記憶が蘇るキッカケはいつも突然訪れる
こんにちは、平井 (@yuji87) です。
先週末に『天気の子』を観てきました。その日のことをnoteに残しておきたいと思ったので書いておきます。
.
当日の朝、Webで座席の埋まり具合を確認すると、最後尾は綺麗に二組ずつ一席空きで埋まっていた。『ここは鴨川か、、、』とか思いながら、最後尾の空いている席を予約した。
その日は天気が微妙だったので、ビニール傘を持って行った。映画が始まるまで、近くのロッテリアで記事の修正をしながら、レモンティーを1時間かけてゆっくり飲んでゆく。
紙コップの周りに付き出した結露水を眺めながら、もう夏なんだなとペンを持つ手を止めて眺めていた。上映時間が近づいてきたので、水滴の上から紙コップを握りしめ残りのレモンティーをすべて口の中に流し込んだ。
机に掛けていたビニール傘を手に取り、紙コップを捨てて映画館に向かった。
QRコードを発券機にかざして入場券を手にしながら思う。(入場口に機械を設置すれば、わざわざ発券する必要もなくなるのに。)
劇場内に入り席に着く。少しするとボクの両側の席が埋まった。右隣はおばちゃん。左隣は男の子だった。
場内を見渡してもカップルで来ている人はほとんどいなかった。朝一だったからかなと、1人納得して上映開始まで周囲を見ていた。
そこで良く見かけたのが、映画の半券をInstagramのストーリーズに投稿している学生たち。QRコードはシェアできないけど、半券はシェアできる。映画観の半券をなくすためには、半券の代わりになるものが必要とメモした。
映画はあっという間に終わった。
小説を先に読んでいたからストーリーは把握していたし、小説どおりに進んでいった。
ボクが天気の子を観に行ったのは、新海誠の映像が好きだからだ。
街、自然、人、室内、すべてのシーンがとても美しかった。
そして観終わったときに思い出した風景がある。
2年前の初日の出
早朝から外に出るくらいなら寝てたいという妻をなんとか説得して一緒に観った。
光に照らされる大阪の風景は、今まで見てきた大阪ではなかった。ずっとこのままこの景色を眺めていたい。
そんなことを考えていたら、『そろそろ帰ろっか』と声を掛けられ、そのまま新年の挨拶のために和歌山へ向かった。
それ以来、子どもが生まれたこともあって初日の出を観ることはできていない。でも、あと2年もすれば家族でこの日と同じ場所で初日の出を眺めていると思う。
.
天気の子がキッカケで記憶の隅に置いてあった風景が蘇る。同じような経験をした人もいるのではないでしょうか?
写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!