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2024/02/24(土) 自転車でチョンチョン走りした日

晩御飯は、かっぱ寿司のお持ち帰りにした。もちろん、受け取りはボクの任務だ。オンラインで決済まで終わっているから、予約した時間に行って受け取って帰ってくるという、小学生でもできるような簡単な仕事だと思われる人も多いかもしれない。こんな風に書くんだから、「何か難しいことがあるの?」と思われた方もいるはずです。ボクは車に乗らないので、移動は徒歩か、自転車か、公共交通機関であり、かっぱ寿司は自転車で10分くらいの場所にあるから、雨の日以外は自転車を選択します。自転車屋さんにある普通の自転車なので、坂道を楽々登れる機械とか、発電不要なライトなんてありません。坂道は立ち漕ぎで勢いで登っているし、筋トレだと思って夕方以降はウィンウィン音を出しながら足を鍛えています。高校時代から、坂道を自転車で駆け上る訓練はしてきたので、卒業してから20年くらい経ったけど、今も全力で坂道と勝負しています。たまに、ボクの右側を優雅に追い越していくセレブもいる。「楽ちんだろうな」と思うけど、「足鍛えなきゃ老後に歩くの辛くなりますよ!」とテレパシーを送っている。あっという間に坂の向こう側へ消えてしまうから、ボクのテレパシーはいつも雲の向こう側へ消えてしまう。いつか宇宙人が受信して、「わたしたちの星は、重力が地球の100倍だから心配不要です」と返信が届けば良いなと思う。

脱線しすぎたので話を戻します。かっぱ寿司を自転車でお持ち帰りすると、歩道と車道の間の段差で、お寿司を入れたケースがひっくり返ろうとするんです。量を頼めば幕の内弁当くらいの大きなケースに入れてくれるけど、炙りサーモン3皿くらいだけだと、節分の巻き寿司一本が入るくらいのケースに入っているから、段差で自転車が跳ねるとお寿司がケースごと、ひっくり返るんです。寒いから極力早く漕ぎたいけど、段差手前では減速、ボクは足でチョンチョンしながら段差を乗り越えてます。それくらいしないとダメなんです。食べ物は大切にしなきゃいけないから。小学生にこのテクニックが使えるのか知りませんが、交差点で右左折してくる車を気にしながら、チョンチョン走りをすると、運転手さんからすると「何でチョンチョン走りなん?」と思われる可能性があるから、それを考えてしまうボクはそれに耐える精神力が必要です。「すみません、すみません、お寿司がひっくり返っちゃうのでチョンチョン走りしてるんです。」と呪文のように唱えても、運転手さんには届かない。頭の上に吹き出しで表示できたらどれだけ気持ちが楽になるだろうか。

考えてることは、伝えなきゃ伝わらない。だけど、伝える必要のないこともある。チョンチョン走りを駆使して無事に駐輪場まで着きましたが、駐輪場で前カゴからお寿司が入っている袋を出すときに、縦に積まれた3つのケースがバランスを崩し前方に転けました。幸い、ネタはシャリから落ちなかったので、何もなかったことにして元に戻しました。今頃美味しく頂戴したボクの胃のなかでぐちゃぐちゃに消化されていることでしょう。食事は見た目も本当に大事だよね。

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