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好きな写真について

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好きな写真とは? その問いに対して、自問自答しながら考えているnoteです。
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#コラム

好きな写真について #24

昨年、12月23日から「好きな写真について」というタイトルでnoteを書いてきた。不定期更新ではあるが、これで24本目。毎日note更新の合間に、写真について感じたことを残したいと思ったときに書くことが多い。写真を撮ったり、見たりした後に、考える時間を確保できたとき、なんとなく残しておこうと思うと、前回の記事を検索し末尾の番号を打つ。ちなみに前回を振り返ってみると、「いままで気にしたことのなかった存在に気付いた写真」が好きだと書いてある。 街は生き物だから当然だろと思うけれ

好きな写真について #18

前回から1ヶ月以上も間が空いてしまった。 好きな写真について考えなかったわけではない。何度か書こうとしたが、途中から話が逸れて、タイトルを変更してしまったものがいくつかある。だから、今日は強い意志をもって書き終えたい。先に目次を書けば、話が逸れる心配もないのでそうする。どんな内容を書くか決めてないのに、目次を決めることがどれだけ馬鹿げたことかは実際に取り組んでもらえると分かりやすいと思う。まず、目次になりそうな言葉が出てこない。それでも何か書けば、それをキッカケに思考をスタ

好きな写真について #19

もう何度目になるだろう。iPhoneからツイッターのアプリを削除しました。スクリーンタイムを確認すると、SNSに費やしている時間はInstagramとFacebookを合わせて10分。自分でも驚いてしまうほどの変化でした。Facebookはキングコング西野さんの記事を毎日読みたいので、アプリがiPhoneから消えることは考えられません。彼のように人生をエンタメに全振りする生き方は真似できないから、追体験したい気持ちが表れているのです。 iPhoneに触れる時間は減りましたが

好きな写真について #20

記録したいと思って撮った写真のほとんどは見返すことなく眠っている。気まぐれでデータを漁ってみると、好きだなと思った写真があったので紹介しようと思う。

好きな写真について #21

街ですれ違ったおじさんのスマホに入っている写真だけを使って、写真集をつくったとしても成立するはずなのに、写真集をつくるために写真を撮っている自分に気付いたとき、自分がちっぽけに感じた。自由に撮ればいいと思うんだけど、自由って何だ?とか考えてた頃。素敵だと感じた街や人や食事を写し、写真を見てくれた人にそれらと出会うキッカケを提供することによって、自分の存在価値を求めようとしていた。「教えてもらった場所に行ってきたよ」という言葉をもらえると今でも嬉しいし、「こんな場所見つけたよ」

好きな写真について #23

今日も街で写真を撮る気になれなかった。梅田に行ったとき、雲ひとつない青い空と、街の風景が綺麗だった。立ち止まると、ボクの周りの空気が停滞して熱を保ちそうで、歩きながら風を感じ快適に過ごすことを優先した。思い出そうとしても、じっくり見た風景ではないから、横断報道を人が渡っていたかすら思い出せない。熱い思いをしてでも撮りたいと思える風景とは、どこで出会えるのだろう。数年前のボクに聞けば、ひたすら歩けと言われそうだ。 たまたま出会った良いなと感じた風景を撮るなら、歩くしかない。あ

好きな写真について #17

「これだ!」という答えが見つかったわけではない。20日も好きな写真についてnoteを書けていなかったが、公開できていなかっただけで何度か考えをまとめようとした。だけどできなかった。それらは下書きとして、中途半端に残っている。読もうとも思わないから、このまま無かったものとして処理する。そこにこのテーマに関する納得できる答えが書かれていたとしても、ボクがそれを答えではないと判断して眠らせた。noteを寝かせるのは、ちゃんと構成を考えて書こうと思うときだけで、隙間時間で書く文章にボ

