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【分析③】シーズンごとの記録の推移【堤雄司データ集】

こんにちは。
以前投稿したデータ集の中から自分の気になっている部分、気になった部分を分析してみました。
結論だけ知りたい方は目次からさいごにを選択していただければと思います。
元のデータ集はこちらから↓

分析③:シーズンごとの記録(m)

今回はシーズンごとに記録がどう変わっていったかを調べてみたいと思います。
今回はサクッと終われそう。

青い線がそのシーズンにおけるシーズンベスト(SB)、オレンジが平均記録になります。
2018シーズンは腰椎椎間板ヘルニアの影響で1試合のみの出場のため、SBと平均が同じになっています。

大学入学後(2008)から概ね順調にシーズンベスト、平均記録共に伸ばしていましたが、社会人になった(2014-)辺りから平均記録に停滞が続き、2018シーズンまでその停滞が続きました。
2015シーズンにはキャリアで初めて自己記録(PB)を超えられずにシーズンを終えるという出来事もありました。
日本記録を更新した2017シーズンも平均記録でみると大学院2年である2013シーズンを下回っています。

しかしながら2019、2020シーズンに平均記録が60m近くまで上昇、その2シーズンでPBも2m近く更新しました。
このグラフでみてもこの2シーズンがキャリアにおける全盛期だったと言えるでしょう。

2021シーズン以降は再び社会人時代初期(2014-2018)の水準に戻り、2022シーズンは怪我をしていた2018シーズンを除けば7シーズンぶりにSBが60mを下回りました。
2022年12月で33歳を迎えますし、どれだけこの水準を維持できるのか、またはV字回復を見せることができるのか。
見物ですね。他人事か。

分析③-1:シーズンごとの平均記録(%)

データを集めた際にPB比(%)も出したので、せっかくだからとこちらの方もグラフ化してみました。

その試合前までのPBを100%とした際の記録を表しています。

学生・大学院生時代(2008-2013)は2011シーズンを除いた5シーズンで平均98%以上と、ほぼ自己記録に近い値をたたき出していますが、社会人になって(2014-)からはそこまでの高水準ではなくなってしまいました。

少しずつ高くなっていくPBに対し、同じだけのクオリティを毎試合発揮できなかったことが原因だと考えられます。
社会人になってからは学生時代と比較して毎シーズンおよそ倍近くの試合に出場していますしね。
学生時代は少ない試合数だからこそ100%その試合に向けて準備していったのに対し、社会人になってからは試合をこなすことで徐々に調子を上げるスタイルに変化していったのも要因のひとつでしょうか。

さいごに

結果、SB、平均記録両方の観点からみて堤雄司の全盛期は2019-2020の2シーズン。
ここからもう一度その頃と同じようなパフォーマンスを発揮できるのか。
やってやるよ。

以上で今回の分析を終わります。
結局文字数変わらんかったな。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
またね。

不定期で投稿したりしなかったりします。 気が向いたらまた見に来ていただけると嬉しいです。