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好きな写真について #5

こんにちは、平井です。同じテーマでnoteを書き始めて5日目。明日で仕事納め。通勤電車は少しずつ空席が目立つようになりました。席が空いてても、座らないこともある。立って本を読みたい日もありますよね。ざわざわして集中できないときは耳栓をつけるし、夜更かしして眠い時は早く席を立ちそうな人の側で待つこともあります。毎日同じように電車で振る舞えたら何も考えなくていいから楽なんだろうけど、日常のローテーションは思考停止だと思っているので、極力同じ日を過ごさないように意識しています。飽き性のボクが同じテーマでnoteを5日も書けるのも、こうして冒頭を工夫しているからです。冒頭なんて、「○日目」だけ更新すればテンプレで十分なのに、そこに注力するのがボクなんだと思います。

今日もBGMはショパン。歌詞のある音楽だと、言葉に思考が奪われてしまうので、文章を書くときに聴く音楽はインストがほとんどだ。言葉を探したいときは、昨日も少し触れたけど宇多田ヒカルを聴くことが多い。試しにBGMを変えてみたい。ランダム再生でFirst Loveが流れてきた。たぶん、98年くらいだったから、ボクが小6の頃だ。97年にGLAYのHOWEVERに出会ってから音楽が好きになった。週末は親にお願いしてTSUTAYAやCDショップに連れて行ってもらい、CDをレンタルしたり買ってもらったりしていた。友だちが少なかったし、1人で過ごすことに慣れてしまったボクは、音楽が友だちといっても過言ではない小学校〜高校時代を過ごしていた。ゲームにも興味がなかったし帰宅部だったから、宿題を終わらせたら、音楽を聴くか、小説や漫画を読むか、ドラマを見て過ごしていた。将来の夢なんてものもなかった。父が機械をいじるのが得意で、小さい頃から作業しているところを側で見ていたから、ボクも大人になったら同じような仕事をするだろうとぼんやりと思い描いていた。結果的にボクは今、設計の仕事をしている訳だから、子どもの頃に予想していた未来を歩んでいる。

高校から大学までずっと理系だったけど、ボクは国語や地歴公民の方が好きだ。物理を仕事にしているけど物理が嫌いだ。可能なら物理を扱わない仕事がしたい。だけどモノづくりは好きだ。体力に自信がないから現場作業はできない。文学の研究者になりたい。過ごせるなら、ずっと本を読んで過ごしたい。本のタワーを部屋中につくって、それらに囲まれながら過ごせたら幸せだろう。実際、ボクの机の上には本が溢れかえっている。在宅勤務になったときの補助金で幅150cmくらいの大きな机を買ったが、パソコンとモニター以外のスペースは30冊くらいの本と筆記用具が占めている。お片付けの本で理想とされるような、何もない状態からは程遠い。ほとんどの人が見たら、どこにどの本があるか分かるの?と思われるだろう。不思議なことに、どこにどの本があるか分かるのである。本当に不思議だ。

「好きだから、どこにいてもあなたの存在を感じるの。」

街を歩いていると、まるで導かれたかのように、ボクが好きな雰囲気の場所にたどり着くことがある。きっとボクの第6感がその存在を感じ取っているのだろう。そこで写真を撮れば、好きな写真が撮れる。単純だ。


写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!