好きな写真について #16

このテーマで書き始めてから1ヶ月が過ぎました。じぶんにとって、好きな写真が何なのか掴めそうになるときもあるけど、気分なんて日によって変わるから、どんな状態でも好きな写真だと言い切れる価値観にはまだ出会えていません。それが目的ではないから良いんだけど、結論が出せないテーマについて書いていると、好きな写真について考えることは、人生について考えていることと同じではないかと思える瞬間もあります。たとえば、#1では蝉の生き様を見ていれば、その蝉の死骸の写真は好きな写真になりうると書かれ

1/17 好きな写真について#15

もう同じテーマでは書けないと思ったとき、それでも書き始めると何か書けてしまう。これがnoteの魅力なのか、ボクの経験によるものかは分からない。日々、好きな写真について考えていても余程のキッカケがない限り真新しい発見は得られないし、今まで誰も到達していない結論が導き出せるとは思っていない。では、なぜ書くのか。 noteのアプリを立ち上げるたびに、更新情報やおすすめが表示される。皆、何を思い、なぜ書いているのだろうか。知る由もないが、もしかしたら戦力的に書いている人の方が少ない

1/13 好きな写真について #14

気持ちが落ち着く場所。たくさん歩いてやっと出会えた小さなカフェ。ここなら1人で誰にも邪魔されず、読みたい本がゆっくり読める。ホットケーキが焼きあがるまでの間、読みかけの小説を読み、出してくれた白湯を飲む。白湯ってこんなに美味しかったっけ? もうそれだけでボクは満たされていた。平日はお客さんも少なく、帰ろうとすると、お店の人が『まだゆっくりされて良いんですよ』と声を掛けてくれた。ボクは席を立ってしまっていたから、『ちょうど読み終えたのでまた来ます』と言った後、料理の感想を伝えて

1/11 好きな写真について #13

前回までの同タイトルのnoteを読み返すことがないので、そろそろ同じ内容を書いてしまいそうでドキドキしている平井です。はじめに、ボクの夢の1つを紹介します。 ニューヨークへ写真家として招待され、そこで写真を気に入ってくれたおじさんに、『1年間、私のために君が見た風景を撮ってくれないか? 必要なものは、何でも私がサポートする。撮ってもらった写真も、3年後には公開してもらって構わない。お金が増え過ぎて使い方に困ってしまったんだ。どうだろう? 君が撮ったなんでもない風景が、私の記

1/8 好きな写真について #12

1日のほとんどの時間を写真について考えていることがある。朝日に気付き写真を撮る。朝ごはんを撮る。顔を洗ったら写真を撮る。寝癖で鬼太郎のように髪がピーンとなっていても気にしない。机の上に積んでいる本を眺めながら、なかなか減らないなーと写真を撮る。ページをめくると、『追いかけてた頃のほうが幸せだった』という言葉を見つけたから写真を撮る。こんな具合で休みの日は、iPhoneの充電がすぐに減っていく。撮っても見ないのにどうして撮るのだろう。こうしてnoteで触れられたので撮った意味は

1/7 好きな写真について #11

CESで展示されている製品の情報を調べていると、Sustainableを意識したものがやはり多い。Samsung × patagoniaのグリーン洗濯機、Panasonicの貴金属リサイクル電池など、共同開発や技術を発展させるなど、メーカーの強みを活かしながら、社会課題を解決しようとしている製品に好感がもてる。もちろん損益の生々しい話は中で議論されているんだろうけど、勝手なイメージで恐縮ではあるが、マネタイズのポイントは結構先に置いているような気がする。2050年カーボンニュ

1/2 好きな写真について #9

こんにちは、平井です。 iPhoneで撮って、iPhoneでnoteを書くスタイルが楽なことに気付きました。写真を撮るときは、iPhoneデフォルトのカメラアプリで撮ってから、Dazzに入れて日付を付けています。 手数は増えてしまうけど、Dazzのカメラアプリで直接撮っていて、加工前の写真が欲しくなることがこれまでに何度かあったんです。フィルムもスキャンすれば、色の調整ができますよね。それと同じような感覚です。カメラ屋さんからもらったスキャン後のデータしかないと、雰囲気を