何月に強いのか【堤雄司データ集】
こんにちは。
以前投稿したデータ集の中から自分の気になっている部分、気になった部分を分析してみました。
結論だけ知りたい方は目次からさいごにを選択していただければと思います。
元のデータ集はこちらから↓
はじめに
今回は「何月に強いのか」というテーマで分析してみました。
僕は北海道札幌市の出身で、父の仕事の都合で小学生時代の大半を北海道の東にある別海町という町で過ごしました。
別海町は真夏でも最高気温が20度を下回ることも多く、まあ要するに寒い気候の町です。
そんな町で育った僕はしっかりと別海町に適応し、天気が良ければ冬の氷点下の町中を半袖で走る少年になりました。
高校時代はインターハイの暑さに耐えられず、毎年いかに暑さ対策をするかに苦心していました。
大学に入っても東京の夏の暑さに耐えられず、陽が落ちるまで木陰でサボ休みまくってましたね。
そんな僕は何月に強いのか。
やはり暑さのない春、秋に強いのか。
それとも意外と夏でも投げれるのか。
気になったので調べた次第であります。
分析④:月ごとの平均記録
集計したデータの中から2月から10月までの9つのデータに分けて、各月の記録の平均をグラフにしました。
グラフを見てみると、2月が98.45%で最も記録が高く、次いで6月、9月が高い結果となりました。
逆に平均記録が最も低かったのは7月(93.00%)で、次いで3月、4月が低い結果でした。
例年、日本選手権が6月に開催され、9月には日本インカレや全日本実業団といったカテゴリごとの重要大会があることから6月と9月の記録が高くなったのだと思います。
毎年この時期に調子がピークに来るように調整していますからね。
2月に関しては2020シーズンに行ったニュージーランド遠征の2試合のみで、東京オリンピック出場のために本来6月頃に持ってくる調子のピークをシーズン初戦に合わせて調整し、また2試合とも結果を残せた(59m76、61m60)ため、この結果になっています。
2020シーズンはこの後3月に自己記録(PB)となる62m59を投げていますし、特殊な調整だった2020シーズン、そしてこの2月の結果に関してはあまり再現性は無いのかなと思います。
7月に関して言うと、社会人になった2014シーズン以降、ほぼ毎年出場している群馬県選手権の結果が非常に悪く、この結果が平均を押し下げていると言えるでしょう。
6月末に日本選手権に出場し、翌週7月初旬の県選手権に出場する流れが多く、疲労困憊で記録が低くなってしまうと言い訳分析します。
さいごに
結果、重要大会の多い6月と9月で記録が高く、ピーキングによる記録の上下が主要因で、季節的な要因はあまり関係ないということがわかりました。
グラフで見ると(2月は除く)思いっきり山が二つできていて、「こういう流れで毎年進んでいるんだな」とわかりますね。
以上で今回の分析を終わります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
またね。
不定期で投稿したりしなかったりします。 気が向いたらまた見に来ていただけると嬉しいです。