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トレーニング熱心な人、必須の3つの調整

トレーニング熱心な人必須の3つの調整というお話をしていこうと思う。

最近、筋トレをがんばっていたり、ジョギング、毎日必ず有酸素運動を行っていたり…。トレーニングの頻度が上がっている人、特に筋トレでは強度も上がっている人に関しては、無意識に体の感覚や重心、サイズそのものが変わってきているということがある。

この変化に敏感に気づく人というのはなかなかいないものだ。そこで私が提案したいことが、

「服のサイズ」
「枕」
「インソール(足底板)」

この3つの調整をしてみてはどうか、ということだ。


1.服のサイズ

1つめの「服」に関しては、自覚があるのではないだろうか。トレーニングウェアだけではなく、Tシャツなどの体のラインが分かるものは、当然小さく感じるもの。特に肩まわりなどは顕著に感じやすいはずだ。

ズボンであればお尻の辺りがキツくなりがち。今までウエストがキツかったりはあっても、太ももだったりお尻でキツいってことはなかったかもしれない。実はものすごく価値のある変化なのだが、ワンサイズ大きいものを買わなければいけなくなったりするだろう。

夏の薄着の時のTシャツなどはサイズ感が難しい。あまりサイズがピチピチすぎてもちょっとみっともないし、かといって、大きければいいというものでもないからだ。それでも、ジャストサイズを着るということはモチベーションアップにもつながる。

自分が今、本当にそのサイズが適しているのかどうかというのを確認して、ワンサイズ大きいものなどを試着したりしながら、新しく購入することを試してみて欲しい。


2.枕

次は「枕」だ。枕も細かく調整できるものが理想だが、枕そのものの高さや硬さをちょっと変えてみるということでも、まずは充分だ。

私の場合、「じぶんまくら」といって自分に合った枕を作ってもらって、微調整ができるようにしている。筋肉がつくことで、眠る時の頭の高さ、特に横向きで寝る時の高さは、けっこう変化するからだ。

肩まわりがついてきたり背筋がついてくることで、枕が高く感じたりとか、逆にすごく落ちているように感じて、首が疲れたりということは珍しくない。

できればまめにチェックをしておきたい。微調整が効く枕であれば、3ヶ月から半年ぐらいおきに、買い物に行ったついでなどで枕やさんに調整してもらう。調整できないよという方は少し高さや硬さが違う枕をもう一つ用意するというのもいいだろう。

3.足底板(インソール)

 最後は「足底板」だ。少しマニアックに感じるかもしれない。それでも、足底板を入れていないという方に関しては、これからトレーニングを始めたのであれば、本格的に始めたんだったらなおさら、インソールを入れた方がいいですよ、とおすすめしたい。

今すでに足底板を使ってる方に関していえば、重心バランスというのは微妙に変化していくものだ。

例えば、ランニングの量が月に急に150キロ~200キロぐらいになる、今まで週1がせいぜいだった筋トレを週に2~3回行うようになる。

こういった変化が起きると、アーチが潰れやすくなっていたり、重心が外側に逃げやすくなったりしているものなので、この段階で必ず足底板の調整もした方がいい。

今まで全く足底板を使ってないよという人であっても、トレーニングに慣れてくれば慣れてくるほど底が硬いものの方が安全になってくる。ちょっと足底板を作ってみようかなという人は簡易なものでもいいので、まずは試してみてほしい。


体が大きくなる、重くなることと怪我をしやすい?

 一般的に体が大きくなったり太くなったりすると、体重が重くなったりすると怪我しやすくなると言われる。もちろん、そういう側面もあるがイコールではない。

自分の体の質量変化、筋肉量の比率の変化、可動域の変化。微妙に変わっていることに気づかずに「今までと同じ体の使い方をしていること自体」が、怪我のリスクを高くしている部分が大きいのだ。

今までよりも負担が大きくなってしまうというのが、実際の怪我のしやすい一番の原因だと私は思っている。

例えば、私は163cmの低身長かつ胴長短足だ。自分の体つきだとして、小回りの利くチャキチャキっと動くのは得意な小型車みたいなものだと捉えたとき、トレーニングに励み、質量が大きくなり筋肉量で体重が増えたとする。体も大きくなり、強く動かせるようになることで、自分の体が小型だけどSUVみたいになったとしよう。

今までよりもエンジン量が増えていたり、一気に力が出せるパワーが上がっている。しかし、その時に今までの小型車のような運転の仕方、自分の体の使い方をしていくと、止まり方やコーナリングは、今までよりも力が出てる分だけ負担が掛かるのは、想像に難くないだろう。

SUVになったらなったなりのドライビングテクニック、自分の体の使い方をやはりうまく適用させていく必要があるわけだ。体を慣らしていくためには、こういった微調整、服であったり、枕であったり、足底板であったりといった調整をしながら、自分の今の体に慣らしていくという時間は必ず必要になってくると思っておいたほうがいい。

こういった知恵なしでは、トレーニングすればするほど、熱心にやればやるほど、怪我をしやすくなってしまったり、パフォーマンスとして芳しくないと言われてしまったりするかもしれない。それではあまりも悔しいのではないだろうか。


まとめ

 トレーニング熱心な人必須の3つの調整ということで「服のサイズを変えてみましょう」「枕を気にしてみましょう」「足底板の調整をしましょう」といった提案をしてみた。

こだわり出すと、マウスピースやコンプレッションウェアなどにもこだわりたくなるかもしれない。今回は私がまずやった方がいいな、と思う3つのことから紹介してみた。ぜひ試してみて欲しい。

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